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加藤浩次「何言ってんだ」 木村花さんを侮辱した男性の『謝罪メール』に、怒りを爆発

By - grape編集部  公開:  更新:

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2020年5月23日、プロレスラーの木村花さんが22歳という若さで亡くなりました。

生前、木村さんはSNS上で不特定多数の人から酷い誹謗中傷を受けており、深く傷付いていたと報じられています。

母親の響子さんは、木村さんの死後、娘をSNS上で誹謗中傷した人物を特定し、告訴することを決意。そのための準備を進めてきたそうです。

そして同年12月16日、木村さんをSNS上で誹謗中傷した1人を特定。警察は20代の男性を『侮辱容疑』で書類送検しました。

木村響子さんに届いた『謝罪メール』

同月22日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、響子さんにインタビューを実施。その内容が反響を呼んでいます。

今回、誹謗中傷をした20代の男性を特定するきっかけとなったのは、響子さんの元に届いた、男性からの『謝罪メール』だったそうです。

同年6月、響子さんは男性から1通のメールを受け取り、そこには「自殺に追い込んだ1人です」「軽い気持ちでやってしまったけれど、後悔している。損害賠償の手続きが終わったら死にたい」といった内容がつづられていたといいます。

男性のアカウントは、響子さんが特定したいと思っていた誹謗中傷が酷かったアカウントの1つでした。男性は生前の木村さんに「生きている価値はあるのか」「いつ死ぬの?」などといった投稿をしていたそうです。

響子さんは、正直に名乗り出た人物を訴えるかどうか、葛藤があったと語っています。

これ以上追い詰めるようなことをしないほうがいいのではないかと、すごく思ったんですけど…。

私たち家族や友達みんなが、花を失ったことで苦しんで、ギリギリに生きている中で、「死にたい」と私たちにいうのはずるいかなと思う。

スッキリ ーより引用

インタビューを見たMCの加藤浩次さんは、男性が送ったメールの内容に対し「何いってんだ!」と怒りをあらわにしました。

「軽い気持ちでやったんだ」「損害賠償の手続きを終えたら死にたい」とか、何いってんだ。

だったらちゃんと顔を出して、会いに行って謝罪をしろよ。なんでネットでやってんだ。話にならないよ。

本当に悪いと思ってるんだったら、ちゃんと会いに行っていえよ。

ネットの中で「すみません、でも終えたら死にたい」って、なんだよ。おまえが死ね死ねいってたんじゃないのか。

僕は怒りしかないな。

スッキリ ーより引用

告訴に踏み切った響子さんですが、今度は加害者が誹謗中傷されることを心配しており、「それは花も望んでいない」とコメントしていました。

また「今回罪に問われなかった人たちにこそ、本当に自分のしたことを考えてほしい」といいます。

罪に問われなくても、周りの人に自分がしたってばれなくても、自分の心は自分がしたことを知っていますから。

まだ若い人だったとして、自分に子供が生まれた時に、そういう自分を親として子供に見せれるのかとか、そういうことを本当に考えてほしいです。

スッキリ ーより引用

番組を見た人たちからは、さまざまな声が寄せられています。

・誹謗中傷をしておいて、被害者のお母さんに「死にたい」って…。加藤さんの怒りに共感します。

・これがなぜ軽い罪なのか、よく分からない。本当に無念だと思います。

・木村花さんのお母さんの言葉が重い。ネットだからって身元がばれないと思っていたら大間違いだよ。

今回、加害者に適用された侮辱罪は「1万円未満の科料」や「30日未満の拘留」といった軽い罰を受ける程度の罪だそうです。

しかし誹謗中傷が何件も積み重なれば、人の命を簡単に奪うほどの威力を持つということを、決して忘れてはいけないでしょう。

自分の言葉が、相手の心を傷付けるものでないか、SNS上に書き込む前に考える必要がありますね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
スッキリ

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