ネタ商品かと思ったら…? 冬らしい『限定カップヌードル』が想像を超えてきた「もっとこういうのを作ってくれ!」
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撮影:grape編集部

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- 出典
- Nissin Foods






手軽に食べられるインスタント麺の代表ともいえる、日清食品の『カップヌードル』。
日本人にはおなじみのあの商品が、アメリカでも販売されています。
現地では、アメリカ日清(Nissin Foods USA)が製造していて、定番の味に加えて、毎年「えっ、そんな味!?」という限定フレーバーが話題になります。
2025年は、ホリデーシーズンに合わせた味のカップヌードルが登場しました。
その名も『カップヌードル ターキーディナー味』です!
ホリデーシーズンのディナーが5分で完成?
アメリカでホリデーシーズンといえば、主に11月の感謝祭(Thanksgiving)から12月25日のクリスマスまでを指します。
この時期の食卓の主役が、七面鳥を丸ごと焼いたローストターキーと、サイドディッシュを合わせたメニューです。
※写真はイメージ
ターキーは、塩コショウやセージなどのハーブで味つけして、数時間かけてオーブンでじっくりと焼きます。
焼けた肉には、肉汁で作るグレイビーソースや、甘酸っぱいクランベリーソースをかけていただきます。
副菜は、乾燥させたパンにチキンブイヨンやハーブなどを混ぜて焼いたスタッフィング、インゲン豆をクリームソースで焼いたキャセロール、マッシュポテトが定番。
『カップヌードル ターキーディナー味』は、その豪華なターキーディナーを1杯で丸ごと再現したというのです!
パッケージには、皿の上にのせたターキーにインゲン豆やクランベリー、コーンが添えられたイラストが描かれていました。
撮影:grape編集部
アメリカ日清のウェブサイトによると、この商品は「ラーメンに香ばしいターキー、濃厚なグレービーソース、ハーブ、玉ねぎ、ニンニク、そして香ばしいスタッフィングをブレンド。グリーンビーンキャセロールを思わせるクリーミーな風味がアクセントになっています」とのこと。
もう…完全にディナーです!
パッケージの裏を見ると、ホリデーシーズンのディナーらしさあふれる原材料が並んでいて、アメリカ日清の本気が感じられました。
撮影:grape編集部
それでは、作って実食してみましょう。
蓋を開けてみると、麺の上に乾燥したインゲン豆やコーンがゴロゴロと入っています!
撮影:grape編集部
日本ではお湯を注いでカップヌードルを作りますが、アメリカでは電子レンジ調理が標準。
カップが対応しているため、『カップヌードル ターキーディナー味』の容器に常温の水を注いだら、電子レンジで4分加熱した後、1分蒸らします。
完成したカップヌードルをご覧ください!
撮影:grape編集部
キッチン中が、焼けたターキーと野菜スープのような洋風のいい香りがしています…。
汁なしタイプなので、見た目はラーメンというより焼きそばに近いですね。
調理前には気づきませんでしたが、具材の中にターキーと思われる肉が姿を現しました。
それでは食べてみましょう!
撮影:grape編集部
とてもおいしい…!
まさにローストターキーを思わせるうまみと豊かなハーブの香り。クリーミーだけどあっさりしたソースはグレービーの味です。
インゲン豆とコーンはシャキシャキとした歯ごたえがしっかり残っていて、ターキー風の具も肉感があります。
この商品を販売しているスーパーマーケット『ウォルマート』のレビューには、たくさんの高評価がついていました。
・買って後悔は全くないよ。蓋を開けた瞬間、まるで感謝祭のディナーが凝縮されて、カップに収まったかのような香りが立ち上る。お湯であっという間にホリデーマジックのでき上がりだ。
・これは嬉しいサプライズだった!本当においしかった!
・今まで食べたカップヌードルの中で最高の味かもしれない。期間限定じゃなかったらいいのに。
・アメリカの日清さん、もっとこういうのを作ってくれ!
撮影:grape編集部
ローストターキーのフルコースを手作りするのは、かなりの時間も手間もかかります。
そんなホリデーシーズンのディナーが「カップヌードルで味わえる」という発想が、まさにアメリカ的で面白いと思いませんか。
正直言って、筆者はあまり期待していなかったのですが、想像以上の完成度とおいしさに脱帽しました。
『カップヌードル ターキーディナー味』は、日本にお土産に持って帰ったら、家族や友人が驚くこと間違いなしでしょう…!
[文・構成/grape編集部]