有働由美子アナの『日本の多様性』への皮肉に称賛の嵐 「キレキレすぎる」「かっこいい!」
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- 出典
- news zero
grape [グレイプ] entertainment
世界各国で、セクシュアルマイノリティ(通称:LGBTs)など、いろいろなマイノリティに対する考え方は徐々に変わってきています。
「人権や多様性を尊重する」というのは、一見当たり前のように感じるもの。しかし根深い差別意識や偏見によって、なかなか社会に認められないのが現状です。
2021年5月24日、自民党はLGBTsへの理解を促進するための法案について審査を行いました。
議論では肯定的な声も多い中、「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTsは背いている」という意見も。懸念について国会で議論することを条件に、法案は了解されました。
日本の『多様性への理解』に有働由美子アナがズバリ
同日に放送された情報番組『news zero』(日本テレビ系)では、今回の審査について特集。そこで、1本の動画を紹介しました。
映っているのは、2013年にニュージーランドで行われた、同性婚を認める法案審議での議員の発言。
議員は「私たちがやろうとしているのは、愛し合う2人の結婚を認めることだけ」「この法案は関係のある人には素晴らしいもので、関係のない人は今まで通りの人生が続くだけだ」と、同性婚に肯定的な意見を述べました。
このスピーチは以前からネットで何度も話題になっており、多くの人から議員の言葉を称賛する声が上がっています。
番組のメインキャスターである有働由美子アナウンサーは「まさにこの言葉に尽きるんじゃないかと思う」とスピーチに共感。続いて、解説の小野高弘さんはこのようにコメントしました。
紹介したスピーチは8年前のものであり、性的指向に対する差別を禁ずる国が多数存在する現状。
小野さんの言葉を受け、有働アナは最後にこのような言葉でコーナーを締めくくりました。
東京五輪はコンセプトの1つとして『多様性と調和』を掲げています。
「LGBTsへの理解を促進する」という段階で議論をしている日本への皮肉ともいえる有働アナの言葉は、ネットでまたたく間に話題になりました。
・最後にさらっとキレキレなブラックユーモアをいう感じがかっこいい。
・リアルタイムで番組を見ていて、このひと言で「おお!」ってなった。
・本当に、かなり遅れた段階で揉め続けてるんだよね…と思うと悲しい。
人はいろいろな性質を持って生まれてきます。異なる人生を歩む人が幸せになったからといって、自分の幸せや権利が妨害されるわけではありません。
多様性を認めるということは、1人でも多くの人が幸せになれる社会につながるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]