「早く終わってほしい」 高嶋ちさ子が世界の有名作曲家をぶった切る
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- 出典
- 題名のない音楽会
grape [グレイプ] entertainment
バイオリニストの高嶋ちさ子さんが、2019年1月19日に放送されたクラシック系音楽番組『題名のない音楽会』(テレビ朝日系)に出演。
バラエティ番組での毒舌発言が光る高嶋さん。なんと、ベートーベン、ブラームス、チャイコフスキーといった世界の有名音楽家たちが作曲した楽曲、さらにはその人柄についても牙を向けます!
高嶋ちさ子 名曲にも相変わらずの高嶋節が炸裂!
この日の番組では「高嶋ちさ子のわがまま音楽会~粘着質な作曲家にダメ出し編」と題した、高嶋さんの持ち込み企画を実施。
高嶋さんは「クラシック界の作曲家というのはダメ男が多い」という持論を持っているそうです。今回は偉大な作曲家たちの、知られざるダメ男エピソードと、そのダメっぷりが表れている名曲が紹介されました。
高嶋さんが「粘着質なダメ男だった作曲家」として厳選したのが前述の3人、ベートーベン、ブラームス、チャイコフスキーです。
まず高島さんは、日本でもっとも知られているといっても過言ではないベートーヴェンについて、粘着質な性格が分かるこんなエピソードを紹介。
・コーヒー豆の数は1杯60粒。毎日ねちねちと数えていた。
・1人の女性にラブレターを2日で3通も書く。
なんとなく人柄が分かりますね。
ラブレターを2日で3通書いていたというエピソードを踏まえて、高嶋さんは「しつこいですよ。ベートーヴェン、いまの時代にLINEをやってたら、ハートが飛び出るスタンプをガンガン送ってたと思いますよ」と、いいたい放題!
続けて、高嶋さんはベートーヴェンの粘着質な性格は代表曲でもある「交響曲第5番『運命』第4楽章」にも表れていると語ります。
楽曲のエンディングが「とにかくねちっこい」のだとか。
高嶋さんがせっかちなのは有名です。とはいえ、世界的な作曲家に対しても臆することなく、ここまでいえるのはさすがです。
この楽曲を交響楽団が演奏したものを聴くと、確かに終わるタイミングがいまいち分からない部分も。
高嶋さんは30秒近くあるエンディングを、10秒にカットしてアレンジしたバージョンを提案。
高嶋さんの提案した「ズバッと男風エンディング」バージョンも実際に演奏されました。
すると、指揮者の原田慶太楼氏も「気持ちがいいですね!」と、高嶋さんのアレンジに心地よさを感じていたようです。
高嶋ちさ子「チャイコフスキーもダメ男!」毒舌発言は止まらない
また、ブラームスについても「恩師の妻に何十年もラブレターを送り続ける」「交響曲を作るのに21年もかけた」といったエピソードを紹介。
そのうえで、「ベートーベンの後継者。粘着質なところも後継しちゃったんですよ。これがいけないんです」と切り捨てていました。
最後にチャイコフスキーについては「14年間も貢がせる。総額およそ1億円」「(貢がせてくれた人と)縁が切れたら今度は死ぬまで逆恨み」とエピソードを紹介。
このようにその人柄に辛口な意見をぶつけています。
もはや高嶋さんが恐れるものはないのかもしれません…。
高嶋ちさ子のアレンジは的確! 視聴者からは納得の声も
・天才的な芸術家はやっぱり普通の人とネジが2、3本違うのかな。
・現代でいえば、ダメ男ですね。特にチャイコフスキー!
・作曲家の知られざるエピソード面白いですね。
・高嶋さんはあえて誇張して話している部分もあると思うけど、見ごたえがありました。
・いってることはキツいけど、アレンジは的確だったと感じた。
視聴者の反応を見る限り、今回の放送は好評だったようです。
「高嶋さんが世界的作曲家をぶった切るシリーズ」の続編を期待したいですね!
[文・構成/grape編集部]