「ずっと一緒にいるよ」今は亡き飼い主の墓に、1年間通い続けた猫
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。
ある日、インドネシア中部ジャワ州のとある街を歩いていたケリーさん。お墓の横を通りかかった際に、猫の鳴き声が耳に入りました。
気になって近付いてみると、そこには墓の上で鳴き声を上げている猫の姿があったのです。
飼い主のお墓に1年間通い続けた猫
捨てられてしまったのかと思い、ケリーさんは猫を家で保護することに。しかし猫は、毎日家を抜け出してどこかへ行ってしまうのです。
(いったい、いつもどこに行っているのだろうか…)
不思議に思い、猫を探したケリーさん。猫を拾った墓場に行ってみると、そこには出会った日と同じように猫の姿がありました。
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昼も夜も、気づけばお墓の上にいる猫…。時々お墓を離れるものの、数時間経つとまたこのお墓に戻ってくるのです。
愛おしげに墓に頬をすり寄せたり、傍で寝転んだり…といった行動に、ケリーさんは疑問を抱きました。
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実はここは、今は亡き飼い主の墓石だった
ケリーさんが調べた結果、この墓は今は亡き飼い主の墓石だったことが判明。
このことを知ってケリーさんはショックを受けますが、亡き飼い主との強い絆を感じました。
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「これは、猫によくある習性のひとつです。
猫は大切な存在がいなくなると、他のものに対して一切興味をもたなくなることがあります」
このエピソードに対し、動物専門学者はこのように語ります。『犬は忠実、猫は自由きまま』といったイメージが定着していますが、猫もとても愛情が深い生き物なのです。
猫は今でも、毎日飼い主さんのお墓に通っています。きっとこの子にとって、温かい部屋の中にいることよりも、大好きな人と一緒にいられることが大切なのでしょう。