ゲイの少年がサンタへ送った1通の『手紙』 その内容に「考えさせられる」
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レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどのセクシュアルマイノリティ(性的少数者)を表わす、LGBTQ。
日本では、ひと昔前に比べるとLGBTQに対する認知が進んでいるようですが、周囲の人からの偏見や差別に苦しむ当事者はいまだ多くいます。
ゲイの少年がサンタへ『願ったこと』
アメリカに住む、ゲイの少年がサンタクロース宛てに書いた『手紙』が反響を呼んでいます。
USPS(アメリカ合衆国郵便公社)が毎年クリスマスの時期に行っている、サンタ宛ての手紙を子供たちから募集するイベント、『オペレーション・サンタ』。
『ウィル』というゲイの少年は、このオペレーション・サンタに1通の手紙を送ります。
そこには、少年からサンタへの切実な思いがつづられていました。
USPS Operation Santa®スクリーンショット
おそらく少年は、ゲイであることに孤独を感じ、神様へ聞くことで『ありのままの自分でも愛されること』を確かめたかったのでしょう。
その後、手紙を偶然見つけた女性が「この手紙は、私の心を揺さぶりました」というコメントとともにTwitterへ投稿。
すると、投稿はまたたく間に拡散され20万件以上の『いいね』がつき、このような声が多数寄せられました。
・今すぐこの子をハグしてあげたい。誰と戦えば、この少年を守れるのかしら…。
・もちろんよ。サンタさんはきみのことを愛しているし、神様だってきみを心から愛しているよ。
・一番心が痛むのは、この子が必要とする愛情を受け取れていない可能性があること。僕たち大人はこの問題を見逃しちゃいけない。
幼い少年の抱えていた『偏見や差別への不安』に、多くの人が考えさせられました。
誰が誰を愛そうが、それは個人の自由。本当は、そこに多数派も少数派もないはずなのです。
少年と同じ想いの子供たちが、もう二度とサンタへこんなお願いをしなくてもいいような社会を、私たち大人は目指していきたいものです。
[文・構成/grape編集部]