渋川清彦はかつて『メンズノンノ』のモデルとして活躍! 『ケイゾク』『深夜食堂』などに出演
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20代の頃に『MEN’S NON-NO(メンズノンノ)』をはじめとする有名ファッション雑誌でファッションモデルとしてのキャリアをスタートした、渋川清彦(しぶかわきよひこ)さん。その後、俳優として数多くの作品に出演しています。
ダンディーな魅力を武器に、映画やドラマになくてはならない存在として注目を集めています。
そんな渋川清彦さんのこれまでの出演作品や、現在の活動など、さまざまな情報をご紹介します。
渋川清彦は『メンズノンノ』で活躍していた!
渋川清彦さんは、90年代の中盤から後半にかけて裏原系やストリートファッションが時代のトレンドとして認知されていた時期に、『KEE』名義でファッションモデルとして活動していました。当時の活動が、現在の渋川清彦さんの原点ともいえるでしょう。
渋川清彦さんは圧倒的な人気と存在感を放ち、ファッション雑誌『メンズノンノ』や『smart』などで誌面を飾ってきました。
そんな渋川清彦さんは、2017年9月23日放送のラジオ番組『RADIO DONUTS』(J-WAVE)に出演。その中で、ファッションに対するこだわりについて語りました。
渋川清彦さんはプライベートで、コンバースのスニーカーしか履いていないのだそう。
数あるコンバースの中でもお気に入りは黒いオールスターとのこと。オールスターにも種類があり、お金に余裕がある時は『メード・イン・ジャパン』というモデルを買っているといいます。
また、勝負服は「50~60年代の古着のシャツ」なのだそう。タンクトップは『KNOCKER』というブランドのものしか着ないそうで、ファッションへのこだわりがうかがえます。
ファッションモデルは多彩な衣装を着こなすイメージがありますが、渋川清彦さんはそのイメージをくつがえすようなこだわりの強さで、逆に多くのファンを引きつけているのかもしれません。
渋川清彦や村上淳らの20年前の秘蔵写真を展示した展覧会とは?
2017年、渋川清彦さんの所属するマネージメント会社『ディケイド』は、設立25周年を記念して映画『AMY SAID エイミー・セッド』を制作。
同映画の公開を記念して、同年9月15日~10月5日まで、テアトル新宿内において『AMY SAID エイミー・セッド』展が開催されました。
出演者の渋川清彦さんのほか、主演の三浦誠己(みうらまさき)さん、村上虹郎(むらかみにじろう)さん、大橋トリオ(おおはしとりお)さん、村上淳(むらかみじゅん)さんらの20年前の秘蔵写真も展示される大変貴重な機会となっています。
映画『AMY SAID エイミー・セッド』は、映画に対して強烈な想いと情熱をぶつけてきた頃の若く純粋な気持ちを失い、日々それぞれの人生に追われ疲れた40代の男女8名が、20年前の『ある日』を邂逅する一夜を描いた青春群像劇。
強烈な個性を放つ『ディケイド』所属の俳優陣がぶつかることで織りなすアンサンブルは必見です。
映画『AMY SAID エイミー・セッド特報
渋川清彦は『深夜食堂』など映画にも多数出演
渋川清彦さんは、数々の映画に出演しています。
2018年6月には渋川清彦さんと、舞台演出家・小説家として人気を集める飯塚健(いいづかけん)さんの群馬県渋川市出身コンビが生み出した映画『榎田貿易堂』が公開。
開業4年目を迎えるリサイクルショップ・榎田貿易堂で働く個性あふれるメンバーの抱える悩みが動き出していくことで物語が展開します。
2019年2月に公開された映画『半世界』では、稲垣吾郎(いながきごろう)さん、長谷川博己(はせがわひろき)さんとともに、同級生役として出演。40代を目前に子育て、仕事などの葛藤にぶつかっていく姿をリアルに描いた作品となっています。
映画『半世界』本予告
渋川清彦さんの過去の映画出演歴を見ても『クローズZERO』や『ゴールデンスランバー』、『深夜食堂』、『テラフォーマーズ』などそうそうたる映画に出演。
日本の映画には欠かせない名俳優として、現在も活躍を続けています。
渋川清彦は『モンテ・クリスト伯』や『西郷どん』などのドラマに出演
映画での活躍が目立つ渋川清彦さんですが、ドラマでも数多くの作品に出演しています。
ドラマ『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(フジテレビ系)には、ディーン・フジオカさんはじめ、三浦誠己(みうらまさき)さん、岡部たかし(おかべたかし)さんなどの個性的なキャストが集結。渋川清彦さんは、ディーン・フジオカさん演じる紫門暖の復讐のゴングを鳴らす重要な役・寺角類を演じています。
不良ではありながらも、小心者である寺角を華麗に演じきる渋川清彦さんにも注目です。
また大河ドラマ『西郷どん』(NHK)では、板垣退助役を好演。西郷隆盛らとともに『征韓論』を打ち出すなど、ドラマでの重要な役割を担っています。
物語の重要な役割を担う、渋川清彦さんの演技には目が離せません。
そのほか、『ケイゾク』(TBS系)や『マザー・ゲーム~彼女たちの階段~』(TBS系)、『ウロボロス~この愛こそ、正義。~』(TBS系)などのドラマにも出演しており、数々のドラマに引っ張りだこの俳優として注目されています。
渋川清彦の現在・これから
2019年6月には、渋川清彦さん主演の映画『柴公園』が公開。柴犬を連れて公園で出会う人たちが織りなすヒューマンストーリーであり、同年11月にはDVDの発売が決定しています。
映画版『柴公園』予告
2020年公開の映画では、すでに2本の作品への出演が決定。
映画『37 Seconds』は、先天性脳性麻痺を抱え、車いす生活を送りながらも、マンガを描く才能に恵まれた20代のヒロインが、精一杯生きる様を描いた物語です。
また、手塚治虫(てづかおさむ)さんの作品の中でも問題作といわれた『ばるぼら』を実写化した映画にも出演します。
俳優として精力的に活動している渋川清彦さんの今後に期待しています。
渋川清彦 プロフィール
生年月日:1974年7月2日
出身地:群馬県
血液型:A型
身長:175cm
所属事務所:ディケイド
1974年に群馬県渋川市で生まれる。20代からファッション雑誌『メンズノンノ』や『smart』などの有名雑誌においてファッションモデルとして活躍。また、俳優仲間やカメラマンとともに自身のオリジナルブランド『Rotar』を立ち上げるなどの活動も行う。モデル活動を経て、1998年に映画『ポルノスター』で映画デビュー。その後、『そして泥船はゆく』、『ソレダケ/that’s it』、『お盆の弟』、『モーターズ』、『下衆の愛』などに出演する。地元・群馬県渋川市の観光大使を務め、一方でサイコビリーバンド『DTKINZ(ドトキンズ)』のドラムとしても活躍しており、ファッション・俳優・音楽とマルチに活躍している。
[文・構成/grape編集部]