保護施設の犬が逮捕!? 『恐ろしい事件』なのに、多くの人が笑顔になった理由
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アメリカ合衆国ウィスコンシン州で活動している、フォックスバレー動物愛護協会。1891年に設立して以来、多くの動物を保護し、里親募集を行っています。
そんな保護施設で、ある日『とんでもない事件』が発生してしまったのだとか!
保護犬が起こした『とんでもない事件』にニッコリ
事件が発生したのは、2017年7月8日のこと。
容疑者のハンク氏が、友人であるファジー・パープル・ヒッポに暴力をふるったのです!
事件現場にスタッフが現れると、ハンク氏はキョトンとした表情でこちらを見つめていました。そして、かたわらには無残な姿で横たわる、被害者の姿が…。
ハンク氏は現行犯逮捕され、被害者は急きょ手術を受けることになりました。
取れかけてしまった頭部を中心に、医者は手術を行なっています。動画から、深刻な雰囲気が伝わってきますね。
いっぽう、「動機はなんだ!」と取り調べを受けるハンク氏。しかし、相変わらずキョトンとした表情をしていたのだとか。
なんとか一命はとりとめたものの、被害者は入院せざるをえない状況になってしまいます。
スタッフによると、被害者は鎮痛剤の影響で意識がもうろうとしていたのだとか…痛々しい姿に、胸が苦しくなります。
事件について、取り調べを受けるハンク氏
「キミ!いいかげん、正直に吐いたらどうかね!」
いくら尋問を受けようが、ハンク氏はまったく口を割りません。
仲がよかったはずの友人に、なぜ突然暴力をふるったのでしょうか…謎は深まるばかりです。
「もう、彼には…ハンクには会いたくありません…」
被害者は、現在カウンセリングを受けているそうです。いつも一緒に生活していたハンク氏に、突然暴力をふるわれた被害者の心の傷は、計り知れません。
被害者のわたが散らばる事件現場では、引き続きハンク氏の事件について調査が行われています。
アップルトン警察署のトーマスさんと相棒のK9ブルーが、証拠を集めています。
ハンク氏は、来たる裁判に向けて、弁護士と打ち合わせを重ねている模様です。
今後どのような展開を見せるのか、気になって仕方がありません。
…という冗談はここまでにして。一連の流れは、保護施設によるジョーク!
ハンクがぬいぐるみを壊したのは本当ですが、『わんぱくな事件』を『リアルな事件風』に投稿しているのです。
保護施設の投稿には、どうやら多くのファンがついているようです!
中には「里親が現れた際は、ハンクとぬいぐるみをセットで引きとってあげて!」という声もありました。
事件の結末がどうなるのかは分かりませんが、2人が和解し、ハッピーエンドを迎えることを祈っています!
[文・構成/grape編集部]