孤独を感じているあなたへ 味方を見つける方法 By - grape編集部 公開:2019-02-28 更新:2019-02-28 エッセイ人間関係友達考え方 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 進学や就職などで始まる、新生活。 どんなことでも始まりというのは、ワクワクしますよね! でも、思うようなスタートダッシュを切れず、新しい環境に馴染めなくて、孤独を感じる人もいると思います。 実際、私がそうでした(笑) 9年前、アナウンサーという夢を叶えるために、福島県という縁もゆかりもない土地に移り住みました。 移住当初は、土地や職場の雰囲気に馴染めず、また仕事の忙しさもあって、暗い気持ちが心を支配しているような日々でした。 幸いにも、私の場合は仕事を通じて、友人や仲間ができ、だんだんと気持ちを前に向けることができました。 しかし、陰鬱な気持ちに飲み込まれ、寂しさを募らせてしまう人もいるでしょう。 今、まさに周囲に友人や、味方がいないと、悩んでいる方へ。 見知らぬ場所で暮らした経験、さらに、会社に属せず個人で仕事をしている人間として学んだ、「味方を見つける方法」を、お伝えします。 声をかけてくれる人を大切にする 学校や職場で、新たな友人や信頼できる人を見つけられないタイプって、受け身、かつ、必要最低限の話しかできない人ではないでしょうか。 はい!かつての私がそうでした!「やることやっとけばいいでしょ。」的な。 こういうタイプって、良く見ればクールですが、単純に話しかける勇気がない小心者だったりします。 自分から声をかけられないなら、声をかけてくれる人を、大切にしてください! 学校でも職場でも絶対にどこかで、人と話さなければならない場面が来るはずです。その時、必要な話だけで終わらず、ちょっとだけ雑談をしてみましょう。 持ち物や服装をほめるなど、「プラスアルファの会話」をするだけで、意外な方向で話が弾むことがあります。 今まで話していないだけで苦手だと思っていた人と、趣味が合って仲良くなれるかもしれません。 所属コミュニティ以外に、居場所を作る どうしても職場や学校で、気の合う人が見つからない時は、外に自分の居場所を作りましょう。 趣味での交流の場やバイト先など…いざとなった時の逃げ場を作るのは、孤独を脱する上で、とても大切です。 私の場合は、1人飲みが趣味なので、ちょっと落ち込んだ時は、小さなバーや居酒屋を巡って、初対面の人たちとおしゃべりをして、気を晴らします。 酒場に集う、様々な職種の老若男女と話すと世界も広がりますし、逆に仕事に繋がることもあり、一石二鳥です。 自分の持っているものを大切にする 味方になってくれるのは、実は人だけではありません。 あなた自身の経験が、時には強い味方になることがあります。 もし時間があるなら、幼少期から今までの「人にされて嬉しかったこと」を、出来るだけ具体的に、ノートに書き出してみてください。 過去に、あなたの味方になってくれた人と、どのように接し、どのような言葉をかけてもらったかを思い出すと、自分への自信が蘇り、暗闇から脱する道が開けます。 また、今まで読んできた本を読み返すのもオススメです。本は先人たちの知恵であり、誰かの気持ちの代弁者です。 どんな悩みでも、たいてい同じ場面に直面し、そして、それを乗り切った人がいます。具体的な方法は載っていなくても、何かしらのヒントを見つけられると思います。 心が辛い時こそ、心を開いてみよう 本当に辛い時、「自分は1人だ!誰も助けてくれない!!」と、視野や心が狭くなってしまいますよね。 そんな時こそ、周りをよく見てみてください。あなたのことを心配している人は、絶対にいるはずです。その人は、家族でも、友人でもないかもしれないし、もしかしたら、ネットの向こう側にいる人かもしれません。 孤独を感じている時は、優しく手を差し伸べてくれる人でも、敵に見えてしまうことがあります。 でも、敵だと思っていた人が、実は味方かもしれません。 孤独な時こそ、ほんの少しでも良いので、心を開いて、外の世界に飛び出してみてください。きっと、新たな出会いが待っていますよ。 ※記事中の写真はすべてイメージ 八木志芳(やぎ しほ) 大学卒業後、IT企業・レコード会社を経て、福島県のラジオ局にてアナウンサー・ディレクターとしてのキャリアをスタート。2017年11月にフリーのラジオパーソナリティー・ナレーターとなり、同時にライターとしての活動も始める。アナウンサー・ライターとしてこれまでにインタビューしてきた人数は500人以上。F.Factory Japan所属。Twitter:@ShihoYagi 快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。 ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。 Share Post LINE はてな コメント
進学や就職などで始まる、新生活。
どんなことでも始まりというのは、ワクワクしますよね!
