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行方不明になった、ホームレスの愛犬 数週間ぶりの再会に喜びを爆発させる

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Memphis Animal Services

アメリカ・テネシー州に暮らすアンソニーさんはさまざまな事情により住む家を失い、路上生活をしています。

アンソニーさんは住居がなく、食事も毎食とれないことがあります。しかし彼は一人ぼっちではありません。

彼には一緒に暮らす、ボボという愛犬がいます。アンソニーさんは自分の食事がとれなくても、ボボにはいつも十分な量を食べさせているのだそう。

ある朝、アンソニーさんが目覚めるとなぜかボボの姿が見当たりませんでした。ひどく動揺した彼はすぐに友人に連絡して助けを求めます。

それから彼らは必死でボボを探しまわりました。またボボの目撃情報を募るためにポスターを作り、町中に貼りました。

行方不明になった愛犬と再会

ボボが行方不明になってから数週間後、地元の動物保護シェルター『メンフィス・アニマル・サービス』に1匹の犬が連れて来られます。

その犬を見たスタッフの1人が、すぐにボボだということに気が付きます。そしてアンソニーさんたちが作ったポスターに書かれていた連絡先に電話し、アンソニーさんは友人の車で急いでシェルターに駆け付けました。

「ついにボボに会える」期待に胸を膨らませながら待っていたアンソニーさん。するとボボは…。

アンソニーさんとの数週間ぶりの再会に喜びを爆発させるボボ。きっとアンソニーさんと同じようにボボも、不安でさびしい日々を過ごしていたのでしょう。

この感動の再会の後、『メンフィス・アニマル・サービス』ではボボの健康診断を行い、ワクチン接種とマイクロチップの装着、また去勢手術を施しました。

そして1年分の犬糸状虫(フィラリアの一種)の予防薬と大量のドッグフード、さらに首輪とリード、IDタグをアンソニーさんに提供したということです。

路上で暮らすアンソニーさんにとって、ボボはかけがえのない家族なのでしょう。またボボもアンソニーさんのことが大好きだということが伝わってきます。

無事に再会できて本当によかったですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
Memphis Animal Services

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