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最愛の夫を亡くした平野レミを救った、上野樹里の行動にグッとくる

By - grape編集部  公開:  更新:

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お笑いコンビ『麒麟』の川島明さんがパーソナリティを務める、ラジオ番組『SUBARU Wonderful Journey 〜土曜日のエウレカ〜』(TOKYO FM)。

2021年12月4日の放送回には、料理愛好家やシャンソン歌手として知られる、平野レミさんがゲスト出演しました。

平野さんが番組の中で語った、イラストレーターで夫の和田誠さんが亡くなった後のエピソードが、多くの人の心を揺さぶっています。

最愛の夫を失った平野レミに、上野樹里が…

平野さんは、夫を失った当初、心の支えがなくなり、さびしさを抱えていました。つらい日々の中で、タレントの黒柳徹子さんにいわれたひと言が、心に残っていたといいます。

黒柳さんからかけてもらった言葉を大事にしながらも、そこに含まれた意図をうまくつかめずにいたという、平野さん。

そこで、平野さんの息子であり、ロックバンド『TRICERATOPS』の和田唱さんの妻である、俳優の上野樹里さんに相談をします。

悩んでいた平野さんに対し、上野さんは、次のような振る舞いを見せたのです。

私がさ、和田さんが亡くなっちゃって、心の支えがなくなっちゃって「さびしいよ、さびしいよ」っていってたの。

そしたら黒柳徹子さんが「愛し、愛されたことを、レミちゃんが持っていればいいじゃない」っていったんだけど、つかみどころがなくて。

「つかめないじゃん」って思って、それを樹里ちゃんにいったの。

上野樹里に「私なんかね、つかみどころがなくて」っていったら、(上野さんが)「唱さん、手を出して」っていったの。

「レミさんも手を出して。で、唱さん、手をグッと握って。レミさんの手を握って」っていったの。

それで、私の手をうちの唱がグッて握ってくれたの。その時に、なんか私は「ああ、ここに和田さんが半分入っていった」って思ったの。

SUBARU Wonderful Journey 〜土曜日のエウレカ〜 ーより引用

夫との別れとうまく向き合えずに苦しんでいた平野さんに、上野さんは息子さんと手を握り合うことを提案。

平野さんは、息子さんと手を握ったことがキッカケで「胸のつかえがストンと取れた」といいます。

平野さんと上野さんのやり取りに、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。

・ラジオを聴きながら、涙がこぼれた。

・平野さんは、本当に和田さんのことが大好きだったんだなあ。

・平野さんの、亡き夫に対する気持ちが、世界一素敵だと思う。

亡き夫のことを、とても愛している平野さん。番組では、川島さんに対し「生まれ変わっても夫とまた結婚したい。今度は私が先に死んで、残された側がどんなにさびしいかを知ってほしい」と語っていました。

最愛の人を失う悲しみや苦しみは、言葉で表せられるものではありません。

しかし、すべてを失ったように見えても、変わらずに続いていくものや、愛した記憶は残ります。


[文・構成/grape編集部]

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出典
SUBARU Wonderful Journey 〜土曜日のエウレカ〜

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