つわりや陣痛より大変?意外と知られていない「産後すぐ」の辛かったこと
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妊娠・出産で辛いことといえば「つわり」や「陣痛」そして「分娩」の話が代表的ですが、実は「産後すぐ」もかなり辛いんです。
実際に私が体験した「産後すぐ」の辛かった経験をご紹介します。
分娩時に会陰切開(えいんせっかい)をした部分が痛い!
14時間に及ぶ格闘の末、産まれた赤ちゃんは3900gを超える大きい男の子。
分娩時に「会陰(えいん)」という膣口と肛門の間を切っていたのですが、子供が大きかったこともありさらに裂けてしまいました。
分娩してすぐ縫合をして貰うのですが、とにかくこの会陰切開をした部分が痛い!
寝ても座っても歩いていても何しても痛い!授乳のために座ろうとするも、傷が痛すぎて普通に座れず。丸い円座クッションを使わないと普通に座れませんでした。
また、トイレの時も本当に辛く、ちょっとしたことで傷が開いてしまうのではないかととても怖かったです。
貧血が酷くて動けない
私は分娩時に通常の3倍という大量の出血をしたそうです。そのため、重度の貧血状態となり、産後すぐは増血剤などの点滴をうけていました。
産まれたばかりの赤ちゃんのお世話もしなければいけませんが、貧血がひどくて思うように動けず、実母や夫にお願いしてばかりでした。
産後の入院も一日延び、退院してしばらくは鉄剤を処方されていました。しかし貧血はなかなか治らず、赤ちゃんと一緒に寝てすごすことも多くて辛かったです。
乳腺炎でしこりがとれずに激痛!
ママが赤ちゃんに授乳するのは普通のことのようですが、母乳がなかなか出なかったり、乳首が切れてしまったりと、けっこうトラブルも多いんです。
私が産後すぐに経験した母乳トラブルが”母乳がつまる”という「乳腺炎」。初産の場合は乳腺が細かったり、赤ちゃんがあまり飲まないために供給過多になって溜まってしまったりなど、原因は様々。
乳腺炎になると、おっぱいにしこりができ、触ると激痛!ひどいときは発熱してしまうことも。
私もこの乳腺炎になり、しこりが痛くて授乳がとても大変でした。
病院の先生の話によれば、おっぱいにはたくさんの乳腺があり、1回の授乳で使われる乳腺はそのうちのいくつかだけなんだそうです。なので毎回同じ姿勢で授乳をすると使われない乳腺に母乳が溜まり、乳腺炎になりやすくなるそうです。
痛いしこりをなくすため、息子にも頑張って飲んでもらいつつ、一生懸命痛い部分を揉んでつまりを解消していました。
そして、次のことが産後では一番辛かったです。