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電車内で「子どもが危ない」「倒れている」の怒声 パニックに加藤浩次が指摘

By - grape編集部  公開:  更新:

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2018年11月11日に、東京メトロ『千代田線 6000系』の車両の引退ラストランを実施。

霞ヶ関駅から綾瀬駅までの特別運行で、詰めかけた鉄道ファンによって先頭車両がパニック状態になったといいます。

加藤浩次「集団心理で…」

同月13日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ)ではこの時の様子を放送。

番組のナレーションでは、引退した車両についてこのように説明しています。

1971年にデビューし、これまで353両が製造された千代田線 6000系。

アルミ製車両が本格導入されたこの車両は、デビュー翌年、鉄道愛好者団体である『鉄道友の会』から、優秀な車両に贈られる『ローレル賞』を受賞しています。

しかし、老朽化や新車両の導入などを理由におとといで引退することになったのです。

スッキリ ーより引用

多くのファンを持つ『千代田線 6000系』。ラストランを撮影しようと鉄道ファンが先頭車両に詰めかけたといいます。

特別運行とはいえ、一般乗客も乗り合わせていたため、先頭車両はすし詰め状態に。

終点に近づくにつれて、車内では「子どもが危ない」「倒れている人がいる」「命に関わるよ!」といった怒声が上がり始めていました。

混雑具合を見た東京メトロ側は、混雑緩和のために乗客を別の車両へ行くようにうながしたそうですが、多くの乗客が先頭車両を離れず、最終的には非常通報ボタンが押されるほどの事態になったようです。

あまりの混雑に番組MCの加藤浩次さんは、このようにコメント。

集団心理でみんなが前に前に(行った)。

そして、車窓を撮りたいわけですよね。運転席の向こうの車窓を撮りたいという気持ち(が強かったのでは)。

スッキリ ーより引用

車窓の景色などを、「自分で撮りたいと思う人たちの気持ちが強すぎたのでは」と分析していました。

また、コメンテーターのロバート・キャンベルさんは乗客だけでなく、運営側にも責任があると指摘。

SNSでどれだけ拡散できるかは、運営側の実績に関わるもので撮らせたいという心理も動くわけでうすよ。

とすると、あれだけの人が集まってしまったのは、運営側の(責任だと思う)。

スッキリ ーより引用

今回の騒動にネット上では、このような声が上がっていました。

・写真を撮りたい気持ちは分かるけど、周りに迷惑をかけるな。

・最悪な形で終わるのはファンとしてどうかと思う。

・こういう人たちがいるから、マナーよく楽しんでいる人たちも規制が厳しくなるんですよね。

・イベントを行わないで、ひっそりと引退させたほうがいまの時代には合っているのかも。

さらに「引退イベントで一般乗客も一緒なのはおかしい」「整理券配るとかの対応はできたはず」という、運営側の不手際を非難する声も。

ファンとして、運営側として、ラストランを盛り上げたい気持ちはよく分かります。しかし、こういった騒動が続いてはイベントそのものがなくなる可能性もあるでしょう。

ファンも運営側も、今後は節度ある行動やパニックを起こさない対応が強く求められます。


[文・構成/grape編集部]

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出典
スッキリ

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