夏のサンダル、丸洗いして大丈夫? 素材別の洗い方を靴のプロに聞いた
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素足で履くことの多いサンダル。
黒ずみやニオイが気になるものの「洗っていいのか分からない」と迷う人も多いのではないでしょうか。
本記事では、一足ずつ手洗いする靴の宅配クリーニング『くつリネット』に、サンダルを素材別に手入れするコツを聞きました。
洗えるかどうかの判断基準
丸洗いできるかを分ける一番のポイントは、素材の種類より『劣化の有無』です。
合皮や生地、革、ゴムなどを組み合わせたサンダルも、経年劣化や破損がなければ、多くは丸洗いできます。まずは傷んでいないかを確認しましょう。
撮影:grapeライフハック編集部
サンダルを傷めないためには、洗剤選びも大切です。
おすすめは、分解力が強くなく素材を傷めにくい弱酸性の洗剤で、ゴム素材などには中性洗剤も使えます。
一方、アルカリ性の洗剤は分解力が強く色落ちしやすいうえ、成分が残ると日光で黄ばみの原因にもなるため、避けたほうがよいでしょう。
素材別の洗い方
『革は水洗いできない』と思われがちですが、合成皮革も天然皮革も、劣化がなければ基本的に水洗いできるそうです。
劣化や破損があって水洗いを避けたい時は、30〜40℃ほどのぬるま湯に弱酸性か中性の洗剤を軽く溶かし、絞ったタオルで拭き取ります。
ポイントは、こすらないことです。やさしく叩くように拭き、その後は風の通る場所で陰干ししてください。
特に合成皮革は、見た目がきれいでも内部で劣化していることがあるため、見落としに注意しましょう。
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革製品以外では、軽くて水に強いスポンジ状の樹脂『EVA』や、ラバー、布のサンダルも洗えます。
弱酸性の洗剤で、やわらかいスポンジやブラシを使ってやさしく洗いましょう。
ただし、弱酸性洗剤であっても色柄の生地は色落ちのおそれがあるため、注意してください。
黒ずみやニオイ、乾かし方と日頃のケア
夏のサンダルの黒ずみは、基本的に弱酸性洗剤を使った丸洗いで落とします。
ただし、汚れの種類や素材によって方法は異なるため、事前に確認するようにしましょう。
また、サンダルのニオイを引き起こす原因の1つである『起因臭(汗や皮脂による雑菌の繁殖臭)』は、丸洗い後の湿度に気を配ることで対策できます。
丸洗い後に乾かす時は、陰干しで自然乾燥させてください。
靴の多くは接着剤が使われ、50℃以上で溶けることもあるため、ドライヤーや直射日光などの熱乾燥は避けましょう。
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これらを踏まえ、日頃のケアで一番大切なのが湿度管理といえます。
湿度が高いとカビの原因になるため、乾燥を意識し、近くに除湿剤を置くのもおすすめです。
なお、SNSで見かける手入れ方法には誤った情報もあり、状態によっては元に戻せなくなることもあるため注意しましょう。
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劣化や破損がなければ、丸洗いできる夏のサンダルは多いようです。劣化していれば、拭き取りでやさしくケアしましょう。
こうした見分け方が、お気に入りの一足を長く楽しむポイントです。
判断に迷う時や大切な一足の時は、無理をせず専門店に相談してみてください。
[文・取材/ブリジア 構成/grape編集部]