ゲイの少年がサンタへ送った1通の『手紙』 その内容に「考えさせられる」
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ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。
俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
grape [グレイプ] society
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ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。
俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどのセクシュアルマイノリティ(性的少数者)を表わす、LGBTQ。
日本では、ひと昔前に比べるとLGBTQに対する認知が進んでいるようですが、周囲の人からの偏見や差別に苦しむ当事者はいまだ多くいます。
ゲイの少年がサンタへ『願ったこと』
アメリカに住む、ゲイの少年がサンタクロース宛てに書いた『手紙』が反響を呼んでいます。
USPS(アメリカ合衆国郵便公社)が毎年クリスマスの時期に行っている、サンタ宛ての手紙を子供たちから募集するイベント、『オペレーション・サンタ』。
『ウィル』というゲイの少年は、このオペレーション・サンタに1通の手紙を送ります。
そこには、少年からサンタへの切実な思いがつづられていました。
USPS Operation Santa®スクリーンショット
おそらく少年は、ゲイであることに孤独を感じ、神様へ聞くことで『ありのままの自分でも愛されること』を確かめたかったのでしょう。
その後、手紙を偶然見つけた女性が「この手紙は、私の心を揺さぶりました」というコメントとともにTwitterへ投稿。
すると、投稿はまたたく間に拡散され20万件以上の『いいね』がつき、このような声が多数寄せられました。
・今すぐこの子をハグしてあげたい。誰と戦えば、この少年を守れるのかしら…。
・もちろんよ。サンタさんはきみのことを愛しているし、神様だってきみを心から愛しているよ。
・一番心が痛むのは、この子が必要とする愛情を受け取れていない可能性があること。僕たち大人はこの問題を見逃しちゃいけない。
幼い少年の抱えていた『偏見や差別への不安』に、多くの人が考えさせられました。
誰が誰を愛そうが、それは個人の自由。本当は、そこに多数派も少数派もないはずなのです。
少年と同じ想いの子供たちが、もう二度とサンタへこんなお願いをしなくてもいいような社会を、私たち大人は目指していきたいものです。
[文・構成/grape編集部]