行方不明になった、ホームレスの愛犬 数週間ぶりの再会に喜びを爆発させる
公開: 更新:


猫「飯だ。いくぞ」犬「おう!」 ご飯前の2匹の姿に「戦いに挑む前かな」「いい目をしてる」犬のこめたくんと、猫のうにちゃんと暮らす、飼い主(@chimaki0328)さん。 ご飯を食べる前の2匹の様子をXに投稿し、反響を呼びました。

飼い主「え、そこで寝るの?」 猫が寝始めた場所が…「嬉しい悲鳴」「これになりたい」「え、そこで寝るの?1日が終わっちゃうんだけど…」飼い主(@katsuo779)さんと、愛猫のカツオちゃんの『幸せな休日の光景』が、話題になりました。
アメリカ・テネシー州に暮らすアンソニーさんはさまざまな事情により住む家を失い、路上生活をしています。
アンソニーさんは住居がなく、食事も毎食とれないことがあります。しかし彼は一人ぼっちではありません。
彼には一緒に暮らす、ボボという愛犬がいます。アンソニーさんは自分の食事がとれなくても、ボボにはいつも十分な量を食べさせているのだそう。
ある朝、アンソニーさんが目覚めるとなぜかボボの姿が見当たりませんでした。ひどく動揺した彼はすぐに友人に連絡して助けを求めます。
それから彼らは必死でボボを探しまわりました。またボボの目撃情報を募るためにポスターを作り、町中に貼りました。
行方不明になった愛犬と再会
ボボが行方不明になってから数週間後、地元の動物保護シェルター『メンフィス・アニマル・サービス』に1匹の犬が連れて来られます。
その犬を見たスタッフの1人が、すぐにボボだということに気が付きます。そしてアンソニーさんたちが作ったポスターに書かれていた連絡先に電話し、アンソニーさんは友人の車で急いでシェルターに駆け付けました。
「ついにボボに会える」期待に胸を膨らませながら待っていたアンソニーさん。するとボボは…。
アンソニーさんとの数週間ぶりの再会に喜びを爆発させるボボ。きっとアンソニーさんと同じようにボボも、不安でさびしい日々を過ごしていたのでしょう。
この感動の再会の後、『メンフィス・アニマル・サービス』ではボボの健康診断を行い、ワクチン接種とマイクロチップの装着、また去勢手術を施しました。
そして1年分の犬糸状虫(フィラリアの一種)の予防薬と大量のドッグフード、さらに首輪とリード、IDタグをアンソニーさんに提供したということです。
路上で暮らすアンソニーさんにとって、ボボはかけがえのない家族なのでしょう。またボボもアンソニーさんのことが大好きだということが伝わってきます。
無事に再会できて本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]