盗まれた愛犬を2年間探していた女性 SNSがたった2日間で奇跡を起こす
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ウクライナにある動物保護施設で、1匹の野良犬が保護されました。青い目をしたその犬はやせ細り、体は疥癬(かいせん)という皮膚病のためにところどころ毛が抜け落ちていたといいます。
その姿から、犬は長い間、路上で生き延びていたものと思われました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、施設のスタッフはその犬に優しい里親を見つけてあげたいと思い、写真を撮ってFacebookに投稿することにします。
しかし、犬の健康状態がよくないことから、興味を持ってくれる人はすぐには現れないだろうと思われました。
ところが、悲しそうな目をしたこの犬に同情した人たちが次々と投稿をシェアし始めます。そして瞬く間に、世界中の人たちがこの犬の写真を目にするほど拡散したのです。
SNSによって奇跡が起きる
最初の投稿からわずか2日後、施設のスタッフにある女性から連絡が入ります。
その女性は2017年に愛犬が庭から盗まれてしまい、2年間ずっと探し続けているのだそう。そして写真の青い目の犬が、彼女の愛犬によく似ているというのです。
こうして女性は翌日に、保護されている犬と対面することになります。
果たしてその犬は女性が探している愛犬なのでしょうか…答えはすぐに分かりました。
「会いたかったよぉ」
飼い主である女性に抱きついて、顔を舐め続ける犬。言葉にしなくても彼がどれほど喜んでいるかが伝わってきます。
犬の名前は『ロード』。女性はロードが盗まれてから、SNSのグループなどに彼の写真を投稿しては情報提供を呼びかけ、必死に探し続けていたのだとか。
それが今回の投稿でたった2日で見つかるなんて、まさに奇跡といえるでしょう。
飼い主の女性は「ロードに似た犬がいる」ということを、投稿を見たオーストラリアに住む友人から知らされたのだそうです。SNSによる情報拡大の速さには改めて驚かされますね。
この動画は100万回以上視聴され、「本当によかった」というコメントが多く寄せられています。
ロードはきっとこの2年間、さびしくつらい思いをしてきたことでしょう。
やっと再会できた飼い主さんと、これからは幸せに過ごしていってほしいですね。
[文・構成/grape編集部]