ドジャースの球場で没収されかけた『日本のアイテム』 使い方を説明したら、スタッフが笑顔になったわけ
公開: 更新:

撮影:grape編集部

外国人が日本の『業務スーパー』に訪れた結果…? 「これが日本中にあるのか」「アメリカにも必要だ!」この記事では、外国人から見た日本のスーパーの魅力を紹介しています。

イギリスから帰国する夫に「お土産なんでもいいよ」と言った結果→買ってきたのが…「センスがユニークすぎて笑っちゃう」ある日、長瀬ほのか(@nagase_h)さんは、イギリスから帰国した夫からお土産をもらったそうです。
ファンの熱が年々高まり、総観客動員数が増加傾向にあるメジャーリーグベースボール(MLB)。
2025年のシーズンも、日本人選手の活躍が光り、多くの日本人が球場に足を運んだようです。
特に、2024年にワールドシリーズを制した『ロサンゼルス・ドジャース(以下、ドジャース)』は、大谷翔平選手、山本由伸投手、佐々木朗希投手の活躍を見ようと、連日多くの日本人ファンが球場を訪れました。
熱心なドジャースファンである筆者も、実際に球場で試合を観戦する機会に恵まれたのですが、まさかの出来事が…!
球場で没収されかけた日本のアイテムとは?
同年8月某日、アメリカのカリフォルニア州にあるドジャースの本拠地『ドジャー・スタジアム』を訪れた時のことです。
その日はデーゲームでかなり気温が高かったため、冷たい水やタオルなど、暑さ対策のグッズを持参していました。
すると、入場ゲートでのセキュリティチェック中、私の荷物を確認していた男性スタッフがこう言ったのです。
「これはサイン(看板)だから持ち込めません」
スタッフが手にしていたのは…うちわ!
『ドジャー・スタジアム』は、選手の名前やメッセージが書かれたボードやバナーなどの応援グッズの持ち込みが禁止されています。
スタッフは、『祭』と書かれたうちわを見て、応援グッズだと勘違いしたようです。
うちわ自体を知らず、『祭』の文字の意味も分からなかったのでしょう。
撮影:grape編集部
そこで筆者は、うちわの用途を説明しようと、「こうやって使うんです。涼しくなりますよ」とスタッフの顔を軽くあおいでみせました。
さらに「『祭』は日本語で『フェスティバル』という意味なんです」と伝えると、スタッフは笑顔で「OK」と言い、うちわの持ち込みを許可してくれました!
撮影:grape編集部
確かに、アイドルのコンサートなどで名前や顔が描かれたうちわで応援する光景もあるので、うちわが応援グッズに見えたのも無理はないかもしれません。
この話を友人たちにすると、「え、そんなことあるの?」と驚きつつ、「念のため、無地のうちわのほうが安全かもね」とアドバイスされました。
実は筆者は、このうちわを過去に何度も『ドジャー・スタジアム』に持ち込んでいましたが、これまで問題になったことはありません。
「セキュリティチェックのスタッフによって、対応が異なることもあるんだな」と実感した出来事でした。
[文・構成/grape編集部]