誹謗中傷を受けた青柳晃洋 阪神タイガースの声明に「素晴らしい対応」「賛同します!」
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【訃報】ジェームス三木さんが逝去 『独眼竜政宗』の脚本手がける2025年6月19日、脚本家のジェームス三木さんが亡くなったことが分かりました。91歳。連続テレビ小説『澪つくし』や、大河ドラマ『独眼竜政宗』『八代将軍 吉宗』(いずれもNHK)など、数々のヒット作品を手掛けました。
インターネットの発達によって、世界中の人と気軽にコンタクトを取れるようになった現代社会。
便利である一方で、その手軽さゆえに、他人の心を傷付けるハードルも下がってしまいました。
日本だけでなく、インターネットが発達した多くの国で、言葉によって他者を傷付ける誹謗中傷行為が問題視されています。
阪神タイガースの『誹謗中傷への声明』に称賛の声
プロ野球球団である『阪神タイガース』は、2022年8月25日にTwitterで声明を発表しました。
普段は画像や動画を交えながら、試合の情報共有やイベントの告知などを行っている、同球団のTwitterアカウント。
しかしこの日に投稿されたのは、選手の心身を守ることを目的とした、真剣なメッセージでした。
同月23日、同球団に所属する投手の青柳晃洋選手が、誹謗中傷の被害を受けていることを自身のInstagramで明かしました。
青柳選手はストーリーズ機能を使った投稿で、実際に寄せられた外見に対する中傷や、脅迫といえるメッセージを公開。
数々の誹謗中傷行為に対し、「多々あるので自分は気にしていないが、『多々』あってはいけない」「やはり気分がいいものではない」とつづりました。
悲しいことに、知名度の高い人ほど多くの誹謗中傷メッセージによる被害を受けるといわれています。きっと、青柳選手以外にも被害者は存在するのでしょう。
時には、言葉のナイフによって命を奪ってしまう誹謗中傷行為。選手を守るために、『阪神タイガース』はこうして声明を出したと考えられます。
声明は拡散され、誹謗中傷と戦う意思を表明した球団に対し、ファン以外からも称賛する声が上がりました。
・素晴らしい対応。こういうのは、ほかの球団もどんどんやるべき。
・声明に賛同します!度がすぎるものは積極的に取り締まってほしい。
・球団が動いてくれてよかった!抑止力になるといいな…。
侮辱罪の厳罰化や、プロバイダ責任制限法の見直しが進み、被害者が泣き寝入りをしないよう社会が少しずつ変化しています。
インターネットは匿名ではありません。1人でも言葉で傷付けられる人が減り、加害者が正しく罰せられる社会になることを祈るばかりです。
[文・構成/grape編集部]