「スッキリした」「まさに正論」 NGT48の運営に怒りの反論をした加藤浩次に共感 By - grape編集部 公開:2019-04-22 更新:2019-04-22 NGT48加藤浩次山口真帆 Share Post LINE はてな コメント 2018年12月、男性2人に自宅まで押しかけられ暴行された、アイドルグループ『NGT48』のメンバー山口真帆さん。2019年4月21日にグループから卒業することを発表しました。 山口さんは、暴行の被害に対する運営側の対応に悔しさをにじませ、涙声で訴えかけます。 「会社を攻撃する加害者だ」と言われ NGT48・山口真帆が『明かしたこと』に衝撃 その時の様子を、同月22日の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で放送。MCの加藤浩次さんが怒りをあらわにすると、ネット上では共感の声が上がりました。 加藤浩次「このままじゃダメ」 『NGT48劇場』で行われた公演の千秋楽で、卒業を発表した山口さん。 次のように事件のことや卒業するに至った経緯を語りました。 私はアイドル、そしてこのグループが大好きでした。だからこそ、このグループに変わってほしかったし、自分がつらかったからこそ、大切な仲間たちに同じ思いをしてほしくないと、すべてを捨てる覚悟で戦った行動でした。 事件のことを発信した際に、社長には「不起訴になったことで、事件じゃないということだ」といわれ、そしていまは「会社を攻撃する加害者だ」とまでいわれていますが、ただメンバーを守りたい、まじめに活動したい、健全なアイドル活動ができるようになってほしかっただけで、何をしても不問なグループに、もうここには私がアイドルをできる居場所はなくなってしまいました。 目をそらしてはいけない問題に対して「そらさないならやめろ。新生NGT48が始められない」というのが、このグループの答えでした。 だけど、この環境を変えなければ、また同じことが繰り返されます。 今日までずっと耐えて最善を尽くしましたが、私にできることはわずかなことでした。 私には人の命より大切なものが何か分かりません。大切な仲間たちが安全に、アイドルをできる毎日になってほしいと心から願っています。 (中略) いまの私にNGT48のためにできることは、卒業しかありません。 ファンの皆様には、本当に申し訳なく思っております。 たくさんのかたが応援してくれて、私のもとには同じような被害にあったかたからのメッセージが寄せられ、私を見て勇気や元気が出たというかたもいました。 ですが、結果的にこのような形になったこと、そのようなかたたちの希望もなくしてしまったのではないかと申し訳ない気持ちでいっぱいです。 スッキリ ーより引用 自分のためだけでなく、大切な仲間を守るために最善を尽くしてきた山口さんですが、運営側の対応は誠意にかけるものでした。 それだけでなく、山口さんが事件の被害を世間に発信したことを、責めるような発言も。 運営側の「不起訴になっているから事件ではない」という言葉に、加藤さんは次のように反論します。 「不起訴になったら事件じゃない」って、怖い思いをした人がいるのに、事件じゃないっていうのはおかしいと思う。 スッキリ ーより引用 さらに運営側の山口さんに対する「いまは会社を攻撃する加害者だ」という発言に、このような持論を述べました。 「いまは加害者、会社を攻撃する」って言葉は、「お前が黙っていたら、みんなそれは知られないで、そのまま活動を続けられるのに、いま新体制になろうとしているのに、お前、黙っているだけでいいんだよ」という風に僕は聞こえてしまう。 スッキリ ーより引用 加藤さんの怒りは、これだけではおさまりません。 運営側の「問題から目をそらさないならやめろ。新生NGT48が始められない」という答えにも言及しました。 いま僕がいったことですよね。 黙っているなら、黙っているんだったらそれは次を始められるんだけど、「またどうせ、お前Twitterとかでいうんだろ?黙ってろよ」って。 これって、よく会社ではあることなのかもしれないし、組織を守ることにあたっては、これ組織側の人間からしてみたらしょうがないことっていうのかもしれないけど…俺はこれじゃもう、ダメだと思う。 