ごちゃつく玄関にサヨナラ! 『仕組み』で解決する片づけのコツ【整理収納アドバイザーが解説】
公開: 更新:

※写真はイメージ
取材協力整理収納アドバイザー1級
つだゆかり
小学校でのお片付け授業や、公民館・子育て支援センターで登壇経験あり。
現在、月に1回自宅セミナー(対面・オンライン可)を開催しており、ほかにもお片づけ・書類整理サポートも実施中。
LUIS FIELD
株式会社LUIS FIELDは、元警察官の代表が、皆様の人生が今よりも少し豊かになる情報をお届けしたいという想いから立ち上げた会社です。
日本各地にさまざまな人生経験を持つライターが所属し、多様なメディア様で活動でさせていただいております。
『grape』では、主にライフハック記事を中心に制作し、読みやすく分かりやすい記事をお届けします。

「まだ空間あるのに靴が置けない」を解決! 100均『ディッシュラック』の意外な使い道子供靴をシューズクローゼットに並べると、靴の上に中途半端な空間ができて「もったいない」と感じることはありませんか。本記事では、100円ショップのアイテムを活用し、靴を置けるスペースを増やす収納アイディアを紹介します。

玄関の収納場所、まだ残ってる! 整理のプロが教える見落としがちなスペース本記事では、玄関の収納が足りないときに活用したいデッドスペースと、活用時の注意点について、専門家への取材のもと解説しています。






靴だけでなく、家の内外で使うものが集まりやすい玄関。
「玄関に置いておけば便利」とはいえ、気づけばさまざまなものが置きっぱなしになってはいないでしょうか。
家族に「きちんと片づけて!」と言いたくなる時もあるかもしれません。
※写真はイメージ
しかし、玄関にものが置きっぱなしになる原因は、家族の性格や片づけへの意識ではなく、『収納の仕組み』にある場合があるそうです。
「なんでここに置きたくなる?」を考える
そこで、整理収納アドバイザーとして活動する、つだゆかりさんに玄関が散らかりにくい『定位置』の決め方をうかがいました。
――玄関にものが置きっぱなしになりやすいのは、なぜなのでしょうか。
玄関は、傘や帽子、バッグ、子供の外遊び用品など、家の内外で使うものが集まりやすい場所です。
置きっぱなしになるのは、片づけていないからとは限りません。
戻す場所が決まっていなかったり、収納場所が使う場所から遠かったり、高くて手が届きにくかったりと、『戻しにくい仕組み』が原因の場合もあります。
「どうして片づけないのだろう」と考えるのではなく、「どうしてここに置きたくなるのだろう」と考え、収納の仕組みを見直してみましょう。
では、使ったものを自然に戻せる『定位置』は、どのように決めればいいのでしょうか。
――傘や帽子、エコバッグなど、玄関に置くものの定位置を決めるポイントを教えてください。
定位置は、単に空いている場所ではなく、『誰が、いつ、どこで使うのか』を基準に決めましょう。
例えば、子供の帽子なら、子供が自分で取って戻せる場所。エコバッグなら、出かける時に持ち出しやすく、帰宅後にも戻しやすい場所が適しています。
『使う場所』と『戻す場所』を近づけることがポイントです。
使いにくいと感じた場合は、そのままにせず、暮らしに合わせて定位置を見直しましょう。
また、家族みんなが片づけやすい玄関にするためには、収納方法にもポイントがあるそうです。
――家族が自分で戻しやすい収納にするには、どのような点を意識するといいですか。
大切なのは、使う人が無理なく戻せる高さや収納方法にすることです。
特に子供が使うものは、子供自身で無理なく出し入れできるかを確認しましょう。
蓋や扉を開けたり、ほかのものをよけたりと、動作が増えるほど片づけにくくなります。
『大人から見てきれいな収納』よりも、使う人が自分で戻せる収納を優先しましょう。
ただし、定位置を作ったからといって、玄関になんでも置いてよいわけではありません。
※写真はイメージ
――玄関に置くものを増やしすぎないためには、どうすればいいですか。
「外で使うものだから」と、なんでも玄関に置いていると、ものが増えてしまいます。
定期的に、「今、本当に玄関に置いてあると便利なのか」を見直しましょう。
季節限定で使うものや、使わなくなった外遊び用品、毎日は使わないものなどは、別の場所へ移すのも1つの方法です。
玄関は収納スペースであると同時に、家族が毎日出入りする場所でもあります。必要なものだけを置くことが、すっきりとした状態を保つポイントです。
置きっぱなしになっているものを1つ選ぶ
つださんによると、まずは置きっぱなしになっているものを1つ選び、「なぜここに置いているのか」「本当はどこに戻したいのか」「戻しにくい理由は何か」を考えてみるのがおすすめなのだとか。
家族が片づけてくれないと悩んでいる人は、『片づける人』ではなく『戻しやすい仕組み』に目を向けて、玄関に置くものの定位置を見直してみてはいかがでしょうか。
[文・取材・構成/LUIS FIELD]