薬師丸ひろ子、現在の活動は? アルバム『エトワール』に注目! By - grape編集部 公開:2019-06-24 更新:2019-11-15 ドラマ薬師丸ひろ子 Share Post LINE はてな コメント 薬師丸ひろ子(やくしまるひろこ)さんは、その美貌と高い演技力で多くのファンがいる人気俳優の1人です。 彼女の穏やかながらも芯の強さを感じさせる演技は、作品の中でもひときわ視聴者の目を引きます。また、歌手としても活動しており、その美しい歌声も魅力の1つです。 そんな薬師丸ひろ子さんの経歴や、出演作品などをご紹介します。 薬師丸ひろ子は映画『野性の証明』で俳優デビュー 薬師丸ひろ子さんは1978年に俳優としての活動をスタートしました。作品は佐藤純彌監督の映画『野性の証明』です。 『野性の証明』で主演を務めたのは高倉健さん。薬師丸ひろ子さんは高倉健さん演じる味沢岳史に拾われて娘となる、長井頼子として鮮烈なデビューを果たしています。 高倉健さんのほかにも、夏八木勲さん、松方弘樹さん、丹波哲郎さん、三國連太郎さんなどの大物俳優が出演。戦車やヘリコプターを撮影するため、アメリカのコロラド州までロケに向かった、超大作でした。 そんな中、まだ俳優として経験の少ない薬師丸ひろ子さんにとって、主演の高倉健さんがとても大きな存在になっていったのです。 薬師丸ひろ子さんは『野性の証明』が上映された、2015年3月29日開催の『第7回沖縄国際映画祭』舞台挨拶で、当時の撮影のことをこう語っています。 昨年急逝され、作品の中で共演されている高倉健さんとの出会いについて聞かれた薬師丸さんは、「初めて会ったのは映画の製作発表のときでした。まだ13歳の私に対してしっかり手を握り、よろしくお願いしますと挨拶をしてくれました。それにはこれから一緒に仕事をする仲間として“頑張りなさいよ”の意味があったと思います」と振り返りました。 また「撮影現場に近所の男の子が見に来ているのを見て、私がその男の子に手を振ったりした訳でもないのに、『チャラチャラするなよ』と言われました」と撮影中の高倉さんとのエピソードを披露。他にも、食事は魚を食べず肉が好きだったということや、撮影でかなり学校を休んでいたという薬師丸さんに、大学進学するときには本気で心配してくれたことなど、貴重なエピソードを明かし「健さんは、撮影中だけでなく24時間私を支えてくださって、地方でも食事にも連れて行ってくれて、本当に大事にしてくれました」と当時の思い出を懐かしそうに話していました。 高倉さんの人柄について聞かれた薬師丸さんは、「健さんは大スターでみんなの憧れです、俳優だけでなくスタッフや作品に携わっているすべての人が、健さんを誇りに思うような数少ない俳優の一人」と答えました。続けて「それなのに、『あの人かっこいいな』とか『あの映画のこんなシーンがすごいんだよ、憧れるなあ』とか、よく“憧れる”という話をしていました」と、高倉さんの素敵な一面を教えてくれました。 島ぜんぶでおーきな祭 -第7回沖縄国際映画祭- 公式サイト ーより引用 高倉健さんと共演した薬師丸ひろ子さんのデビュー作は成功を収め、俳優としてその後の飛躍につながっていきます。 ドラマ『セーラー服と機関銃』で一躍有名に! 薬師丸ひろ子さんがブレイクしたきっかけとなった作品は、1981年に放映された映画『セーラー服と機関銃』。この映画で薬師丸ひろ子さんは主演として、父を亡くした女子高校生、星泉を演じました。 さらに映画の主題歌『セーラー服と機関銃』も薬師丸ひろ子さんが歌うことに。俳優としての演技だけではなく歌手としての歌唱力も世間に認められ、その人気を決定づけていきました。 薬師丸ひろ子は歌手としても活躍 前述のように、薬師丸ひろ子さんは俳優業だけでなく歌手としても活動を続けています。2016年には春日大社で歌手生活35周年記念ライブを行いました。 薬師丸ひろ子さんの歌声は『誠実な歌声』と評されるほど、クセがなく伸びやかで曲に素直な歌い方が魅力です。変に歌いかたをアレンジしたり崩したりしないので、とても聴きやすいという特徴を持っています。 薬師丸ひろ子さんは歌手デビューの『セーラー服と機関銃』をはじめ、『探偵物語』、『Woman “Wの悲劇”より』など、出演した作品の主題歌をほぼ自分で歌いました。当時から、薬師丸ひろ子さんの歌唱力はファンの間では絶賛されています。 