路地裏に捨てられた子猫 あるおばあちゃん猫と出会い、本当の愛を知る
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「夕飯を作ろうと思ったら…」 立てなくなったワケに「爆笑」「意志を感じる」2匹の猫と暮らしている、飼い主(@kunyan_kainyan)さん。愛猫の1匹である、カイちゃんの写真に、12万件以上もの『いいね』が寄せられました。
散歩をしていたらほかの犬から「ワン!」 柴犬の表情に「笑った」「頑張れー」柴犬のろくくんと暮らしている、飼い主(@roku125shiba)さん。 ある日、ろくくんと散歩していたら、ほかの犬から「ワン!」と吠えられたそうです。
カナダを拠点に活動する団体『Chatons Orphelins Montréal』(以下、COM)は、身寄りのない動物を一時的に保護し、新しい里親の元へ送り届けています。
COMに起きた、心温まる実話をご紹介します。
孤独な子猫を保護
ある日、身寄りもなく路地裏をさまよっていた、生後3週間ほどの子猫。
通りすがった女性が発見した時、子猫は助けを求めるような声で鳴いていたといいます。
その後、COMに保護されることになった子猫は、パスティルと名付けられました。
ほとんど何も食べておらず、骨が浮き出そうなほどやせた状態で保護されたパスティル。
職員たちの懸命な世話により、少しずつ元気を取り戻したパスティルは、一時的に面倒を見てくれるという、里親の元へ預けられることになりました。
新しい家族、そこにいたのは
しばらくの間、見知らぬ家族の元で暮らすことになったパスティル。その家には、16歳のおばあちゃん猫である、マルシャがいました。
出会ったその日から、マルシャおばあちゃんはパスティルを可愛がり、面倒を見るようになりました。
深い愛情を受けたパスティルは、いつしか優しいマルシャおばあちゃんのことが大好きになったようです。
穏やかで、物静かなマルシャおばあちゃんと、社交的で人懐っこい子猫のパスティルの相性はバツグン。
寄り添う2匹の姿は、まるで本当に血のつながった、おばあちゃんと孫のようですね。
愛情を知らなかった1匹の子猫は、一心に愛情を注いでくれるおばあちゃん猫と出会い、本当の愛を知ったのかもしれません。
すくすくと元気に成長しているパスティル。まもなく、新しい飼い主さん探しが始まるそうです。
本当の愛を知ったパスティルならば、きっと新しい飼い主さんの元でも、幸せに暮らせることでしょう。
[文・構成/grape編集部]