モデルの写真に注目したい! 一目で画像加工がバレる時代に By - grape編集部 公開:2017-10-03 更新:2017-10-12 フランスモデル女性法律 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 「美しい肉体になりたい」と思っている人は多くいます。 その『美しい肉体』の指標の1つになるのが、女性の美しさを体現したようなモデル。手足の長く見える、細い身体のモデルは人気を集め、たくさんの広告に起用されています。 ※写真はイメージ しかし、細い身体が重視された結果、摂食障がいになってしまったモデルも。事態を重く受け止めた、フランスの二大高級ブランドグループ『モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン』と『ケリング』は、やせすぎたモデルを起用しないことを発表しています。 やせすぎモデルの問題に切り込んだフランスで、『こんな法律』が施行されました。 修正した写真には明記を! 商業利用の写真で、モデルの体型を画像加工ソフトなどで加工した場合、2017年10月1日からは『修正写真』と明記しなければならなくなりました。 『修正写真』の文字は、「見つけやすい場所に、分かりやすく入っていること」が求められます。 この法律は、現実離れした身体イメージであることを明記し、人々に周知させることが目的。現実と幻想の区別を明確にすることで、女性の健康を守る効果が、期待されています。 ※写真はイメージ ありのままの体を愛して モデルは、みんながみんな、やせた身体を目指していたわけではありません。モデルの中には、自身の『健康的な肉体』に自信を持っている人がいます。 けれども、広告用に撮影した写真が、後から細い身体に加工されることがあります。それに対し、抗議の声は続々と上がっていました。 アメリカのマルチタレントであるゼンデイヤさんのように、身体を細く加工されたことを公表した人もいます。 以下の画像は、左側が加工後で、右側が撮影したままの写真です。 Had a new shoot come out today and was shocked when I found my 19 year old hips and torso quite manipulated. These are the things that make women self conscious, that create the unrealistic ideals of beauty that we have. Anyone who knows who I am knows I stand for honest and pure self love. So I took it upon myself to release the real pic (right side) and I love it😍😘 Thank you @modelistemagazine for pulling down the images and fixing this retouch issue. Zendayaさん(@zendaya)がシェアした投稿 – 2015 10月 20 7:49午後 PDT 加工後は、腰回りや、太ももが、かなり細く見えます! ゼンデイヤさんは、撮影したままの写真を公表することで、広告の写真が『非現実的な理想』であることを示しました。 ゼンデイヤさんには、たくさんのコメントが寄せられています。 加工なんかされなくたって、ゼンデイヤさんの身体は素晴らしいわ! ありのままの、あなたが好き! 自然のままでいい。だって、あなたの美しさは本物だから。 「美しい身体になりたい」という気持ちがある一方、非現実的なイメージに押し潰されそうな時もある女性たち。 残念ながら、他人の体型を批判する人は、数多くいます。人には千差万別の魅力があることに、まだ気が付いていないのでしょう。 誰かの価値観に左右されず、自分の身体を愛することができるように…また、ほかの人の、さまざまな身体も愛することができるように、意識が変化していくことが望まれています。 『修正写真』と明記することが、その1歩になるといいですね。 [文・構成/grape編集部] 快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。 ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。 出典 legifrance/産経ニュース/zendaya Share Post LINE はてな コメント
「美しい肉体になりたい」と思っている人は多くいます。
その『美しい肉体』の指標の1つになるのが、女性の美しさを体現したようなモデル。手足の長く見える、細い身体のモデルは人気を集め、たくさんの広告に起用されています。
※写真はイメージ
しかし、細い身体が重視された結果、摂食障がいになってしまったモデルも。事態を重く受け止めた、フランスの二大高級ブランドグループ『モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン』と『ケリング』は、やせすぎたモデルを起用しないことを発表しています。
やせすぎモデルの問題に切り込んだフランスで、『こんな法律』が施行されました。
修正した写真には明記を!
商業利用の写真で、モデルの体型を画像加工ソフトなどで加工した場合、2017年10月1日からは『修正写真』と明記しなければならなくなりました。
『修正写真』の文字は、「見つけやすい場所に、分かりやすく入っていること」が求められます。
この法律は、現実離れした身体イメージであることを明記し、人々に周知させることが目的。現実と幻想の区別を明確にすることで、女性の健康を守る効果が、期待されています。
※写真はイメージ
ありのままの体を愛して
モデルは、みんながみんな、やせた身体を目指していたわけではありません。モデルの中には、自身の『健康的な肉体』に自信を持っている人がいます。
けれども、広告用に撮影した写真が、後から細い身体に加工されることがあります。それに対し、抗議の声は続々と上がっていました。
アメリカのマルチタレントであるゼンデイヤさんのように、身体を細く加工されたことを公表した人もいます。
以下の画像は、左側が加工後で、右側が撮影したままの写真です。
加工後は、腰回りや、太ももが、かなり細く見えます!
ゼンデイヤさんは、撮影したままの写真を公表することで、広告の写真が『非現実的な理想』であることを示しました。
ゼンデイヤさんには、たくさんのコメントが寄せられています。
「美しい身体になりたい」という気持ちがある一方、非現実的なイメージに押し潰されそうな時もある女性たち。
残念ながら、他人の体型を批判する人は、数多くいます。人には千差万別の魅力があることに、まだ気が付いていないのでしょう。
誰かの価値観に左右されず、自分の身体を愛することができるように…また、ほかの人の、さまざまな身体も愛することができるように、意識が変化していくことが望まれています。
『修正写真』と明記することが、その1歩になるといいですね。
[文・構成/grape編集部]