80歳目前で運転免許を返納 「運転できそうなのになぜ?」への答えがカッコいい
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※写真はイメージ

弁護士「禁止する法律はありません、しかし…」 意外と知らない交通違反とは本記事では、意外と知られていないサンダルでの運転について、違反になり得るケースやサンダルの種類について、解説しています。

クラクションを鳴らすトラック 無人のはずが…「また1つ学んだ」「みんな知るべき」2025年8月9日、「今年の夏は特に暑いのでお願いなんですが…」という書き出しで、Xを通じて注意を呼びかけたのは、商用車メーカー勤務の@trucknakanohitoさん。トラックの荷台にまつわる、意味が分かるとゾッとする内容に、17万件以上の『いいね』が集まっています。
「見習ってほしい」「名言」「カッコいい」
カッツェ(@zuttonemuritai)さんの祖母の『考え』が、幅広い世代から絶賛されています。
高齢者ドライバーに伝えたい
80歳も目前の年齢だという、カッツェさんの祖母。人は誰もが加齢により、体力や視力、判断力などが衰えていくものです。
しかしカッツェさんの祖母は、衰えを感じさせず、とても元気だといいます。
だからこそ、祖母が自ら運転免許の返納を決めた時、カッツェさんは驚きました。
「まだ判断力も鈍っていなさそうで運転もできそうなのに、なぜ運転免許を返したの?」とカッツェさんが聞くと、祖母はただひと言、こう返したのです。
「判断力が残っていたから」
「もともと祖母は、自身の年齢や状況にあわせて生活スタイルを変えられる人だ」と、カッツェさんは語ります。
夫が亡くなった際には、それまで住んでいた山の中にある家を引き払って便利な市街地に引っ越したうえ、「さびしいから」という理由で子どもたちを集め、書道教室を開いたといいます。
自分自身を客観的に見つめ、よく理解しているからこそできることなのでしょう。
高齢者の免許返納を進める動きが活発になる中、一部の高齢者からは「まだ運転できるから」「いまの生活を続けるには必要」と、返納を拒む声が多数上がっています。
確かに、交通の便が悪い地域では、買い物や荷物の運搬などに、車は必要不可欠でしょう。
高齢者の免許返納を求めるのと同時に、車がなくても生活に困らない環境作りも必要です。
しかし、何よりも事故を起こさないことが重要です。もし事故を起こしてしまったら、自身や家族が多大な責任を負うことになってしまいます。
「まだ運転できる」「まだ大丈夫」と過信せず、カッツェさんの祖母のような判断をすることも大切なのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]