父親の記憶と向き合う『世界で1ばん嫌いなあなたへ』 半熟たまこさんが伝えたいこと
公開: 更新:

Googleで優先するメディアとして追加
grapeにチェックを入れて、おすすめ記事を読む!

「服、前後ろ逆じゃない?」と言われた妻 うっかりミスをごまかす方法に「わかる」grapeでは、2026年3月から漫画家・さてよ氏による創作漫画『坂本さんの、ちょっと考えすぎな毎日。』の連載を開始!地方で夫と1人の息子と暮らす、パート勤務の妻・坂本さやか。一見ちゃんとしているがどこかズレていて、ちょっと考えすぎてしまう癖があり…。

「年寄りじゃあるまいし…」娘が語る、『歴代わんこ』との軌跡にホロリ自称・面倒くさがり屋のおかんは、実家でチワワのりんちゃんと一緒に暮らしている。そんな1人と1匹の日常を温かく見守るのは、実家の近くに住む三女・なおたろー。3代目わんこ・りんちゃんとおかんが織りなす平凡な暮らしの中で、歴代わんこ含む、家族と過ごしてきた時間や思い出がふと顔を出す…。
- 出典
- 19tamaco






私と同じ気持ちの人が「1人じゃない」と思えますように。
そんな想いから、自身の体験をInstagramで公開している半熟たまこ(19tamaco)さん。
エッセイ漫画の中から、父親についてのエピソードをご紹介します
『世界で1ばん嫌いなあなたへ』
世の中には、さまざまな葛藤を抱えながら生きている人たちがいます。半熟さんは、『理想的な父親像』からはほど遠い父親の存在に、長年悩まされてきました。
この作品は、幼少期から続いた父親の暴力と言葉による傷、そして大人になってからも続く記憶との向き合い方を描いたエッセイ漫画です。自身の実体験をもとに描かれており、同じような環境で育った人たちへのメッセージが込められています。
父親の暴力的な振る舞いの数々に、幼いながら心を痛めていた半熟さん。
母親を守ろうと泣いて飛び出したこともありましたが、暴力が「当たり前のこと」になっている父親に、半熟さんの想いは理解されませんでした。
子どもが必死に声を上げても届かない状況が、日常として繰り返されていたことが作中では丁寧に描かれています。
父親に殴られた記憶
包丁を手に取り、暗い感情に心を支配されたこともあった半熟さん。追い詰められて、殺人や自殺まで考えていたそうです。
逃げ場のない状況の中で、子どもが心の限界まで追い詰められていく過程が、作中では率直な言葉で綴られています。
褒められなかった記憶
父親は、身体だけでなく半熟さんの心も傷付けました。
この出来事について、半熟さんは「父も絵が好きな人でした。だから余計に厳しかったのかもしれません」と語っています。
半熟さんが絵を通じて父親とつながろうとした気持ちと、それが届かなかったという事実が、このエピソードには凝縮されています。
受け入れてもらえなかった半熟さんは、父親にとっての『特別』になれないことに涙を流しました。