「おい、お前!」年配男性が、居眠りする若者を厳しく注意 その後?
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「誰か降りないかな…」電車で座れない時に使いたくなる”究極の裏ワザ”に「その手があったか」電車内が混雑していると、席に座れない時もあるでしょう。つり革を掴み電車に揺られながら、「次の駅で誰か降りないかな…」なんて念じることもあるかもしれません。新濃(@NiinoNiio)さんがXで公開した漫画では、そんな電車内のワンシーンが描かれていました。

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多くの人が利用する電車。
子どもを連れている人や、疲れ切っている人など、それぞれにさまざまな事情を抱えています。
そんな電車の中で見られた『とあるサラリーマン』と『年配男性』のやりとりをご紹介します。
おい、お前!
帰宅ラッシュを過ぎた、夜の車内。
仕事で疲れているのでしょうか。電車の座席に座り、居眠りをする若いサラリーマンがいました。
大きく船をこぐようにウトウトとしている姿に、周りの人は「この人、大丈夫か?」とちょっと困った様子です。
そんな時、サラリーマンの隣に、がっしりした体格の年配男性が座りました。案の定サラリーマンは、年配男性にもたれかかってしまいます。
すると、年配男性が「おい!」と一喝!
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「お前、しっかりしろよ!」
この言葉に、目を覚ましたサラリーマン。驚いた顔で、年配男性の顔を見つめます。
「大体な、そんな風になるんだったら座らず、立ってろよ」
年配男性がいうことはもっともなのですが、強い口調だったので車内はなんとなく気まずい雰囲気に…。
しかし、年配男性のあるひと言によって、空気がガラリと変わったのです!
「正直いって、若いお姉ちゃんに寄りかかられるんだったら嬉しいけどな」
そんなことを笑顔でいったため、それまで真面目な顔をしていたサラリーマンも、つられて笑顔になりました。
そして、年配男性はこう続けます。
「寝るなとはいわねぇよ。でも迷惑になっちゃあダメだ」
この言葉にサラリーマンもうなずき、そこからは眠そうな目をこすり、眠気と必死に戦っていました。
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現在では「他人に注意できる人が少なくなった」「自分の都合だけで怒る人を多く見かけるようになった」などの意見をよく聞きます。
そんな中で見られた、「他人を注意し、その後のフォローを忘れない」という年配男性の行動。いい意味での『古きよき日本のおじいさん』といえるその対応は素敵ですね。
[文・構成/grape編集部]