藤真利子が母の介護について語る 『西郷どん』では大久保福役を熱演
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俳優として活躍中の藤真利子(ふじまりこ)さん。20代の頃には、歌手として数々のシングルやアルバムを発表しています。
そんな藤真利子さんが発表したアルバムについてや、これまでの出演作品、著書についてなど、さまざまな情報をご紹介します。
藤真利子の歌『上海・夢の港町』『SO LONG』の作曲は坂本龍一が担当
藤真利子さんは1977年に、ドラマ『文子とはつ』(TBS系)で俳優デビュー。1979年6月にはアルバム『シ・ナ・リ・オ』、シングル『シ・ナ・リ・オ』で歌手デビューしました。
藤真利子さんの所属事務所のプロフィールを見ると、特技にピアノ、三味線と書かれており、音楽の才能があることが分かります。
その才能を活かし、アルバム『浪漫幻夢』に収録されている『ピエール、ピエール、ピエール!』『The light in the memory』は、作詞作曲を藤真利子さん自身が手掛けています。
藤真利子さんは、これまでに『シ・ナ・リ・オ』『浪漫幻夢』『狂躁曲』『アブラカダブラ』『ガラスの植物園』と計5枚のアルバムをリリース。その楽曲提供者は豪華な顔ぶれが並んでいます。
中でも注目なのが、『アブラカダブラ』に収録されている『上海・夢の港町』『SO LONG』は坂本龍一(さかもとりゅういち)さんが作曲を担当していることです。
アルバム『浪漫幻夢』『狂躁曲』『アブラカダブラ』『ガラスの植物園』は2014年に、『シ・ナ・リ・オ』は2017年に復刻版CDがリリースされています。
藤真利子は『西郷どん』に出演
藤真利子さんは、2018年の大河ドラマ『西郷どん』(NHK)に出演。演じたのは、大久保利通の母・大久保福役です。
『西郷どん』は、西郷隆盛の生涯を描いた作品。下級武士の家に生まれた隆盛が、カリスマ藩主・島津斉彬と出会い、薩摩のキーパーソンとなっていきます。
『西郷どん』の初回のパブリックビューイングが鹿児島の宝山ホールで行われた際、藤真利子さんはサプライズゲストとして登場しました。
藤真利子は松任谷正隆と親交がある
藤真利子さんは、音楽プロデューサーとして活躍している松任谷正隆(まつとうやまさたか)さんと親交があるそうです。
藤真利子さんのアルバムでは、松任谷正隆さん・松任谷由実(まつとうやゆみ)さん夫妻が楽曲を提供しており、以来、公私にわたり親交があるといいます。
2014年の舞台『ユーミン×帝劇第2弾Yuming Songs…「あなたがいたから私がいた」』に出演した、藤真利子さん。その製作発表会で、藤真利子さんは松任谷夫妻との関係を明かしました。
同舞台で脚本・演出を担当している松任谷正隆さんは、妻・松任谷由実さんと藤真利子さんについて、「由実さんと藤真利子さんは仲がよすぎる」と話します。
藤真利子さんと松任谷由実さんは、藤真利子さんがデビューして1年後くらいの対談で意気投合して以来、仲がいいそうです。
藤真利子が母の介護や著書について語る
藤真利子さんは、俳優業を続けながら11年もの間、母の介護生活を送っていたそうです。
その介護の様子は、藤真利子さんの著書『ママを殺した』に描かれています。
ママを殺した
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『AERA dot.』に掲載されている、エッセイストの林真理子(はやしまりこ)さんとの対談で、藤真利子さんは著書や母の介護のことを語っています。
『ママを殺した』を執筆したきっかけは、藤真利子さんが母の葬儀の翌日に出演したトーク番組『徹の部屋』(AbemaTV)で母についての話をしたことだそう。
それを見ていたTBSのプロデューサーから情報バラエティ番組『爆報!THEフライデー』(TBS系)への出演依頼があったそうです。
同番組に出演したところ、視聴率がよかったため、藤真利子さんが所属している事務所の社長から本を執筆することをすすめられたといいます。
最初は、藤真利子さんが10時間ほど話したことを、ライターがまとめるというやり方で決まっていたそう。しかし、知らないライターに、誰にも話したことがない、母と自分のことを話すのは難しいと思い、自分で執筆することにしたそうです。
藤真利子さんの母は脳梗塞を患い、その後遺症で右半身不随になってしまい、話すこともできなくなってしまったといいます。
最初は、施設に入れようとしたそうですが、後遺症が重すぎて入れなかったそうです。
また、ヘルパー代が高額なため、藤真利子さんはできるだけ自分で介護をするようにし、自分の生活を切り詰めていたことも明かしています。
藤真利子さんは、松任谷由実さんなど本当に仲のよい友人以外には、母の介護をしていることは内緒にしていたそう。自分の事情で仕事の依頼を断るのは、プロではないと考えていたからだそうです。
藤真利子の現在・これから
藤真利子さんはインスタグラムやツイッターなどのアカウントは持っていないため、活動情報は所属事務所『プロダクション尾木』の公式サイトから知ることができます。
2019年は、『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)や『プレバト!!』(TBS系)などのバラエティ番組に出演しました。
藤真利子さんの今後の活躍も応援しています。
藤真利子 プロフィール
生年月日:1955年6月18日
出身地:東京都
血液型:A型
身長:160cm
所属事務所:プロダクション尾木
1977年に『文子とはつ』(TBS系)で俳優デビュー。同年、『北村透谷・わが冬の歌』で映画デビュー。1985年には映画『薄化粧』に出演し、高い演技力が評価されて、『日本アカデミー賞』優秀助演女優賞、『ブルーリボン賞』助演女優賞、『毎日映画コンクール』助演女優賞など数多くの映画賞を受賞。一方で、1979年にアルバム『シ・ナ・リ・オ』で歌手デビュー。現在は、ドラマ、映画、バラエティ番組などさまざまなジャンルで活躍中。
[文・構成/grape編集部]