カメムシの時期と大量発生の原因とは? 網戸の隙間チェックなどすぐにできる対策
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洗濯物を干そうとした瞬間や、ふとお部屋の壁を見た時にカメムシを見かけると、思わずぎょっとしてしまいますよね。
カメムシを安全に追い払う方法や、室内に入ってこないようにする対策に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
本記事ではすぐに試せる防虫対策や対処法について解説します。
カメムシの大量発生ピークはいつ?
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カメムシは種類によって活動時期が異なりますが、住宅周辺で見かける機会が増えるのは秋です。越冬場所を探して秋に移動するため、家の周辺でも見かけることが増えるのだとか。
特に外壁や窓、ベランダなどに集まることがあります。洗濯物にカメムシが付着していることもあるので、室内に持ち込まないよう、気をつけたい時期です。
大量発生する年・しない年の違いとは?
カメムシの大量発生には気温だけでなく、スギやヒノキの球果の量も関係していると考えられています。
特に、住宅地でよく見られる種類のなかには、スギやヒノキの球果をエサとするものがいるのだとか。夏にエサが豊富にあると個体数が増え、秋の発生量にも影響するようです。
気象条件や地域によっても発生状況は異なるため、「猛暑だったから必ず大量発生する」とは限りません。自治体などが発表する病害虫の発生情報も参考にしましょう。
カメムシが家に引き寄せられる3つの原因
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カメムシが家の周辺に集まる主な理由は『光』と『熱』といわれています。具体的な3つの原因を見ていきましょう。
1.夜間の『室内の明かり』
カメムシには光に反応する性質があり、夜間に窓から漏れる明かりに引き寄せられて、窓の周辺に飛んでくることがあります。
夜に外の風を入れるために窓を開ける場合は、網戸をきちんと閉めておきましょう。
2.洗濯物や外壁の『色』
カメムシは、白など明るい色の洗濯物に付着することがあります。カメムシが多い時期は、洗濯物を取り込む前に表面や裏側を軽く確認すると安心です。
また、外壁やベランダなど、日当たりのよい場所に止まっていることもあります。窓を開けている間に部屋へ侵入しないように注意しましょう。
3.ミリ単位の『建物・網戸の隙間』
カメムシは体が平たい種類も多く、小さな隙間から暖かさを求めて建物内へ侵入します。種類によっては、2mm程度の隙間から侵入することもあるのだとか。
窓やサッシだけでなく、換気口や外壁との隙間なども確認しておくと安心です。
今すぐできる!侵入防止対策
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カメムシ対策では、殺虫剤や忌避剤を使う方法だけでなく、侵入経路を塞ぐ方法があります。
網戸の隙間対策
引き違い窓は、室内から見た時に網戸を右側に寄せ、右側の窓を開ける使い方を心がけましょう。この開け方なら、網戸と左側の窓のフレームが重なり、カメムシが入り込む隙間を防ぎやすくなります。
網戸を閉めていて、入れる隙間が見当たらないのに入ってくる場合は、網戸の位置だけでなく、網の破れやサッシの隙間、サッシに付いた毛状の『モヘア』などの劣化も確認しましょう。
隙間が見つかった場合は、隙間テープなどで補修する方法もあります。ただし、窓の開閉に支障が出ないよう、貼りつける場所を確認してから使ってください。
ドレンホースからの室内侵入を防ぐ防虫キャップ
エアコンのドレンホースは、屋外と室内をつなぐ経路の1つです。
ドレンホースの先端に専用の防虫キャップを取りつけることで、カメムシなどの虫が入り込みにくくする方法があります。
ただし、ドレンホースを完全にふさいでしまうと排水ができなくなるため、専用品を正しく取りつけることが大切です。
部屋に入ってきた時の対処方法
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カメムシを見つけても慌てて叩いたり、追い払ったりするのは避けましょう。特にやってはいけないNG行動は以下の3つです。
叩いたり、掃除機で吸ったりなどの刺激を与えると、臭いのある分泌液が出て周囲に広がることがあるため、避けましょう。
素手で触るのも、分泌液が皮膚について炎症を起こす場合があるため、注意が必要です。
早く対処したい時は、状況に合わせて次の2つの方法を試してみてください。
ペットボトルでつくる『即席捕獲器』
カメムシがカーテンレールなど、部屋の高い位置にいる場合は、ペットボトルを使った捕獲器で対処できるかもしれません。
作り方は以下のとおりです。
でき上がった漏斗状の捕獲器を、カメムシがいる場所の下からそっと近づけましょう。
カメムシは逃げる時に『下に落ちる習性』があるのだとか。これを利用して、カメムシを刺激しないように捕獲器の中へ誘導します。
捕獲後は、臭いが漏れないよう容器の口をふさいで処分しましょう。作業中にカメムシを強く刺激しないことがポイントです。
もし、捕獲後に動かれるのが怖い場合は、捕獲前にペットボトルの底から1~2cmほどまで食器用洗剤を入れておく方法もあります。液体に落ちたカメムシが逃げにくくなるでしょう。
低い位置や壁にいる時は『紙コップ+ハガキ』
即席捕獲器を使えない場所にカメムシが止まっている時は、紙コップとハガキを使って外へ逃がす方法もあります。
まず、カメムシを刺激しないように上から紙コップをそっとかぶせます。次に、壁と紙コップの間へハガキなどの厚紙をゆっくり差し込みましょう。
厚紙でふたをしたら、そのまま屋外へ運んで逃がします。カメムシを強く押したり、急に動かしたりせず、そっと行うことが大切です。
外へ逃がす際は、窓や網戸を閉めるなど、再び室内に入ってこないように気をつけましょう。
万が一、手や衣類に臭いがついてしまった時の対処法
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カメムシの臭いが衣類や皮膚についてしまった場合は、できるだけ早めに対処しましょう。
皮膚についたら、食器用洗剤で洗う
カメムシの分泌液が皮膚についてしまった場合は、すぐに食器用洗剤などで洗い流しましょう。カメムシの臭い成分は油に溶けやすいといわれています。油汚れになじむ界面活性剤を含む食器用洗剤で洗うと落ちやすいでしょう。
ただし、食器用洗剤は洗浄力が高いため、手荒れに注意してしっかり洗い流し、使用後は肌を保湿しましょう。
肌に赤みや痛みなどの異常が出た場合は、すぐに医療機関に相談してください。
衣類についたら『つけ置き洗濯』と『熱』で落とす
衣類に臭いがついてしまった場合も、界面活性剤を含む洗剤を使って落としましょう。
バケツや洗面器にぬるま湯を入れ、洗剤を溶かしてから、臭いがついた衣類をつけ置きします。その後、通常どおり洗濯しましょう。
それでも臭いが残る場合は、カメムシの臭い成分には揮発性があるといわれているため、ドライヤーやアイロンなどで熱を加える方法もあります。
浸け置きしたり熱を加えたりする場合は、衣類が傷まないかどうか、事前に洗濯表示を確認してから行いましょう。
早めの対策でカメムシに悩まない秋を
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カメムシ対策の第一歩は、侵入しにくい環境を作ることです。
カメムシが増える時期は、窓や洗濯物など身近な場所から侵入する機会も増えます。気になる場合は、洗濯物の室内干しを取り入れるのもよいでしょう。
万が一、室内に入ってきてしまった場合は、カメムシを刺激しないように対処しましょう。子供やペットがいる家庭で、できるだけ薬剤を使いたくない場合は、本記事で紹介した方法も試してみてくださいね。
できることから始めて、快適な秋を過ごしましょう。
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[文・構成/grape編集部]