2013年に放送されたTVドラマ『あまちゃん』でも、薬師丸ひろ子さんは劇中で物語のキーとなる重要な曲、『潮騒のメモリー』を歌い、視聴者を驚かせました。 『あまちゃん』に出演したころから、新しいアルバムを出したり、23年ぶりのソロコンサートを行うようになったりと歌手としての活動が積極的になってきます。 薬師丸ひろ子 20年ぶりの発売となるオリジナル・アルバム『エトワール』 2018年5月9日、薬師丸ひろ子さんの20年ぶりとなるオリジナル・フルアルバム『エトワール』が発売されました。これまでカバーアルバムの発売が続いていた薬師丸ひろ子さん。 『エトワール』は、すべて薬師丸ひろ子さんのためだけに作曲された楽曲がつまったフルアルバムです。さらに薬師丸ひろ子さん自身が作詞した曲が2曲も収録されている豪華さ。 2018年には『エトワール』収録曲が聴けるライブを、東京と大阪のビルボードで行いました。 薬師丸ひろ子 オリジナルニューアルバム『エトワール』告知映像 エトワール (通常盤)薬師丸ひろ子2,775円(04/27 14:22時点)Amazon楽天市場YahooAmazonの情報を掲載しています 薬師丸ひろ子の現在・これから 現在もTVドラマや映画など、多くの作品に出演している薬師丸ひろ子さん。2018年には映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で『日本アカデミー賞』助演女優賞で優秀賞を受賞しました。 さらに2019年にはNHK大河ドラマへの初出演が決定。1月放送開始の『いだてん』でマリー役としてバー『ローズ』のママを演じます。 1月7日に行われたキャスト発表の場で、薬師丸ひろ子さんは新しい役についてこう語っています。 阿部が「女性に対して(せりふで)暴言が多いので心配…」と苦笑し、薬師丸は「阿部さんから『ババア、ババア』と呼ばれる。(台本には)ババアと言われるゆえんがたくさんあります」と笑いを誘った。 サンケイスポーツ ーより引用 『あまちゃん』以来の宮藤官九郎さんとのタッグで、薬師丸ひろ子さんの新しい一面をファンに見せてくれそうですね。薬師丸ひろ子さんの活動に期待が高まります! 薬師丸ひろ子 プロフィール 生年月日:1964年6月9日 出身地:東京都 所属レーベル:ビクターエンターテインメント 1978年公開の映画『野性の証明』で俳優デビュー。その後多くの映画に出演。歌手としてのデビューは1981年公開の『セーラー服と機関銃』の映画主題歌。近年では音楽活動にも力を入れており、各地でコンサートを行なっている。俳優、歌手を中心に幅広く活動中。 [文・構成/grape編集部] 出典 島ぜんぶでおーきな祭 -第7回沖縄国際映画祭- 公式サイト/サンケイスポーツ/薬師丸ひろ子 /オリジナルニューアルバム「エトワール」告知映像 Share Post LINE はてな コメント
薬師丸ひろ子(やくしまるひろこ)さんは、その美貌と高い演技力で多くのファンがいる人気俳優の1人です。
彼女の穏やかながらも芯の強さを感じさせる演技は、作品の中でもひときわ視聴者の目を引きます。また、歌手としても活動しており、その美しい歌声も魅力の1つです。
そんな薬師丸ひろ子さんの経歴や、出演作品などをご紹介します。
薬師丸ひろ子は映画『野性の証明』で俳優デビュー
薬師丸ひろ子さんは1978年に俳優としての活動をスタートしました。作品は佐藤純彌監督の映画『野性の証明』です。
『野性の証明』で主演を務めたのは高倉健さん。薬師丸ひろ子さんは高倉健さん演じる味沢岳史に拾われて娘となる、長井頼子として鮮烈なデビューを果たしています。
高倉健さんのほかにも、夏八木勲さん、松方弘樹さん、丹波哲郎さん、三國連太郎さんなどの大物俳優が出演。戦車やヘリコプターを撮影するため、アメリカのコロラド州までロケに向かった、超大作でした。
そんな中、まだ俳優として経験の少ない薬師丸ひろ子さんにとって、主演の高倉健さんがとても大きな存在になっていったのです。
薬師丸ひろ子さんは『野性の証明』が上映された、2015年3月29日開催の『第7回沖縄国際映画祭』舞台挨拶で、当時の撮影のことをこう語っています。
高倉健さんと共演した薬師丸ひろ子さんのデビュー作は成功を収め、俳優としてその後の飛躍につながっていきます。
ドラマ『セーラー服と機関銃』で一躍有名に!
