坂上忍は何匹犬を飼ってる？ 　犬の名前に『名字』が入っている理由に「なるほど」

子役としてキャリアをスタートし、現在は数々のバラエティ番組で活躍している坂上忍（さかがみ・しのぶ）さん。

大の動物好きとしても知られており、たくさんのペットに囲まれて暮らしていることが、メディアで取り上げられることも。

そんな坂上忍さんの飼い犬や猫についての、さまざまな情報をご紹介します！

坂上忍の飼い犬は何匹？ 犬を飼うきっかけは…

坂上忍さんは芸能界きっての愛犬家であり、動物好きとして有名です。２０２０年５月現在、自宅では１４匹の犬を飼っているそう。

そんな坂上忍さんが多くの動物を飼うようになったきっかけは、かつてマンションで一人暮らししていた時に飼っていた、オスのウェルシュ・コーギー『ヒット』くんの存在でした。

しかし、当時の坂上忍さんは仕事や付き合いの飲み会で忙しく、ヒットくんの世話を満足にしてあげられなかったそう。するとある日、ヒットくんのお尻の毛がストレスで抜けていることに気付き、坂上忍さんは大きなショックを受けてしまいます。

そして「自分にはこの犬を幸せにする事ができない」と考え、ヒットくんを知人に譲ることに。その後、ヒットくんの訃報を聞き、「もっと大事にすればよかった」「本当にひどい飼い主だった」と罪悪感と反省の気持ちをずっと持っていたといいます。

しばらくの時が経ち、４０代になった坂上忍さん。ある日、ペットショップを訪れると売れ残りだったというチワワと出会い、飼うことに。このチワワを『佐藤ツトム』くんと名付け、坂上忍さんは以前とは違い、しっかりと世話をするようになったそう。

それから坂上忍さんの生活は犬中心となり、その結果、家族の数がどんどん増え、今や１４匹の犬と３匹の猫、人間の大所帯になっています。

坂上忍、猫も飼う

チワワの『佐藤ツトム』くんを始め、これまでに多くの愛犬とともに暮らしてきた坂上忍さん。そんな中、２０１９年１月のブログで、元・保護猫の『山本ちくわ』ちゃんを迎えたことを報告しています。

山本ちくわちゃんは、生まれてすぐに捨てられていたところを保護されたとか。当初はガリガリにやせ細り、生きているのが不思議なくらいの体重だったそうです。

しかし、その後はボランティアの人の愛情を受け、すくすくと成長。少しずつ生きる気力を取り戻し、坂上家に引き取られたとのこと。

さらに、２０１９年９月の台風の翌日には保護猫の『竹原がんも』ちゃんと『竹原こんぶ』ちゃん兄弟を引き取ったと報告。

当初はおびえて、なかなかケージから出てこなかったそうですが、次第に慣れ、そこからはあっという間に今の暮らしに馴染んでくれたといいます。

坂上忍の犬・猫の名前に名字が付いている理由は？

坂上忍さんが飼っている犬や猫の名前には、名字が付いています。その理由について、坂上忍さんは２０１１年８月１日のブログで次のように説明しました。

同ブログで、坂上忍さんは「動物を飼うということは、自身が絶対的権力者になること」と持論を呈しています。例えば、飼い主がご飯を与えないと、ペットたちは食べ物にありつけないといったことがその理由だそうです。

坂上忍さんはこの『人間が絶対的に上』という考え方に危機感を覚え、命を尊重し、敬愛することを忘れないためにペット１匹１匹にフルネームで命名しているのだとか。

坂上忍　印象深いペットに『筑波サンタ』の名前を挙げる

たくさんの動物を保護している坂上忍さんが、もっとも印象深いと話すのが２０１７年に迎え入れた『筑波サンタ』くんです。

筑波サンタくんは茨城県動物指導センターから動物愛護団体が保護した甲斐犬で、左前脚がありません。そのため保護団体の人から、引き取ることについて「大変ですよ」と忠告されていたそうです。

それでも坂上忍さんは筑波サンタくん迎え入れることを決断。しかし、警戒心からなかなか慣れてくれず、脱走されてしまうなどかなり手を焼いたといいます。

しかし、一緒に暮らしていくうちに徐々に心を開いてくれるように。今では散歩に行きたいと催促するようになり、その際にチラチラと見つめてくる様子が「たまらなくかわいい」と語りました。

坂上忍、ブログで犬のしつけ方を語る

坂上忍さんは２０１１年５月７日のブログで、『犬のしつけ方』について語りました。

坂上忍さんは以前、目にした警察犬のしつけ方を参考に『犬が幼い頃から厳しくしつけ、その代わりにたくさんの愛情を注ぐ』というやり方を実践しているようです。

坂上忍、死去した愛犬『リク』の絵本を出版

坂上忍さんは２０２０年４月１７日に絵本『リクはよわくない』を出版しました。挿絵は、お笑いコンビ『野性爆弾』のくっきー！さんが担当しています。

本作に登場する犬の『リク』とは、２０１１年に坂上家に引き取られたイタリアン・グレーハウンドの『宝田リクゼン』くんのことで、短い生涯を懸命に生きたストーリーが「感動する」と話題を呼びました。

もともと病弱だったリクくんを最期まで世話し続けた坂上忍さんは、２０２０年４月１７日放送のバラエティ番組『坂上どうぶつ王国』（フジテレビ系）の中でこのように語っています。

坂上忍　犬のために新しい家を建てる

坂上忍さんは２０１７年１０月３１日のブログで、動物たちのために「新しいお家を建てた」と報告しました。

ブログでは新居の庭を探索する筑波サンタくんの写真が掲載されており、広い場所でのびのびできることに喜びを感じている様子が伝わってきます。

現在は２０１８年からスタートしたバラエティ番組『坂上どうぶつ王国』のMCを務め、「動物と人間が楽しく過ごせる『どうぶつ王国』を建設したい」と語っている坂上忍さん。

今後も愛する家族とともに、命の尊さについて伝え続けてほしいですね。

坂上忍 プロフィール

３歳の頃に『劇団若草』に入団し、１９７２年放送のドラマ『下町かあさん』（フジテレビ系）でデビュー。その後も数多くのドラマに出演し、国民的子役として注目を集めた。以降は俳優業だけでなく、映画や舞台監督、演出家としても活動。近年ではバラエティ番組の司会としても幅広く活躍している。

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[文・構成／grape編集部]