『多発性骨髄腫』で旅立った父 娘が覚えている「印象的だった言葉」に、涙
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「させていただく」の多用に言及 俵万智の投稿に「言語化できるのは、さすが」歌人の俵万智さんが『していただく』という言葉について、Xで言及しました。

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タレントの優木瑛美さんが、父親を看取ったことをブログに報告。最後の瞬間を自宅で迎えさせたことについて、想いをつづりました。
大好きな父親の最期
80代と高齢なため、さまざまな持病を持っていた優木さんの父親。2018年7月には、血液のがんである『多発性骨髄腫』と診断された後、運悪く脳梗塞も発症してしまいました。
脳梗塞から回復したものの、父親は高次脳機能障がいが残り認知機能が低下。そんな状況でもつらい抗がん剤治療を続けてきたのですが、優木さんと母親は「本人にとって最善なこと」を改めて考え、治療を停止することにしたそうです。
訪問看護やリハビリを頼み、1人娘の優木さんは実家で父親と残り少ない日々を過ごしていました。
父親の言葉と家族の想い
治療を止めた日に「ありがとうな〜、もうバイバイや」といった父親は、自分の運命を受け入れたのか積極的に自力で動くことを止め、日増しに弱っていきました。
その様子を見ながら、優木さんは父親を看取る覚悟を決めます。
大切な人を失う悲しさを消し去ることはできません。
しかし、優木さんは自分の気持ちより父親の幸せを願っていました。
2019年3月になると、父親は自分のことも娘のことも分からなくなっていました。父親が「私はあなたの何でしょう」というしぐさをするので、優木さんが「私はあなたの娘で、あなたはお父さんだよ」と伝えると…。
「目、大きいね」
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身振りと聞き取れるかどうかくらいの声で、父親はそう優木さんに伝えたそうです。
愛おしさがこみ上げ、「この時間が願うならずっと続いて欲しい」と思った優木さん。母親にも話して一緒に泣くと、「最期まで側にいたい」との想いから自宅で父親を看取ることに決めました。