「ずっと一緒にいるよ」今は亡き飼い主の墓に、1年間通い続けた猫
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「夕飯を作ろうと思ったら…」 立てなくなったワケに「爆笑」「意志を感じる」2匹の猫と暮らしている、飼い主(@kunyan_kainyan)さん。愛猫の1匹である、カイちゃんの写真に、12万件以上もの『いいね』が寄せられました。
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ある日、インドネシア中部ジャワ州のとある街を歩いていたケリーさん。お墓の横を通りかかった際に、猫の鳴き声が耳に入りました。
気になって近付いてみると、そこには墓の上で鳴き声を上げている猫の姿があったのです。
飼い主のお墓に1年間通い続けた猫
捨てられてしまったのかと思い、ケリーさんは猫を家で保護することに。しかし猫は、毎日家を抜け出してどこかへ行ってしまうのです。
(いったい、いつもどこに行っているのだろうか…)
不思議に思い、猫を探したケリーさん。猫を拾った墓場に行ってみると、そこには出会った日と同じように猫の姿がありました。
出典:Facebook
昼も夜も、気づけばお墓の上にいる猫…。時々お墓を離れるものの、数時間経つとまたこのお墓に戻ってくるのです。
愛おしげに墓に頬をすり寄せたり、傍で寝転んだり…といった行動に、ケリーさんは疑問を抱きました。
出典:Facebook
実はここは、今は亡き飼い主の墓石だった
ケリーさんが調べた結果、この墓は今は亡き飼い主の墓石だったことが判明。
このことを知ってケリーさんはショックを受けますが、亡き飼い主との強い絆を感じました。
出典:Facebook
「これは、猫によくある習性のひとつです。
猫は大切な存在がいなくなると、他のものに対して一切興味をもたなくなることがあります」
このエピソードに対し、動物専門学者はこのように語ります。『犬は忠実、猫は自由きまま』といったイメージが定着していますが、猫もとても愛情が深い生き物なのです。
猫は今でも、毎日飼い主さんのお墓に通っています。きっとこの子にとって、温かい部屋の中にいることよりも、大好きな人と一緒にいられることが大切なのでしょう。