妻の愛が奇跡を呼んだ! 86歳の発明家が作った洗濯物の生乾きを消すグッズ
公開: 更新:
鮭の切り身、どうやって選んでる? 解説に「覚えたほうがいい」「迷ってた」鮭を切ってできた切り身という点は同じですが、『弓型』と『半月型』では適した料理や味わいが全然違うのだとか。『離乳食・幼児食コーディネーター』の資格を持ち、2児の母親である、ゆき(@yuki_rinyusyoku)さんは、Xに鮭の切り身についての解説を投稿しました。
スウェットの概念が変わる? ユニクロの『高見えパンツ』に「ほぼ毎日着てる」「すべて好き」2023年9月から展開が始まった、ファッションブランド『ユニクロ』の新しいコレクション『UNIQLO : C(ユニクロシー)』。 2024年9月6日に販売を開始し、SNSで話題となった人気アイテム『スウェットワイドパンツ』をご紹介します!
筆者の家には幼い子供が3人いて、1日中洗濯機がまわりっぱなしです。
晴れの日はいいのですが、雨の日になると困ってしまうのが、生乾きのあの嫌な臭い…。
外に干せば臭いも気にならないし、日光に含まれる紫外線の殺菌効果があっていいのですが、雨の時期は外に干したくても干せませんよね。
そんな時にテレビで偶然見つけたのが、『クリーンボール』という洗濯グッズ。
洗濯機に入れるだけで99.9%除菌して、部屋干ししても洗濯物が臭わなくなるアイテムだというので、実際に購入して使ってみました。
パッケージには『洗濯物が臭わなくなるだけでなく、洗濯物のシワ減少、洗濯時の絡み防止』などの効果があると書いてあります。
メンテナンスも簡単で、使い終わったら洗濯槽に入れっぱなしでもいいのだとか。
商品は水色のゴム製本体に、イボイボが付いているのが特徴です。内部には、金属の銅が入っているとのこと。
ちなみに、サイズは大小2種類あります。小さいサイズは一人暮らしや小世帯向きで、大きいサイズは家族の洗濯物をまとめて洗いたい時におすすめですよ。
洗濯物がたまっていたので、早速大きいサイズのほうを使ってみましょう。
洗濯物を洗濯槽に入れたら、いつもと同じように洗剤や柔軟仕上げ剤などを入れ、最後にクリーンボールを投入!
「あまりに簡単すぎる…」と若干不安になる筆者。たったこれだけで、本当に効果があるのでしょうか。
洗い終わりました。洗濯槽から洗濯物を取り出してみると…衣類がいつもより絡まっていません!
洗濯物を1つずつ取り出しやすいですし、絡まっていない分シワもあまりついていない様子に思わず感動!
部屋干しして臭いを確かめる前に、早速『クリーンボール』の効果を感じられました。
その後、洗濯物を室内に干してみたところ、本当に臭いも軽減されています。
さらに、この便利グッズ『クリーンボール』を開発したのが、なんと86歳の男性だというのだから驚きです。
発明したのは、守屋伯一さん。本商品の開発秘話をうかがってみましょう。
(本人提供)一般社団法人発明学会で開催された発明コンクール会場で、クリーンボールの試作品を販売する守屋さん(写真左)と妻。
洗濯物の生乾き臭に悩んでいた妻のために…
――『クリーンボール』を作ろうと思ったきっかけは?
妻が洗濯物を室内に干していた時、生乾きの臭いに困っていると聞いたのがきっかけです。
その後、発明関連の勉強会で銅の専門家の講演を聞いて、銅に殺菌効果があることを学びました。その時、「洗濯の時に銅を入れたらよいのでは」と思って、試してみたのがきっかけです。
――試した結果は?
ウソのように嫌な臭いがなくなりました。最初は、洗濯ボールの中に銅を入れるアイディアを思い付き、子供用のゴムボールの中に銅を入れて、いろいろな試作品を作ってみました。
――商品を開発して嬉しかったことは?
臭くならないのは体感していましたが、本当に悪臭の原因となる細菌に効果があるのか、効果を研究機関に依頼したところ、ちゃんと効果が数値で確認できた点です。
洗う前の洗濯槽の水と、洗った後の水、両方の水に含まれる細菌の数を調べたら、61万個あった細菌が、たった68個になっていました。
ちゃんと結果が出るかとても不安でしたが、この結果は本当に嬉しかったです!
パッケージには(財)日本食品分析センターに依頼した分析試験成績書が掲載。細菌数の減少を確認できる。
悩める妻のために発明した愛妻家・守屋さんの発明品。天候に関係なく、室内に洗濯物を干す人の救世主になりそうですね!
[文/キジカク・構成/grape編集部]