『ブサイク犬コンテスト』で優勝! 保護されたのは、安楽死の1時間前だった
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「風刺が利いていて、ナイスな工作」 自由研究の内容に45万『いいね』夏休みの宿題の定番といえる、自由研究。文字通り、各々が興味のあるテーマについて『自由に』探求できる、よいきっかけといえるでしょう。さまざまなアイディア工作をXに投稿している@TaT12364250さんも、自身の『自由研究』を発表。作品には45万件以上の『いいね』が寄せられています。
誰が見ても美しいと思うような整った容姿ではないけれど、個性的なルックスで人々を笑顔にする『ブサイク』な動物たち。
そんなブサカワな犬たちが一堂に会して、世界一のブサカワ犬を決める『ワールド・アグリエスト・ドッグコンテスト』がアメリカで開催されました。
全国から集まった個性豊かな強者犬の中から、2019年のもっともブサイクな犬の栄冠に輝いたのは、オスの雑種犬『スキャンプ・ザ・トランプ』!
ユニークなヘアスタイルにペロっと出した舌がなんともキュートなスキャンプ。
コンテストのプロフィールによると、野良犬だった彼は動物保護シェルターに保護され、安楽死させられる1時間前にいまの飼い主が引き取ったのだそう。
そんなスキャンプは7年前から、高齢者や子どもたちを癒すペット・セラピストとして活動しています。
実はスキャンプは昨年もこのコンテストに出場しましたが、惜しくも2位だったのです。
今年は見事に優勝者となり、賞金1500ドル(約16万円)を獲得しました。
アメリカでは毎年、容姿端麗で身体能力に優れた犬を選ぶドッグコンテストが開催されていますが、『ワールド・アグリエスト・ドッグコンテスト』に出場する犬たちは一般的なドッグコンテストの出場基準を果たしていない犬ばかり。
彼らはみな、元保護犬で、犬種も純血ではなく雑種の子も多くいます。
そしてそんなブサイクな犬たちはみんな、飼い主に愛されて幸せいっぱいでとても可愛らしいのです。
『ワールド・アグリエスト・ドッグコンテスト』の目的は、人々に家族を必要としている保護犬たちの里親になってほしいというメッセージが込められています。
動物保護シェルターでは、見た目が理由でなかなか里親が決まらない動物がいるといいます。
どんな容姿でも同じ命。すべての保護動物たちに優しい家族が見つかるといいですね。
[文・構成/grape編集部]