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小林麻央さんの旅立ちから半年 市川海老蔵が語る『妻が残したもの』に涙

By - grape編集部  公開:  更新:

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2017年6月に34歳でこの世を旅立った、フリーアナウンサーの小林麻央さん。進行性の乳がんを患い、2年8か月もの間、闘病生活を送っていました。

夫である歌舞伎俳優の市川海老蔵さんは翌日会見を行い、涙を流しながら「『愛してる』といって、そのひと言で彼女は旅立ちました」と最愛の妻との別れを語りました。

妻を失ったショックで不眠症や不安症に襲われる中、海老蔵さんは自身のブログで「パパママやります」という記事を投稿。

まだ幼い長女の麗禾(れいか)ちゃん、長男の勸玄(かんげん)くんと共に、強く生きていく決意をつづりました。

麻央さん死去から半年、海老蔵さんが語る『想い』

麻央さんの死去から半年経った同年12月26日、海老蔵さんは情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)で想いを語りました。

麗禾ちゃんと勸玄くんの3人で送る生活について、「『父の姿』を見せるようにしている」といいます。

やっぱり「なるべく子どものそばにいなくちゃいけないかな」と思っているので、それはまあ、今年一番大きく変わったことかな。

いままでの私からは想像つかないような会話が多いですね。

ノンストップ! ーより引用

シングルファーザーとして大変なことは多いものの、子どもたちの『ひと言』で優しさを学ぶこともあるといいます。

朝ご飯を食べている時、「お料理がおいしいから、パパはコックさんになって」と麗禾ちゃんにいわれた時は、とても嬉しかったそうです。

麻央さんが『残してくれた』もの

海老蔵さんが麻央さんからもらったもの…それは『』というものだといいます。

子どもたちには、彼女は遺言を書いてないんですよ。

あの、1回相談されたんです。「私にもし何かあったら、子どもたちに何も残さなくていいのかな?」みたいなことをいったことがあるんですけど。

申し訳ないんですけど、私も麻央も必ずよくなると思っていたので…。

自分のことよりも人のことをきちんと考えて、それに対してどんな状況でも動く…病気であっても関係なく愛情を注げる人というのは、私は初めて見てしまって。

それをずっと見ていたので…愛を残されたなと。

ノンストップ! ーより引用

続いて、海老蔵さんはこの半年間で気付いたことについて語りました。

「大事な物っていうのは、目の前にあることである」ってことですね。そう思いました。

妻が6月22日に旅立ったとしても、彼女を愛している気持ちも『今』。目の前にいる子どもたちが最も大事だったりとか…。

人としてのありかた…まあね、何が正しいのか分かりませんけど。なんかこう、「こんな感じなのかな」って。

麻央がすべてをかけて教えてくれた気がします。

ノンストップ! ーより引用

海老蔵さんの言葉に、視聴者も涙…

・もう本当に、いつも海老蔵さんの言葉には泣かされます…。

・大切な人を失っても、こんなにも強く生きられる海老蔵さん…尊敬します。

・2人の子育てを1人でするのは大変だよね。応援しています。

闘病中にブログを開設し、前向きな言葉で多くの人に勇気と元気を与えてくれた麻央さん。海老蔵さんがいうように、自分がつらい時でもあふれんばかりの『愛』を届けてくれていました。

頑張って『パパママ』をしている海老蔵さんや、日々成長している2人の子どもの姿を、きっと麻央さんは空から笑顔で見守ってくれていることでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
ノンストップ!

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