日本を滅ぼすものがあるとしたら…? 「LGBTが広まれば」に対する漫画に、共感の声 By - grape編集部 公開:2020-10-11 更新:2020-10-11 LGBT出産子供差別 Share Post LINE はてな コメント 2020年9月25日に行われた区議会本会議での、東京都足立区の白石正輝区議によるセクシュアルマイノリティ(通称:LGBTs)に関する発言が話題となっています。 発言があったのは、白石氏が教育の場で性の多様性をどう取り上げるかを質問した9月25日の区議会。「L(レズビアン)やG(ゲイ)が足立区に完全に広がったら子どもは1人も生まれない」などとして「普通の結婚をして普通に子どもを産んで育てることがいかに人間にとって大切か、子どもに教えないといけない」と述べた。 サンケイスポーツ ーより引用 その後、サンケイスポーツの取材に対し、白石議員は「仮定の話で、差別する意図はなかった」と説明。 「全員がLGBTになれば子供が生まれなくなり、困るのは事実だ」と繰り返し、発言を撤回することはないとしました。 これらの白石議員発言は多くのメディアで取り上げられ、ネットからは賛否の声が上がっています。 日本を滅ぼすものがあるとしたら…? イラストレーターの、よねはらうさこ(@yoneharausako)さんは、白石議員の発言内容を聞き、思ったことを漫画にしました。 その漫画には、3万件を超える『いいね』が寄せられています。 日本を滅ぼすものがあるとしたらそれは決してLGBTではないと思った話 pic.twitter.com/P0vwjmkemx— よねはらうさこ (@yoneharausako) October 9, 2020 よねはらさんは、白石議員の話を聞いて「人間なら産んで育てろ」といっているように感じたといいます。 LGBTsに限らず「産まない人は法律で守れない」という主張は、あまりにも冷たい考え方であり、そのような考えの世に子供を残したいと思う人は少ないのではないかと持論を展開しました。 また、互いに思いやる心のない考えが広まれば、人々は子供を産む余裕がなくなってしまい、逆に少子化が進むのではないかとも推測しています。 読者からはさまざまな声が寄せられました。 ・「女性に生まれたからには子を産み育てるのが義務でしょう?」といわれているようで苦しかった。女性は産む機械じゃないし、誰を愛すかは個人の自由。 ・白石議員の発言にもやもやしていたけど、この漫画を読んでスッキリした。本当にその通りだと思う。 ・いい歳して結婚してないと「何か欠陥があるのでは」と噂される。みんな白石議員の発言を責めるけど、独身に対する冷たい目線も、マインドは一緒なんじゃないかな。 あえて子供を産まない選択をする人もいれば、事情があって産めない人もいるでしょう。 個人が自由に生きることを、互いに温かく認め合える社会を目指していきたいものですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 サンケイスポーツ/@yoneharausako Share Post LINE はてな コメント
2020年9月25日に行われた区議会本会議での、東京都足立区の白石正輝区議によるセクシュアルマイノリティ(通称:LGBTs)に関する発言が話題となっています。
その後、サンケイスポーツの取材に対し、白石議員は「仮定の話で、差別する意図はなかった」と説明。
「全員がLGBTになれば子供が生まれなくなり、困るのは事実だ」と繰り返し、発言を撤回することはないとしました。
これらの白石議員発言は多くのメディアで取り上げられ、ネットからは賛否の声が上がっています。
日本を滅ぼすものがあるとしたら…?
イラストレーターの、よねはらうさこ(@yoneharausako)さんは、白石議員の発言内容を聞き、思ったことを漫画にしました。
その漫画には、3万件を超える『いいね』が寄せられています。
よねはらさんは、白石議員の話を聞いて「人間なら産んで育てろ」といっているように感じたといいます。
LGBTsに限らず「産まない人は法律で守れない」という主張は、あまりにも冷たい考え方であり、そのような考えの世に子供を残したいと思う人は少ないのではないかと持論を展開しました。
また、互いに思いやる心のない考えが広まれば、人々は子供を産む余裕がなくなってしまい、逆に少子化が進むのではないかとも推測しています。
読者からはさまざまな声が寄せられました。
・「女性に生まれたからには子を産み育てるのが義務でしょう?」といわれているようで苦しかった。女性は産む機械じゃないし、誰を愛すかは個人の自由。
・白石議員の発言にもやもやしていたけど、この漫画を読んでスッキリした。本当にその通りだと思う。
・いい歳して結婚してないと「何か欠陥があるのでは」と噂される。みんな白石議員の発言を責めるけど、独身に対する冷たい目線も、マインドは一緒なんじゃないかな。
あえて子供を産まない選択をする人もいれば、事情があって産めない人もいるでしょう。
個人が自由に生きることを、互いに温かく認め合える社会を目指していきたいものですね。
[文・構成/grape編集部]