もう時代が変わってきているし、こういうことがない組織をするための努力を組織がしていかないと、何も始まらないし、応援しているファンも納得いかないと思う。 スッキリ ーより引用 また、事実を明らかにしない運営側の対応もいまの時代には合っていないと指摘。 組織を守るためには…いまの時代ね、昔は隠す、隠ぺいするってことがいろんなところであったと思う。 でも、いまの時代、組織を守るためには全部ウソを使わないでいうことが、組織を守ることなんだっていう、いまは変わってきてませんか。 スッキリ ーより引用 そして、加藤さんは最後に「ルールなどを改めて考え直す必要がある」と訴えかけたのです。 ファンもいまの状態で応援するっていっても、なんかモヤモヤしたものがずっと残っていて、どんどん離れていくことになるんじゃないかなと思うんですけどね。 さらに根本的な問題、彼氏作っちゃダメなんじゃないかとか、いろんなそういうことが、どんどんどんどん違ったほうに進んでいる。 これ、もともとの根幹、アイドルというものの根幹はどういうものなのか、そしてどういう人たちがやるべきなのか、どういったルールを守らなければならないのかを、もう一回、ファンも含めて見直したほうがいいと思うんだよね。 そうじゃないと、また起きるような気がするな、現状だと。 スッキリ ーより引用 語気を強めて語る加藤さんのコメントに、ネット上では称賛の声が上がっていました。 ・隠ぺいするのではなく、すべてを明らかにする。まさにその通りだと思います。 ・加藤さんの意見がまさに正論ですよね。 ・これは加藤さんのいっていることにつきる。いまはもう、時代が違う! ・さすが加藤さんですね。スッキリしました。 真剣に問題と向き合ってきた山口さんの卒業という形で、幕を閉じそうな今回の事件。 山口さんにとっての救いは、「悲しい事件が二度と起こらないこと」しかないのかもしれません。 [文・構成/grape編集部] 出典 スッキリ Share Post LINE はてな コメント
2018年12月、男性2人に自宅まで押しかけられ暴行された、アイドルグループ『NGT48』のメンバー山口真帆さん。2019年4月21日にグループから卒業することを発表しました。
山口さんは、暴行の被害に対する運営側の対応に悔しさをにじませ、涙声で訴えかけます。
「会社を攻撃する加害者だ」と言われ NGT48・山口真帆が『明かしたこと』に衝撃
その時の様子を、同月22日の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で放送。MCの加藤浩次さんが怒りをあらわにすると、ネット上では共感の声が上がりました。
加藤浩次「このままじゃダメ」
『NGT48劇場』で行われた公演の千秋楽で、卒業を発表した山口さん。
次のように事件のことや卒業するに至った経緯を語りました。
自分のためだけでなく、大切な仲間を守るために最善を尽くしてきた山口さんですが、運営側の対応は誠意にかけるものでした。
それだけでなく、山口さんが事件の被害を世間に発信したことを、責めるような発言も。
運営側の「不起訴になっているから事件ではない」という言葉に、加藤さんは次のように反論します。
さらに運営側の山口さんに対する「いまは会社を攻撃する加害者だ」という発言に、このような持論を述べました。
加藤さんの怒りは、これだけではおさまりません。
運営側の「問題から目をそらさないならやめろ。新生NGT48が始められない」という答えにも言及しました。
また、事実を明らかにしない運営側の対応もいまの時代には合っていないと指摘。
そして、加藤さんは最後に「ルールなどを改めて考え直す必要がある」と訴えかけたのです。
語気を強めて語る加藤さんのコメントに、ネット上では称賛の声が上がっていました。
・隠ぺいするのではなく、すべてを明らかにする。まさにその通りだと思います。
・加藤さんの意見がまさに正論ですよね。
・これは加藤さんのいっていることにつきる。いまはもう、時代が違う!
・さすが加藤さんですね。スッキリしました。
真剣に問題と向き合ってきた山口さんの卒業という形で、幕を閉じそうな今回の事件。
山口さんにとっての救いは、「悲しい事件が二度と起こらないこと」しかないのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]