岸部一徳は沢田研二のバンドでベースだった!? 息子とドラマで共演! By - grape編集部 公開:2019-09-24 更新:2020-09-03 ドラマ岸部一徳 Share Post LINE はてな コメント 俳優として活躍している岸部一徳(きしべいっとく)さん。高い演技力と独特の存在感で、男女問わず多くの人から支持されています。 そんな岸部一徳さんのバンド時代や兄弟、出演作やこれからの活躍といったさまざまな情報をご紹介します! 岸部一徳は沢田研二のバンドだった 岸部おさみという名前で、音楽活動を行っていた岸部一徳さん。ビートルズが来日した1966年にバンド『ザ・ファニーズ』を結成しました。 『ザ・ファニーズ』は歌手の沢田研二さんをボーカルに、ベースの岸部一徳さんら5人で音楽活動を開始。 9月にはミュージシャンの内田裕也さんに誘われ、メジャーデビューすることになりました。バンド名を『ザ・タイガース』と変え、岸部一徳さんをリーダーに1967年8月に『僕のマリー』でデビュー。2曲目の『シーサイド・バウンド』で大ヒットを飛ばします。 『ザ・タイガース』左から瞳みのる、森本太郎、岸部おさみ、加橋かつみ、沢田研二 1968年 1970年には弟の岸部シロー(現・岸部四郎)さんと兄弟でアルバム『トラ70619』をリリースし、精力的な音楽活動を行いました。 売れっ子となった『ザ・タイガース』ですが、多忙と音楽的な路線の違いから、1971年に解散しています。 解散後の岸部一徳さんは、翌年にバンド『PYG』へ加入しました。続いて、『井上堯之バンド』へ移行していきます。 解散した『ザ・タイガース』は、2013年に再結成。日本武道館でコンサートを行っています。 岸部一徳、俳優として開花! 岸部一徳さんが俳優業に乗り出したのは、沢田研二さんが主演したドラマ『悪魔のようなあいつ』(TBS系)からです。 俳優の樹木希林さんから『岸部一徳』という芸名を付けてもらい、俳優業に専念することとなりました。 岸部一徳さんが出演した主な作品は、次のようになります。 映画 『時をかける少女』福島利男 役 『死の棘』トシオ 役 『相棒-劇場版-』小野田公顕 役 『舞妓はレディ』北野織吉 役 『アウトレイジ 最終章』森島 役 ドラマ 『医龍-Team Medical Dragon-』シリーズ(フジテレビ系)野口賢雄 役 『相棒』(テレビ朝日系)小野田公顕 役 『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)神原晶 役 中でも映画『死の棘』では、『日本アカデミー賞』最優秀主演男優賞に輝いています。 岸部一徳主演映画 『死の棘』 最近の主演映画としては、『鈴木家の嘘』が挙げられるでしょう。監督は野尻克己さんで、『第31回東京国際映画祭』日本映画スプラッシュ部門作品賞に選ばれています。 映画『鈴木家の嘘』あらすじ 鈴木家の長男・浩一がある日突然この世を去った。ショックのあまり記憶を失った母のため、遺された父と長女は一世一代の嘘をつく。「引きこもりだった浩一は家を出て、アルゼンチンで働いている」と。父は原宿でチェ・ゲバラのTシャツを探し、娘は兄に成りかわって手紙をしたため、親戚たちも巻き込んでのアリバイ作りにいそしむ。すべては母の笑顔のためにーー!母への嘘がばれないよう奮闘する父と娘の姿をユーモアたっぷりに描きつつ、悲しみと悔しみを抱えながら再生しようともがく家族の姿を丁寧に優しく紡ぐ感動作。家族の死と、そこからの再生という重厚なテーマを心に沁みいるハートウォーミングな喜劇に仕立てた、まったく新しい家族映画の傑作が誕生した。 映画『鈴木家の嘘』公式サイト ーより引用 映画『鈴木家の嘘』予告編 息子・岸部大輔と『医龍4-Team Medical Dragon-』で共演 岸部一徳さんの息子、岸部大輔さんはドラマ『医龍4-Team Medical Dragon-』に出演。岸部一徳さんが務める野口賢雄の青年時代を演じて話題となりました。 岸部大輔さんはバンド『パウンチホイール』に属するミュージシャンとして活動しています。 