耳が聞こえない犬 飼い主に「吠える」姿に 「うれしいんだね」「涙が出た」
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「あのぅ、助けてもらえますか」 哀愁が漂う猫の姿に「ごめん笑った」「諦めを感じる」3匹の愛猫との日常をXで発信している、飼い主(@miikomaple)さん。 ある日、愛猫の1匹である、きなこちゃんが椅子の上で困った表情を浮かべているのを、発見しました。

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言葉を話さない犬にとって、吠えることはコミュニケーションの手段です。
飼い主に何かを要求したい時や、興奮している時、また恐怖や警戒心を感じている時などに犬は吠えるといわれています。
吠え方を知らない犬が…?
リンジー・ケリーさんの愛犬であるレジーは、耳が聞こえません。
ウェブメディア『The Dodo』によると、レジーは元保護犬で、生まれつき聴覚に障がいがあったと思われています。
そのためレジーは、ずっと吠えることを知らずに育ってきました。
ところがある日、レジーがリンジーさんに向かって、声を発するようなしぐさを見せたのだとか。
彼女はそれを見て、レジーがくしゃみか咳をしたのかと思ったのだそう。
しかし、レジーがリンジーさんを見つめて同じ動作を繰り返したことから、彼女はあることに気付きます。
「レジーは吠えて、私とコミュニケーションをとろうとしている」
そのレジーの様子がこちらです。
どうやらレジーはほかの犬たちが吠えている姿を見て、「こうすれば飼い主さんの気を引くことができるんだ」と学んだようです。
そんなレジーの意図を察したリンジーさんは、レジーが「吠える」と「上手な吠えね」と褒めてあげるのだとか。
するとレジーはとても誇らしげな表情をするそうです。
この動画には67万件の『いいね』が集まり、感動の声が上がっています。
・この子、笑顔で吠えているね。うれしいんだね。
・かわいくて、ハートがとろけそう。
・「私、上手に吠えてる?」っていうような顔を見て、涙が出た。
今ではレジーは日常的に何かを伝えたい時に、このように「吠えて」知らせるといいます。
特におやつが欲しい時はキッチンの棚の前で吠えて、いつもおやつをゲットしているそうです。
音のない世界で生きているレジーですが、彼女が発する『声』はリンジーさんにはちゃんと聞こえているのでしょうね。
[文・構成/grape編集部]