使用前に洗うだけでタオル長持ち? 風合いを守るためのコツに「知らなかった」
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- 出典
- 今治謹製






新しいタオルを使い始める時、なんとなく心がワクワクするという人も多いのではないでしょうか。
お気に入りのタオルを長持ちさせるためにも、まずは一度洗濯するのがおすすめです。
使用前に洗濯するべき理由やその方法について、スタイレム瀧定大阪株式会社が展開している今治タオルブランド『今治謹製』のウェブサイトより詳しく解説します。
新品のタオルをまず洗うべき理由とは?
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新しいタオルをおろす時、まず洗濯するべきかどうかで悩む人も多いでしょう。「汚れていないはずのタオルをわざわざ洗うのは面倒…」と感じてしまいがちです。
吸水力を高めるために洗濯が必要といわれていますが、それ以外にも理由はあります。
使い始める前のひと手間が、タオルへのダメージを予防してくれます。パイルを守るための工夫に、「なるほど」と思う人も多いのではないでしょうか。
新品のタオルを洗うのは汚れを落とすためではないため、洗剤を使う必要はありません。それよりも、タオルだけをたっぷりの水で泳がせるようにして洗うのがコツ。
節水モードがあっても、あえて設定しないよう注意してください。
そのほかのポイントは?
今治謹製は新品のタオルを洗う時のコツとして、ウェブサイトで以下の2点も伝えています。
・くず切りネットを使うこと。
・干す前にタオルを振りさばくこと。
新品のタオルを洗う時に、どうしても気になるのが毛羽落ちです。小さな糸くずが水中を浮遊すれば、そのほかの洗濯物にも付着しやすくなるでしょう。
くず切りネットを使えば、こうした毛羽をうまく回収できます。
今治謹製がウェブサイト上で特におすすめしているのは、吸盤型のくず切りネットです。
洗濯物にまぎれず、水面に近い場所を漂いながら、効率よく糸くずを回収してくれるでしょう。
また干す前にタオルを振りさばくことで、倒れたパイルを起こす効果が期待できます。乾いた時に、ふわふわとした感触に仕上がるでしょう。
10~20回ほど振るようにすると、パイルがしっかり起き上がります。
タオルを洗う時のNGポイント
タオルをフワフワに仕上げるために柔軟剤を使用する人も多いですが、パイル抜けや吸水力低下の原因になる可能性も。
普段は使用せず、ゴワゴワ感が気になり始めたタイミングでのみ使用するのがおすすめです。
またタンブラー乾燥も、タオル生地を傷める原因になるそう。寿命を延ばすためには、できるだけ避けたほうがよいでしょう。
新品のタオルを洗うのには、きちんとした理由があります。面倒くさがらずに、しっかりとお手入れしてみてください。
タオルのボリュームやフワフワ感が長持ちすれば、交換頻度は少なくなります。使用前のひと手間で、節約にもつながりそうですね。
[文・構成/grape編集部]