岸部一徳が入院… 岸部一徳さんが、体調不良のため検査入院したと2018年5月23日に報道されました。 病状が心配されましたが、その後復調し、12月22日放送のドラマ『4K時代劇スペシャル 無用庵隠居修行2』(BS朝日)で勝谷彦之助役として元気な姿を見せました。 岸部一徳さんの体調について、ネット上では次のような声が上がっています。 ・大好きな俳優さんだし、元気でいて欲しい。 ・亡くなったのは『相棒』の小野田官房長で岸部一徳さんは生きてる。 ・退院できてよかった。 岸部一徳の現在・これから 岸部一徳さんは、2019年5月に公開された映画『轢き逃げ―最高の最悪な日―』に柳公三郎役として出演しています。同作の主演は水谷豊さんで、『相棒』以来のタッグに期待が集まりました。 また、ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)では、食えない性格のソムリエ・山縣重臣役を務めています。 この投稿をInstagramで見る かわいたいちおふぃしゃる【Heavenご苦楽レストラン公式】さん(@kawai_iigram)がシェアした投稿 – 2019年 6月月29日午後8時05分PDT 9月放送のドラマ『4K時代劇スペシャル 無用庵隠居修行3』(BS朝日)では、再び水谷豊さんと共演する姿が見られます。 岸部一徳さんは、バンド活動からキャリアを始め、俳優に転向したあとも素晴らしい活躍を見せています。若い時からリアルタイムで見守ってきたファンも多く、存在感ある演技は唯一無二のもの。これからの岸部一徳さんに注目が集まっています。 岸部一徳 プロフィール 本名:岸部修三 生年月日:1947年1月9日 出身地:京都府 血液型:A型 身長:181㎝ 所属事務所:アン・ヌフ バンド『ザ・ファニーズ』で活躍していたところをミュージシャンの内田裕也に見いだされ、1967年に『ザ・タイガース』としてデビュー。大人気となるが、人気絶頂の1971年に解散した。その後、バンド『PYG』から『井上堯之バンド』を経て俳優業に転向。『悪魔のようなあいつ』で本格的にデビューし、岸部おさみから岸部一徳という芸名に改めた。映画『死の棘』で『日本アカデミー賞』最優秀主演男優賞に輝く。兄弟にタレントの岸部四郎、息子にミュージシャンの岸部大輔がいる。 [文・構成/grape編集部] 出典 死の棘(予告)/映画『鈴木家の嘘』公式サイト/『鈴木家の嘘』90秒予告/『轢き逃げ -最高の最悪な日-』 120秒予告編/kawai_iigram Share Post LINE はてな コメント
俳優として活躍している岸部一徳(きしべいっとく)さん。高い演技力と独特の存在感で、男女問わず多くの人から支持されています。
そんな岸部一徳さんのバンド時代や兄弟、出演作やこれからの活躍といったさまざまな情報をご紹介します!
岸部一徳は沢田研二のバンドだった
岸部おさみという名前で、音楽活動を行っていた岸部一徳さん。ビートルズが来日した1966年にバンド『ザ・ファニーズ』を結成しました。
『ザ・ファニーズ』は歌手の沢田研二さんをボーカルに、ベースの岸部一徳さんら5人で音楽活動を開始。
9月にはミュージシャンの内田裕也さんに誘われ、メジャーデビューすることになりました。バンド名を『ザ・タイガース』と変え、岸部一徳さんをリーダーに1967年8月に『僕のマリー』でデビュー。2曲目の『シーサイド・バウンド』で大ヒットを飛ばします。
『ザ・タイガース』左から瞳みのる、森本太郎、岸部おさみ、加橋かつみ、沢田研二 1968年
1970年には弟の岸部シロー(現・岸部四郎)さんと兄弟でアルバム『トラ70619』をリリースし、精力的な音楽活動を行いました。
売れっ子となった『ザ・タイガース』ですが、多忙と音楽的な路線の違いから、1971年に解散しています。
解散後の岸部一徳さんは、翌年にバンド『PYG』へ加入しました。続いて、『井上堯之バンド』へ移行していきます。
解散した『ザ・タイガース』は、2013年に再結成。日本武道館でコンサートを行っています。
岸部一徳、俳優として開花!
