ベランダ排水口の枯れ葉や泥、奥まで掃除はNG 確認すべきポイントは?
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- 協力
- おそうじ本舗






台風がすぎた後、ベランダを見ると、排水口の周りに枯れ葉や泥、小枝が集まっていることがあります。
見えるゴミだけを取り除けばよいのか、排水管の奥まで掃除すべきなのか、迷うこともあるでしょう。
水や薬剤を使ってよいかも気になるところですが、集合住宅では物件ごとのルールに注意が必要です。
そこで、ハウスクリーニングサービス『おそうじ本舗』を展開する株式会社HITOWA ライフパートナーカンパニー(以下、おそうじ本舗)の技術アドバイザーに、安全に掃除する範囲と相談の目安を聞きました。
台風後はベランダ全体と排水口周りを確認
台風後は排水口だけでなく、ベランダ全体を目で確認してください。
おそうじ本舗によると、枯れ葉や木の枝は、排水口が詰まる主な原因になります。
鉢植えから流れた土や砂のほか、風で運ばれたビニール袋などがたまる場合もあるそうです。
まずは排水口周りを重点的に見て、詰まりにつながるゴミを取り除きましょう。
画像提供:おそうじ本舗
床を雨水から守る防水層にひびがないか、防水シートがめくれていないかも確認します。
排水口が詰まって水がたまると、防水層のふくれや剥がれ、階下や室内への漏水につながりかねません。
自分で掃除するのは排水口の周囲まで
集合住宅の場合、自分で掃除するのは、排水口周りの表面にあるゴミを取り除く範囲までです。
まず、枯れ葉や小枝などの大きなゴミをほうきで集め、ゴミ袋へ入れましょう。
画像提供:おそうじ本舗
続いて、排水口へ流れ込まないように注意しながら、細かな砂やゴミを掃き取ります。
取り切れない分は、濡らして小さくちぎった新聞紙やキッチンペーパーを使うと効率的です。
濡らした紙に砂やゴミを付着させ、紙片を残さずほうきで回収してください。
枯れ葉やホコリが乾いているほうが掃除しやすいため、天気のよい日が向いているそうです。
排水管の内部へ手や器具を入れず、見えない部分の詰まりは無理に取り除かないでください。
画像提供:おそうじ本舗
黒ずみやコケを強くこすると、床材を傷つけたり、防水層を剥がしたりするおそれがあります。
水や高圧洗浄機を使う前に管理規約を確認
集合住宅で水や高圧洗浄機を使って掃除する場合は、事前に管理規約を確認しましょう。
国土交通省では、バルコニーを共用部分のうち、特定の区分所有者が排他的に使用できる場所として例示しています。
ただし、専用使用できる範囲や利用ルールはマンションごとに異なるため、自由に水を使えるとは限りません。
特に高圧洗浄機は、規約によって使用が禁止されている場合があります。
また、噴射した水が階下や隣の住戸へ飛び、トラブルにつながる可能性にも注意が必要です。
画像提供:おそうじ本舗
周囲への影響を防ぐためにも、薬剤を排水口へ流す作業はできる限り避けましょう。
流れが改善しなければ管理会社やプロへ
表面のゴミを取り除いても排水の流れが改善しない場合は、自分での作業をやめてください。
排水管の内部や、地中で雨水を受ける『雨水ます』が詰まっている可能性もあるそうです。
こうした場所の清掃には専用の機材や知識が必要なため、手や器具を入れて対処しないようにしましょう。
画像提供:おそうじ本舗
集合住宅では、管理規約や物件の案内で指定された、管理会社、管理組合、貸主などの窓口へ相談します。
水たまりが室内へ入りそうな時や、階下または室内への漏水、防水層の異常が見られる時も、早めに連絡してください。
戸建て住宅でも、排水口周りの掃除で改善しない場合は、専門業者へ相談しましょう。
日頃の掃除で詰まりを防ぐ
次の大雨に備えるには、枯れ葉や砂ホコリをためず、普段から取り除くことが基本です。
集合住宅の場合、自分で行う掃除は、排水口周りの表面までと覚えておきましょう。
排水の流れが悪い場合や防水層の異常を見つけた場合は、排水管の奥に触れず、適切な窓口へ相談してください。
[文・構成・取材/ブリジア]