まるで天使の歌声 自閉症の少年が歌う名曲に世界中の人たちが感動
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アイルランド・ダブリンに住む9歳のジャスティン・メイ・カイリーくんは自閉症をもっています。
自閉症の人の特徴の1つとして音に敏感であることが挙げられますが、彼も長い間、音や音楽を怖がる傾向があったといいます。
しかし、海外メディア『The Irish Post』によると、ジャスティンくんの音への恐怖は少しずつ改善されていったのだそう。そして彼は映画やTVを通じて歌を覚え、音楽を楽しめるようになっていったのです。
ある日、ジャスティンくんが歌っているところを見た母親のアンドレアさんは、思わずビデオを回します。そしてその動画をFacebookにシェアしたところ、たちまち話題となったのです。
歌っている曲はレナード・コーエンの名曲『ハレルヤ(Hallelujah)』。
アンドレアさんの投稿は560回以上シェアされ、ジャスティンくんの美しい歌声に感動した人たちからコメントが殺到しています。
・なんて美しい歌声なの。彼には絶対才能があるわ。
・鳥肌が立った。
・彼の歌を1日中聴いていたい。
ジャスティンくんがそうだったように自閉症の人は音に過敏な人も多いといわれますが、その一方で音楽などの芸術分野で、才能を発揮する人がいることでも知られています。
アメリカでは2019年、人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に自閉症で視覚障がいをもつ歌手の青年が出場し、大きな話題となりました。
オーディション番組に出場した自閉症の青年 歌い始めると観客は言葉を失った
番組に出場したコーディ・リーさんは順調に勝ち進み、見事優勝を果たしました。
ジャスティンくんとコーディさんのピュアで魂のこもった歌声は、聞く人の心を震わせるような感動を与えてくれるのでしょう。
音への恐怖を乗り越え、音楽の才能に目覚めたジャスティンくんが、これから先どんな活躍を見せてくれるか楽しみですね。
[文・構成/grape編集部]