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ガッツ石松に横澤夏子 脇役でハリウッド映画に出演していた芸能人まとめ

By - grape編集部  公開:  更新:

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バラエティ番組や歌番組など、日夜テレビを通して私たちを笑わせ、楽しませてくれる日本の芸能人たち。

ある種見知った存在である彼・彼女たちが、実は海の向こうの映画に出演した過去があるのをご存知でしょうか。そんな『チョイ役』で海外映画に出たことのある芸能人をご紹介します。

出演時間わずか数秒も 一瞬でもインパクト抜群なタレントたち

松田聖子『アルマゲドン』

まずは、80年代のアイドル文化で頂点を極めた伝説的存在、松田聖子さんです。

松田聖子さんといえば、1980年のデビュー以降、40以上の音楽賞を獲得し、シングルチャート24曲連続1位という記録を樹立した、日本を代表する歌姫。

そのヘアスタイルなどを含め、当時の日本のポップアイコンの1人といっても過言ではない存在です。

歌手としてのイメージが強烈な彼女ですが、実は女優活動にも熱心。

2019年公開の、日本・シンガポール・フランス合作の映画『家族のレシピ』では、斎藤工さん演じる主人公を支えるフードブロガーの美樹役を、しっとりと印象的に演じて高評価を獲得していました。

そんな松田聖子さんは、1998年公開のハリウッドの超大作映画『アルマゲドン』に出演しています。

隕石が降り注ぎ大混乱を極めるシーンで、松田聖子さんはタクシーの渋滞にハマりながらショッピングに行きたいことを呑気に訴える観光客役を演じており、わずか数十秒のチョイ役で出演しました。

少々とぼけた役柄ではあるのですが、嬉々として演じており、妙に心に残る名シーンになっています。

妻夫木聡『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』

次は、その男前な容姿と、時に繊細、時にパワフルな演技が高い評価を得ている、俳優・妻夫木聡さんです。

妻夫木聡さんといえば、2001年の大ヒット映画『ウォーターボーイズ』でブレイク。以後、大河ドラマ『天地人』(NHK)で主人公である直江兼続役を熱演して、日本中を沸かせました。

近年ではバラエティ番組などでもその軽妙なトークを披露しており、印象に残っている人もいるのではないでしょうか。

そんな妻夫木聡さんが出演した映画は、今やド派手さにかけてはハリウッドでも一二を争うシリーズとなったカーアクション映画『ワイルド・スピード』の3作目、2006年公開の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』です。

日本を舞台に、ストリートレースで才能を発揮していくアメリカ人高校生の物語を描いた本作。

妻夫木聡さんは、物語中盤に、レース開幕を告げる役で出演しています。

登場はほんの数秒ですが、これは妻夫木聡さんが監督の熱心なオファーを受け、スケジュールの合間を縫って出演したためなのだとか。タイミングが合えば出演シーンはもっと増えていたかもしれませんね!

ガッツ石松『ブラック・レイン』

次は、日本プロボクシング界のレジェンドとして君臨する一方で、その独特な口調で、バラエティ番組でも大活躍しているガッツ石松さんです。

ガッツ石松さんは1966年にプロボクサーとしてデビューし、1974年に見事『WBC世界ライト級チャンピオン』に輝きました。

その後5度の防衛に成功した後に引退し、キャラクターを活かしてバラエティ番組で大活躍したのはご存知の通りです。

そんなガッツ石松さんは、意外と俳優活動にも力を入れてきたのです。

その1つが、1989年に公開された、巨匠リドリー・スコット監督が日本を舞台に描いたアクションサスペンス映画『ブラック・レイン』です。

マイケル・ダグラスと高倉健さんというW主演に加え、彼らが追う極悪犯に、今は亡き松田優作さんを配したパワフルな本作。

同作に、ガッツ石松さんは松田優作さん演じるヤクザの武闘派子分として登場しています。

刑事に成り済まして松田優作さんの身柄を強奪したり、マイケル・ダグラスにメンチを切りながらタバコの空箱を投げつけ「英語は分かんねぇんだよ」と吐き捨てたりなど、脇役ながらインパクト抜群の悪役ぶりを見せつけました。

横澤夏子『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』

次に紹介したいのは、2020年2月に第1子を出産した人気芸人・横澤夏子さんです。

2016年から2年連続で『R-1ぐらんぷり』の決勝進出を決めたことで知名度を上げ、身近にいる女性のイメージを切り取ったモノマネ芸で人気を博している横澤夏子さん。

最近はワイドショーのコメンテーターとしても活躍しています。

そんな彼女が出演したのは、2018年公開、大ヒットミュージカル映画の続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』です。

主演に名女優メリル・ストリープ、共演にピアース・ブロスナンなどのスターが勢ぞろいした本作で、 彼女は一体どんな活躍を見せたのでしょうか。

それはなんと写真だけ。エリート銀行員役のコリン・ファースと会話していた日本人実業家の家族写真として、一瞬スクリーンに映るのです。

ジャパンプレミアに出席した際に、横澤夏子さん本人もこの『秒速出演』をネタにしていたようで、自身の出演が確認できたか観客に問い、発見したというお客さんに向かって「瞬きしたらいなくなっちゃいますから、皆さんの瞬きに合ってよかった」と笑いまじりに話していました。

関根勤『悪魔の毒々モンスター 東京へ行く』

最後は、お笑いタレントの関根勤さんです。

素人が出演するお笑い番組で初代チャンピオンに輝き、芸能界入りを果たした関根勤さん。

ジャイアント馬場さんや千葉真一さんなど、誇張しつつも特徴を見事に捉えたモノマネや、出演番組で見せる屈託のない笑顔と軽妙なトークスキルで、今やバラエティの雄として君臨しています。

そんな関根勤さんは、実は大の映画好きとしても有名。

1989年には、そのハチャメチャな作風が世界中でカルト的人気を誇っているB級映画制作会社『トロマ・エンターテインメント』の『悪魔の毒々モンスター』シリーズの第2弾『悪魔の毒々モンスター 東京へ行く』に出演しています。

正義の仕置人と化した『毒々モンスター』の珍道中を、エロ・グロ・おふざけ満載で描いた本作に、関根勤さんはニュースキャスター役で出演。

修学旅行生になぜか「これが東京タワー!全部鉄!」と独特すぎる解説をしているところで毒々モンスターと遭遇し、画面いっぱいに映りながら奇声をあげて爆笑を誘っています。

今回紹介したほかにも、テレビで慣れ親しんだタレントや歌手は意外にも海外映画に出演しています。自分の目で彼らを『発見』してみるのも、意外と楽しいものですよ!


[文・構成/grape編集部]

出典
@Ramen_Tehyokosawa_natsuko

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