issues

これが自然の力か… 木に喰われていた看板の12年後の写真に驚き!

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

自然の生命力は、時にものすごいパワーを見せることがあります。

ナノレカワ(@nanorekawa)さんが、埼玉県の寄居町で見つけた看板の写真をTwitterに投稿。

2007年に撮った写真と、2019年に同じ場所で撮った写真を比べてみると、自然のすごさが分かるというのです。

5万人以上が「いいね」を押した写真とは…。

看板が木に飲み込まれている!

2007年の段階では、まだ看板は半分程度しか飲み込まれていません。看板の赤く塗られた部分や、リスのイラストなどが見えています。

ですが、12年後の2019年には看板のほとんどが飲み込まれており、「埼玉県」の文字が少し見えるだけに。

写真を見た人たちからは、自然の力に驚く声や「似た状態の看板を見た」という報告などが多数寄せられました。

・これが自然のパワーなんですね。

・人工物よりも強い自然の力。

・別の木でも、似たような状態になっていました!

・次、見に行く時にはもう飲み込まれていそう…。

看板を設置した人も、まさか木に飲み込まれてしまうとは思いもよらなかったことでしょう。

木が人工物を飲み込む事例は多く、接触した部分が傷つくのを防ぐために起こるようです。

一体、この看板は何なのか

木に飲み込まれている看板は、山火事の注意喚起をするもの。

リスが火事を知らせる旗の「纏」(まとい)を持っていることから『まといリス』や『リスのまとい』の愛称で知られています。

※写真はイメージ

『まといリス』は、1974年にアニメーション映画にもなりました。アニメーションの演出は、『鉄腕アトム』や『ドラえもん』、『宇宙戦艦ヤマト』などの有名作品に携わる石黒昇さんです。

アニメーションの中で、リスが山火事を起こした犯人を探し出した褒美にもらったのが、まといでした。

気になる人は、農林水産省が公開しているこちらの動画をご覧ください。

『まといリス』が誕生して約45年が経ちます。

もしかしたら、すでに木の中に入ってしまっている看板もあるのかもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

【2025年版】次の皆既月食はいつ?「ブラッドムーンを見てはいけない」といわれる理由や皆既日食との違いを分かりやすく解説!

【2025年版】次の皆既月食はいつ?「ブラッドムーンを見てはいけない」といわれる理由や皆既日食との違いを分かりやすく解説!皆既月食で赤く染まるブラッドムーンの仕組みや、皆既日食との違いを分かりやすく解説します。また、ブラッドムーンを見てはいけないとされる理由も紹介。この記事を読めば、月の観察をもっと楽しめるでしょう。

皆既月食の写真

高校生が撮影した皆既月食の写真 月面に現れた珍しい青い帯が?「キャンディみたい」東京都立川市にある立川高校の天文気象部員が撮影し、『ターコイズフリンジ』という青い帯が現れた皆既月食の写真が、Xで大反響を呼びました。同部のXアカウント(@tamc_net)の投稿を紹介します。

出典
@nanorekawamaffchannel林野庁情報誌「林野-RINYA-」

Share Post LINE はてな コメント

page
top