つわりや陣痛より大変?意外と知られていない「産後すぐ」の辛かったこと
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「なんだこの幸せな表現は!」「胸アツだ」 出産後の女性の言葉に『10万いいね』2025年8月現在、生後5か月の赤ちゃんを育てている、母親の、七々那ナナ(@hyopopoi)さんは、出産前に不安を感じていた1人。「子育てが始まったら、人生の主人公が私ではなくなるんだな…」とさびしく感じたことがあるそうです。

助産師に泣きついた母親 赤ちゃんを預けた結果が?「さすがプロ」「拍手した」出産という大仕事は、ゴールではなくスタート。この世に生まれた我が子は、休息を与えてくれないのですから…。 母親は休む暇もなく、すぐさま子育てという新たな試練に直面します。第1子の場合は、より高い壁に感じることでしょう。 ...
慣れない育児と睡眠不足、ホルモンバランスも崩れて「産後うつ」に
産後すぐに一番辛かったのが、精神面が不安定になること。
慣れない育児からくる「これでいいのかな?」という不安と、昼夜問わず行う授乳による慢性的な睡眠不足。また産後すぐはホルモンバランスも安定しないため、精神面がとても不安定になります。
私の場合、仕事も休んで一日中家にいるのに、赤ちゃんのお世話に時間を取られて家事が満足に出来ない時期がありました。
そして「自分は家事もまともに出来ないダメな母親だ」と酷くネガティブで、いわゆる「産後うつ」のような状態になってしまいました。
この時が本当に辛く、なんとか乗り越えることが出来たのは周囲の助けを借りることができたからでした。
産後すぐの辛い時期は夫をはじめ、本当に色んな人に助けてもらいました。
さいごに、産後周りの人にしてもらって嬉しかったことをご紹介します。
産後で辛いママのために周りの人ができること
家事やご飯の支度をしてくれる
洗濯物を干したり、洗い物をしてくれたり。料理の出来ない夫でしたが、夕飯が作れない日はお弁当を買ってきてくれました。
愚痴や悩みの他、おしゃべりに付き合ってくれる
夫や友人がおしゃべりに付き合ってくれるのは本当に嬉しかったです。体調が悪く外出できない時は、友人が自宅まで遊びに来てくれました。
夜中の授乳や夜泣きの相手を代わってくれる
睡眠不足はストレスの元凶です。ママがしっかり眠れるように、時々はパパが夜中起きてしまった赤ちゃんの相手をしてくれると大変助かります。
思い切り家事ややりたいことをする時間を作ってくれる
「やりたいことが出来ない」という状態はかなりストレスが溜まります。思い切り家事ややりたいことができるよう、自分の代わりに赤ちゃんを看ていてくれる時間は本当にありがたかったです。
昔は「産後の肥立ちが悪くて亡くなる」ことがあったように、産後は身体面・精神面ともに回復に専念するべき期間だというのを身をもって体験しました。
今回ご紹介したのは私の体験談なので、出産する皆さんが同じようになるとは限りません。
例えば、自然分娩は大変そうだから帝王切開にしよう!と思われる方もいるかもしれません。でも、帝王切開もお腹を切るので、産後は傷が痛んで辛いそうです。どちらにせよ、出産は命がけなんです。
周りに出産したばかりのママがいる人、出産を控えているママがそばにいる人の参考になれば幸いです。