でも、思うようなスタートダッシュを切れず、新しい環境に馴染めなくて、孤独を感じる人もいると思います。
実際、私がそうでした(笑)
9年前、アナウンサーという夢を叶えるために、福島県という縁もゆかりもない土地に移り住みました。
移住当初は、土地や職場の雰囲気に馴染めず、また仕事の忙しさもあって、暗い気持ちが心を支配しているような日々でした。
幸いにも、私の場合は仕事を通じて、友人や仲間ができ、だんだんと気持ちを前に向けることができました。
しかし、陰鬱な気持ちに飲み込まれ、寂しさを募らせてしまう人もいるでしょう。
今、まさに周囲に友人や、味方がいないと、悩んでいる方へ。
見知らぬ場所で暮らした経験、さらに、会社に属せず個人で仕事をしている人間として学んだ、「味方を見つける方法」を、お伝えします。
声をかけてくれる人を大切にする
学校や職場で、新たな友人や信頼できる人を見つけられないタイプって、受け身、かつ、必要最低限の話しかできない人ではないでしょうか。
はい!かつての私がそうでした!「やることやっとけばいいでしょ。」的な。
こういうタイプって、良く見ればクールですが、単純に話しかける勇気がない小心者だったりします。
自分から声をかけられないなら、声をかけてくれる人を、大切にしてください!
学校でも職場でも絶対にどこかで、人と話さなければならない場面が来るはずです。その時、必要な話だけで終わらず、ちょっとだけ雑談をしてみましょう。
持ち物や服装をほめるなど、「プラスアルファの会話」をするだけで、意外な方向で話が弾むことがあります。
今まで話していないだけで苦手だと思っていた人と、趣味が合って仲良くなれるかもしれません。
所属コミュニティ以外に、居場所を作る
どうしても職場や学校で、気の合う人が見つからない時は、外に自分の居場所を作りましょう。
趣味での交流の場やバイト先など…いざとなった時の逃げ場を作るのは、孤独を脱する上で、とても大切です。
私の場合は、1人飲みが趣味なので、ちょっと落ち込んだ時は、小さなバーや居酒屋を巡って、初対面の人たちとおしゃべりをして、気を晴らします。
酒場に集う、様々な職種の老若男女と話すと世界も広がりますし、逆に仕事に繋がることもあり、一石二鳥です。
自分の持っているものを大切にする
味方になってくれるのは、実は人だけではありません。
あなた自身の経験が、時には強い味方になることがあります。
もし時間があるなら、幼少期から今までの「人にされて嬉しかったこと」を、出来るだけ具体的に、ノートに書き出してみてください。
過去に、あなたの味方になってくれた人と、どのように接し、どのような言葉をかけてもらったかを思い出すと、自分への自信が蘇り、暗闇から脱する道が開けます。
また、今まで読んできた本を読み返すのもオススメです。本は先人たちの知恵であり、誰かの気持ちの代弁者です。
どんな悩みでも、たいてい同じ場面に直面し、そして、それを乗り切った人がいます。具体的な方法は載っていなくても、何かしらのヒントを見つけられると思います。
心が辛い時こそ、心を開いてみよう
本当に辛い時、「自分は1人だ!誰も助けてくれない!!」と、視野や心が狭くなってしまいますよね。
そんな時こそ、周りをよく見てみてください。あなたのことを心配している人は、絶対にいるはずです。その人は、家族でも、友人でもないかもしれないし、もしかしたら、ネットの向こう側にいる人かもしれません。
孤独を感じている時は、優しく手を差し伸べてくれる人でも、敵に見えてしまうことがあります。
でも、敵だと思っていた人が、実は味方かもしれません。
孤独な時こそ、ほんの少しでも良いので、心を開いて、外の世界に飛び出してみてください。きっと、新たな出会いが待っていますよ。
※記事中の写真はすべてイメージ
八木志芳(やぎ しほ)
大学卒業後、IT企業・レコード会社を経て、福島県のラジオ局にてアナウンサー・ディレクターとしてのキャリアをスタート。2017年11月にフリーのラジオパーソナリティー・ナレーターとなり、同時にライターとしての活動も始める。アナウンサー・ライターとしてこれまでにインタビューしてきた人数は500人以上。F.Factory Japan所属。Twitter:@ShihoYagi