海外では『この交通機関』で出産! こちらでも医療関係者が活躍していた
公開: 更新:
『意外と知らない』柿の剥き方 包丁の代わりに使うのは…2024年11月11日、暮らしに役立つ情報を発信する、はなマル(hanamaru__kurashi)さんが、Instagramを更新。硬めの柿に限った、『意外な皮の剥き方』を紹介しました!
ラップが料理に溶けたら、食べても大丈夫? 旭化成の回答に「そうだったのか」料理にラップをかけてレンジ加熱した際に、ラップが溶けてしまったことはないでしょうか。この場合、料理に影響はないのか気になりますよね。『サランラップ®』を販売する、旭化成ホームプロダクツ株式会社(以下、旭化成ホー...
赤ちゃんは、予定通りの日に、病院で生まれるとは限りません。
日本では2018年1月19日の午後、千葉県柏市のJR常磐線・柏駅に停車した電車内で、乗客の女性が子どもを出産。たまたま隣に座っていた看護助手の女性が介助をしました。
この出来事はメディアで大きく取り上げられ話題となりましたが、海外でも『奇跡的な巡り合わせの出産』が話題となっています。
上空での緊急事態
学術医療センター『クリーブランド・クリニック』が、勤務している医師の活躍をウェブサイトで紹介し、複数のメディアに取り上げられています。
思わぬ場所での出産に立ち会ったのは、『クリーブランド・クリニック』に勤めるヘマルさん。27歳の、泌尿器科医です。
泌尿器科医ですが、ヘマルさんは7人の出産を介助してきました。
記念すべき8人目の出産の介助は、医療機器が整っておらず、本来なら人手もない場所でした。
隣り合っていた人は、力強い味方
2017年12月17日のこと、ヘマルさんは、インドのニューデリーからパリを経由してニューヨークに向かう航空機の、ファーストクラスに座っていました。
へマルさんは、映画を見ながらゆったりとした時間をすごしていたそうです。前日に友人の結婚式に出席したこともあって、疲労が溜まっていたため、シャンパンでも飲んで寝ようとしたのですが…機内で緊急事態が発生!
「医師が必要だ」という知らせを受けて駆け付けると、4歳の娘を連れた妊婦が産気付いていました。
出産に向けた準備を進める中、ヘルマさんの隣に座っていた女性も駆けつけます。彼女の名前はシェパードさん。なんと彼女も小児科の医師だったのです。
同じ飛行機に、偶然に乗り合わせていた医師2人は、協力して急ぎ出産の準備を進めます。
ヘマルさんは、自分の座っていたファーストクラスに妊婦を移動させると、シェパードさんと共に出産を介助。医療機器が少ない飛行機内でしたが、女性は無事に出産することができました!
@ClevelandClinic
後に、女性は出産当時のことを振り返って、こう語っています。
『クリーブランド・クリニック』のウェブサイトによると、産まれた子どもはジェイクくんと名付けられたそうです。
@ClevelandClinic
冷静に対処したヘルムさん
ヘマルさんも、後に感想を語っています。
そして、こう感謝の言葉を述べました。
ネット上には、「なんて素晴らしいニュースだ!」とヘマルさんとシェパードさんを称賛する声がたくさん挙がっています。
助けられる人が、同じ乗り物内に乗り合わせる奇跡。このような出産に、私たちは不思議な巡り合わせを感じざるを得ません。
[文・構成/grape編集部]