子持ちの友人が、ゲイに発したひと言 「泣いた」「本当にそれ」と共感の声相次ぐ
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- 出典
- @omoti194
2018年7月にネット上で激しい議論が交わされた、自民党の杉田水脈議員による「LGBTは生産性が低い」という発言。
ここでいう『生産性』とは、子どもを産むということです。同性同士では妊娠することができないため、その意味では間違っているわけではありません。
しかし、人間に対して『生産性』という言葉を使ったり、子どもを産むことに存在価値を見出したりするような発言に、世間からは非難する声が上がりました。
『ゲイと子育てと生産性』
ゲイのもちぎ(@omoti194)さんは、自身の経験や考えを漫画で描き、Twitterで公開しています。
以前、もちぎさんがゲイバーで働いていたころ。友人の子どもを預かっていたもちぎさんは、あることを考えていました。
友人の子どもと触れ合うことで子育てについて考えるも、もちぎさんは「ゲイだから子育てなんて縁がない」と思っていました。
そんなもちぎさんに、友人はこういいます。
私の子どもの面倒を見てくれたのは、子育ての一環だよ。
自身が子どもを産み育てるだけではなく、誰かの子どもの面倒を見たり、子持ちの親を支えたりすることも『子育て』であると告げた友人。
その言葉を聞き、もちぎさんはこう思いました。「よかった。社会にいていいんだ」…と。
漫画に対し、ネットからは多くの共感する声が寄せられました。
・本当に、『社会にいてはいけない人』なんていないと自分は思います。
・LGBTに限らず、子どもを持たない人も救われる漫画だと思います。自分は読んで救われました。
・子を持つ母親として、いろいろな場で助けてくれる人に「子育てに参加してくれてありがとう」と思っています。
・子どもを産み育てずとも、世の中には子育てに携わるいろんな形がありますよね。
・産むことができるのは母親だけど、育ててくれるのは周囲にいるすべての大人だと思う。
「子育ては社会全体がするもの」という言葉があるように、社会にいるすべての人が子どもを見守り、支え合っています。
子どもを産むだけが人の存在価値ではなく、すべての人にそれぞれの役割や存在意義があるはずです。
[文・構成/grape編集部]