岸部一徳さんが俳優業に乗り出したのは、沢田研二さんが主演したドラマ『悪魔のようなあいつ』(TBS系)からです。
俳優の樹木希林さんから『岸部一徳』という芸名を付けてもらい、俳優業に専念することとなりました。
岸部一徳さんが出演した主な作品は、次のようになります。
映画
ドラマ
中でも映画『死の棘』では、『日本アカデミー賞』最優秀主演男優賞に輝いています。
岸部一徳主演映画 『死の棘』
最近の主演映画としては、『鈴木家の嘘』が挙げられるでしょう。監督は野尻克己さんで、『第31回東京国際映画祭』日本映画スプラッシュ部門作品賞に選ばれています。
映画『鈴木家の嘘』あらすじ
映画『鈴木家の嘘』予告編
息子・岸部大輔と『医龍4-Team Medical Dragon-』で共演
岸部一徳さんの息子、岸部大輔さんはドラマ『医龍4-Team Medical Dragon-』に出演。岸部一徳さんが務める野口賢雄の青年時代を演じて話題となりました。
岸部大輔さんはバンド『パウンチホイール』に属するミュージシャンとして活動しています。
岸部一徳が入院…
岸部一徳さんが、体調不良のため検査入院したと2018年5月23日に報道されました。
病状が心配されましたが、その後復調し、12月22日放送のドラマ『4K時代劇スペシャル 無用庵隠居修行2』(BS朝日)で勝谷彦之助役として元気な姿を見せました。
岸部一徳さんの体調について、ネット上では次のような声が上がっています。
・大好きな俳優さんだし、元気でいて欲しい。
・亡くなったのは『相棒』の小野田官房長で岸部一徳さんは生きてる。
・退院できてよかった。
岸部一徳の現在・これから
岸部一徳さんは、2019年5月に公開された映画『轢き逃げ―最高の最悪な日―』に柳公三郎役として出演しています。同作の主演は水谷豊さんで、『相棒』以来のタッグに期待が集まりました。
また、ドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)では、食えない性格のソムリエ・山縣重臣役を務めています。
9月放送のドラマ『4K時代劇スペシャル 無用庵隠居修行3』(BS朝日)では、再び水谷豊さんと共演する姿が見られます。
岸部一徳さんは、バンド活動からキャリアを始め、俳優に転向したあとも素晴らしい活躍を見せています。若い時からリアルタイムで見守ってきたファンも多く、存在感ある演技は唯一無二のもの。これからの岸部一徳さんに注目が集まっています。
岸部一徳 プロフィール
本名:岸部修三
生年月日:1947年1月9日
出身地:京都府
血液型:A型
身長:181㎝
所属事務所:アン・ヌフ
バンド『ザ・ファニーズ』で活躍していたところをミュージシャンの内田裕也に見いだされ、1967年に『ザ・タイガース』としてデビュー。大人気となるが、人気絶頂の1971年に解散した。その後、バンド『PYG』から『井上堯之バンド』を経て俳優業に転向。『悪魔のようなあいつ』で本格的にデビューし、岸部おさみから岸部一徳という芸名に改めた。映画『死の棘』で『日本アカデミー賞』最優秀主演男優賞に輝く。兄弟にタレントの岸部四郎、息子にミュージシャンの岸部大輔がいる。
[文・構成/grape編集部]