頂点からの転落…!? 『一発屋』になってしまったハリウッドセレブたちの現在
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GACKT「キミは誰かから嫌われてない」 続く言葉に「腑に落ちた」「心が軽くなった」の声GACKTさんが、心のバランスを崩しそうな人へ送った言葉は?ネット上で反響が上がっています。
藤田ニコル、大御所俳優に「披露宴でお父さんとして歩いてほしい」と依頼 すると…藤田ニコルさんが、披露宴で「お父さんとして歩いてほしい」とお願いした大御所俳優とは…。
grape [グレイプ] entertainment
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ハリウッドセレブの華やかな生活は、ひとえにその人気ゆえのものです。その人気は、役を横断しても輝く俳優の個性によるところも大きいですよね。
しかし、出演作がハマり役すぎたことなどで、自身の個性をかき消され、いわゆる『一発屋』となってしまった例も少なくありません。
そんな、大ヒット作で一時代を築いたスターを、プレイバック!
俳優を引退する人も…過酷なキャリアを歩むスターたち
懐かしのセレブ① マコーレー・カルキン
最初に紹介するのは、1990年代に圧倒的人気を誇っていた俳優、マコーレー・カルキンです。
マコーレーの代表作といえば、1991年に公開されて世界的大ヒットとなった映画『ホーム・アローン』。
10歳のマコーレーが、愛嬌といたずら心たっぷりに、留守中に襲いくる泥棒コンビを撃退する抱腹絶倒のコメディです。
その後、いくつもの映画で大ヒットを飛ばしたマコーレーでしたが、マネージャーをしていた父親の虐待や、マコーレーの財産をめぐる両親の離婚裁判に伴い俳優を休業せざるを得なくなります。
自身も薬物に溺れ、その変わり果てた姿がメディアで大々的に報道されて世間にショックを与えました。
2020年5月現在、39歳のマコーレーは、紆余曲折を経て俳優業へ復活。
近年ディズニーが計画している『ホーム・アローン』のリメイク企画に対し、あえてひどい身なりでSNSに登場。「ヘイ、ディズニー、電話してよね」と強烈ジョークを飛ばしていました。
『ぶっ飛んでるけどユーモア満載で優しい人』というイメージで、ネットでも愛されキャラになりつつある感じですね。
懐かしのセレブ② ジェフ・コーエン
次は、1980年代のアドベンチャー映画で抜群の存在感を放っていた、ジェフ・コーエンです。
ジェフ・コーエンというより、1985年のアドベンチャー映画の傑作『グーニーズ』の『チャンク』ことローレンス・コーエン役といったほうがピンとくる人が多いかもしれません。
ずんぐりむっくりで食いしん坊なチャンクは、劇中のムードメーカーとして抜群の存在感を放っていましたよね。
そんなジェフ、『グーニーズ』後は、あのスピルバーグも監督として参加した、1985~1987年にかけて放送されたオムニバスドラマ『世にも不思議なアメージング・ストーリー』に出演するなど、子役として活躍していました。
しかし、1990年代に入ると俳優を引退。カリフォルニア大学に入学し、その後、ショービズ業界の弁護士として活躍しています。体型も子役時代からかなり絞っていますよね!
懐かしのセレブ③ エドワード・ファーロング
次は、絶世の美少年として圧倒的人気を誇った俳優エドワード・ファーロングです。
エドワードの当たり役といえば、今も語り継がれる1991年公開のSF映画の名作『ターミネーター2』のジョン・コナー役です。
まさに2次元の世界から飛び出してきたかのようなビジュアルも受け、同作は記録的大ヒット。なんとこの役、彼の俳優デビュー作でもあるんです。
エドワードはその後、白人至上主義に身を染めていく青年役を演じた1998年の『アメリカン・ヒストリーX』など、1990年代、2000年代前半を中心に活躍。
現在も俳優活動を続けていますが、正直なところキャリアのピークはデビュー作という感は否めません。
そんなエドワード、デビュー作の大ヒットで生活が一変し、薬物やアルコール中毒に陥り、体型もかなり変化してしまいました。
現在は、リハビリを続けながらイベントなどで気さくにファンと交流を続け、2019年のシリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』では彼がかつて演じたジョン・コナーが、28年ぶりにボディダブルとCGによって再現されて話題になりました。
懐かしのセレブ④ ヘイデン・クリステンセン
次は、名SF映画シリーズで最重要な役を演じ、世界的に有名になった俳優ヘイデン・クリステンセンです。
その名SF映画シリーズとは何を隠そう『スター・ウォーズ』。
シリーズの名悪役ダース・ヴェイダーの若き頃であるアナキン・スカイウォーカー役に抜擢され、天賦の才を持ちながら悪の道に落ちてしまう様子を熱演しました。
その後ヘイデンは、2003年の『ニュースの天才』や、2008年の『ジャンパー』などで主演を務めましたが、やはりスター・ウォーズのイメージが強すぎたのか、それ以降は1年に1本ほどのローペースでの映画出演を続けています。
2020年5月現在、娘の誕生や離婚を経てカナダで暮らしているヘイデン。
新型コロナウイルス感染症による自宅生活で退屈そうな様子をSNSに投稿していたので、終息後にまた新たな代表作が誕生することを願うばかりです。
懐かしのセレブ⑤ ジェニファー・ビールス
最後は、出演した青春映画の大ヒットで一躍スターとなった女優、ジェニファー・ビールスです。
ジェニファーの代表作といえば、1983年公開の青春映画『フラッシュダンス』でしょう。
一流ダンサーを夢見る少女の奮闘をミュージックビデオ風の映像で鮮やかに描き切った名作で、同作で彼女は映画初主演を果たしました。
しかし、翌年公開のホラー映画『ブライド』が大コケ…。女優として期待値が高かっただけに、この不運はキャリア的にハードなものがありました。
以後、コンスタントに女優業を続けているものの、ヒット映画にはあまり恵まれていない印象です。
しかし、TVドラマの世界では、同性愛者であることをカミングアウトする女性たちの葛藤と愛情を描いた2004スタートの名作『Lの世界』シリーズで、美しいキャリアウーマン役を好演し、高い評価を獲得。現在もドラマを中心に活躍しています。
作品名を出せば誰もが「あっ!」となるほど知名度は抜群。そんな彼らの現在に対して、ファンも思うところがある様子です。
【ネットの声】
・マコーレー・カルキンの本名は現在マコーレーマコーレー・カルキンカルキン。最近改名しました。エイプリルフールではありません。立ち直ってからはウエンツ瑛士みたいなキャラで最高です。
・今のエドワード・ファーロングもけっこう味があって好きだよ。痩せて清潔感を出せば、確実にイケオジになる顔。
・ジェニファー・ビールス、今もきれいで憧れます。
栄光からの転落にかなりの辛酸を舐めさせられていた彼らですが、気負わず楽しそうに過ごしている現在は、見ていてなんだかホッとしてしまいますね!
[文・構成/grape編集部]