薬師丸ひろ子さんがブレイクしたきっかけとなった作品は、1981年に放映された映画『セーラー服と機関銃』。この映画で薬師丸ひろ子さんは主演として、父を亡くした女子高校生、星泉を演じました。
さらに映画の主題歌『セーラー服と機関銃』も薬師丸ひろ子さんが歌うことに。俳優としての演技だけではなく歌手としての歌唱力も世間に認められ、その人気を決定づけていきました。
薬師丸ひろ子は歌手としても活躍
前述のように、薬師丸ひろ子さんは俳優業だけでなく歌手としても活動を続けています。2016年には春日大社で歌手生活35周年記念ライブを行いました。
薬師丸ひろ子さんの歌声は『誠実な歌声』と評されるほど、クセがなく伸びやかで曲に素直な歌い方が魅力です。変に歌いかたをアレンジしたり崩したりしないので、とても聴きやすいという特徴を持っています。
薬師丸ひろ子さんは歌手デビューの『セーラー服と機関銃』をはじめ、『探偵物語』、『Woman “Wの悲劇”より』など、出演した作品の主題歌をほぼ自分で歌いました。当時から、薬師丸ひろ子さんの歌唱力はファンの間では絶賛されています。
2013年に放送されたTVドラマ『あまちゃん』でも、薬師丸ひろ子さんは劇中で物語のキーとなる重要な曲、『潮騒のメモリー』を歌い、視聴者を驚かせました。
『あまちゃん』に出演したころから、新しいアルバムを出したり、23年ぶりのソロコンサートを行うようになったりと歌手としての活動が積極的になってきます。
薬師丸ひろ子 20年ぶりの発売となるオリジナル・アルバム『エトワール』
2018年5月9日、薬師丸ひろ子さんの20年ぶりとなるオリジナル・フルアルバム『エトワール』が発売されました。これまでカバーアルバムの発売が続いていた薬師丸ひろ子さん。
『エトワール』は、すべて薬師丸ひろ子さんのためだけに作曲された楽曲がつまったフルアルバムです。さらに薬師丸ひろ子さん自身が作詞した曲が2曲も収録されている豪華さ。
2018年には『エトワール』収録曲が聴けるライブを、東京と大阪のビルボードで行いました。
薬師丸ひろ子 オリジナルニューアルバム『エトワール』告知映像
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薬師丸ひろ子の現在・これから
現在もTVドラマや映画など、多くの作品に出演している薬師丸ひろ子さん。2018年には映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で『日本アカデミー賞』助演女優賞で優秀賞を受賞しました。
さらに2019年にはNHK大河ドラマへの初出演が決定。1月放送開始の『いだてん』でマリー役としてバー『ローズ』のママを演じます。
1月7日に行われたキャスト発表の場で、薬師丸ひろ子さんは新しい役についてこう語っています。
『あまちゃん』以来の宮藤官九郎さんとのタッグで、薬師丸ひろ子さんの新しい一面をファンに見せてくれそうですね。薬師丸ひろ子さんの活動に期待が高まります!
薬師丸ひろ子 プロフィール
生年月日:1964年6月9日
出身地:東京都
所属レーベル:ビクターエンターテインメント
1978年公開の映画『野性の証明』で俳優デビュー。その後多くの映画に出演。歌手としてのデビューは1981年公開の『セーラー服と機関銃』の映画主題歌。近年では音楽活動にも力を入れており、各地でコンサートを行なっている。俳優、歌手を中心に幅広く活動中。
[文・構成/grape編集部]