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「俺は吉本興業を辞める」 『宮迫田村の会見』を受け、加藤浩次が大声で激怒

By - grape編集部  公開:  更新:

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およそ5年前に反社会的勢力主催の会合へ参加していたとして、2019年6月24日、吉本興業は11人のタレントに謹慎処分を下しました。

同年7月20日、謹慎処分を受けた『雨上がり決死隊』の宮迫博之さんと『ロンドンブーツ1号2号』の田村亮さんが会見を開き、騒動の経緯や吉本興業の『圧力』についてすべてを告白しました。

加藤浩次、吉本興業に激しい怒り

7月22日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、今回の謝罪会見について特集。

今回の会見を見て、MCの加藤浩次さんは、吉本興業に対して「なんだよそれ!」と激しい怒りを感じたといいます。

同月21日には宮迫さんと田村亮さんに電話し、騒動について詳しく話をしたといいます。

吉本興業の会長である大崎洋さんと、社長の岡本昭彦さんについて、加藤さんは声を荒げながら自身の思いを吐露しました。

ちょっと(近藤)春菜はいいづらいかもしれないけど、これね、若手芸人とか…僕もまだペーペーです。みんな怖がってる。いまの吉本の会社の状況を、大崎さん岡本さん、この2人をみんな怖がってる。

こんなので楽しい笑いできんのかな?いまの体制で!何か文句いったら…文句じゃない、意見をいったら「怒られるんじゃないか」「つぶされるんじゃないか」…。

現場のマネージャーもそうです。吉本興業というのは、本当に現場のマネージャーって優秀な人間が多くて。辞めてった人間もいます。そこに納得がいかなくて辞めてった人間がいるのも、僕は知っている。

でも、ずーっと続いてきた。みんなが怖がってる状況が!大崎さんと岡本さんを怖がってる状況がずっと続いてきた。

俺、これからもそれが続くと思ったら、僕はこの会社にいれない!僕は辞めます。いまの社長、そして会長の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞める。

なぜなら、ここまでずっとみんなガマンして、頑張ってやってきてて、こんなことがこの会社で起こってんだよ。で、実際にそれは取り締まりが決まってる。大崎さんは「何も知らない」っていうかもしれないけど、絶対知ってる。

これは僕の意見としていいたい。俺は辞める。この取り締まりが変わらないんだったら。僕はそこを本当に思う。

スッキリ ーより引用

「吉本興業が変わらないのであれば、この会社を辞める」といい切った、加藤さん。

加藤さんを含む多くのタレントが上層部を恐れ、『圧力』をかけられることを恐れていると明かしました。

そして、吉本興業の先輩である松本人志さんが『ワイドナショー』(フジテレビ系)で大崎会長をかばう発言をしたことに対し、加藤さんは申し訳なさそうな表情を浮かべながらこういいました。

松本さんのマネージャではなく会社のトップで、社員も家族もいる。そして芸人の、若手芸人の家族、そして生活があるんですよ、そこには。

そしたら、いま吉本興業は取締役以降が絶対に変わらないとダメ。

僕は、その状況が会社で行われないなら、僕は退社します。それはもう、僕が心に昨日ずっと考えてて。そう思いました。

スッキリ ーより引用

加藤さんの言葉を受け、『ハリセンボン』の近藤春菜さんはカメラに向かって「先輩たちにこんな話をメディアでさせているということを、会社の人は感じてください。下の者は聞きたくないし、今後どうするのか考えてください」と涙ながらに訴えました。

最後はカメラに向かって、加藤さんは「私的な話をしてしまい、つい感情的になってしまった。すみません」と謝罪。

ネットでは多くの反響が上がり、加藤さんの意見に共感する声が相次ぎました。

・加藤さん、完全に腹くくってますね。先輩である松本さんの意見にも反論してるし。

・ここまでタレントたちが怒りをあらわにして、何も変わらなかったら業界は終わりだと思う。

・加藤さんがいうように「これだけの騒動を起こして、人に笑いを提供することってできるの?」と思う。

・見ていて涙が出てしまった。加藤さんの怒りや、近藤さんの悲しみが伝わってきた…。

同日、吉本興業が記者会見を開きます。会見の内容によって、多くのタレントが決断を迫られるかもしれません。


[文・構成/grape編集部]

出典
スッキリ

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