人工知能で天気を予測する 日本IBMが気象予報に本格参入!
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- 出典
- 日本IBM
いわゆる人工知能のシンボル的な存在でもあるWatson(ワトソン)をさまざまな分野に提供している日本IBMが、このほど人工知能技術を活用して、収集した気象データを基に気象の変化を予測するサービスを本格的に始めると発表しました。
気象予報士を24時間体勢で配備して、アジア・太平洋地域の気象を観測する「気象予報センター」をIBM本社内に開設し、さまざまな分析結果を元に、電力量の予測を電力会社に提供したり、事故が起きやすい時期や地域情報を保険会社に提供したり、業種ごとに必要なさまざまなデータを提供できるようにするんだそうです。
ちなみに気象予報データは、さまざまなデータの中でも私達の日常の生活に最も関係するデータで、雨が降れば人が多くなる場所があったり、気温が1度上がるだけで儲かる職業があったりと、活用アイディアの宝庫となっています。
以前、気象衛星で北極の状態を見ることで、石油タンカーのいま最も最短の航路がわかり、最短時間で石油を運搬出来ることで石油価格が全く変わってくるという話を聞いたことがあります。それくらい世界の経済に関わるデータが気象情報なんです。
このため、IBMは気象予報業務の許可取得までしたんだそうです。もはやコンピュータを作る会社を越えて世の中の経済を予測する会社になろうとしているのかもしれません。
日本IBMの吉崎執行役員によれば、「IBM Watson」などの開発で培ったAIノウハウを生かし、ユーザーの目的に応じてデータを加工することで「ユーザーのニーズに合った予測を可能にする」ことが狙いだとし、2018年までにIBMのAI技術を全世界10億人に利用してもらうことを目指しているとのことです。
これを活用して、地震、火山噴火などの災害対策にも応用できるようになるといいですね。
[文/構成 土屋夏彦/grape編集部]
土屋夏彦
上智大学理工学部電気電子工学科卒業。 1980年ニッポン放送入社。「三宅裕司のヤングパラダイス」「タモリのオールナイトニッポン」などのディレクターを務める傍ら、「十回クイズ」「恐怖のやっちゃん」「究極の選択」などベストセラーも生み出す。2002年ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)に転職。コンテンツ担当ジェネラルプロデューサーとして衛星放送 「ソネットチャンネル749」(現アジアドラマチックTV★So-net)で韓国ドラマブームを仕掛け、オンライン育成キャラ「Livly Island」では日本初の女性向けオンラインで100万人突破、2010年以降はエグゼクティブプロデューサー・リサーチャーとして新規事業調査を中心に活動。2015年早期退職を機にフリーランス。記事を寄稿する傍ら、BayFMでITコメンテーターとしても出演中、ラジオに22年、ネットに10年以上、ソーシャルメディア作りに携わるメディアクリエイター。