コンビニに捨てられた5匹の子犬 写真に喜びの声が上がったワケは?
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アメリカでは、クリスマスは祝日です。しかし、警察官やコンビニエンスストアの店員など、祝日も休みなく仕事をしている人たちもいます。
オクラホマ州のタルサ警察に勤務する4人の警察官も、2021年12月25日は市民の安全を守るために働いていました。
コンビニエンスストアに置き去りにされたのは…?
クリスマスの日、コンビニエンスストア『クイックトリップ』の店員であるケイランさんが出勤すると、店内に不審なダッフルバッグが置いてあったのだとか。
バッグはファスナーが閉まっていて、中に何が入っているのかは見えませんでした。
ケイランさんはすぐに警察に通報。まもなく、4人の警察官が店に駆け付けました。
そして警察官たちがバッグを開けると…出てきたのは5匹の子犬。
おそらく子犬たちを育てられない事情がある人が、すぐに見つけてもらえるように、店の中に置いていったのでしょう。
しかも、この日はクリスマス。アメリカに住む多くの人にとって、特別なお祝いの日です。
こんな日に捨てられた、かわいそうな子犬たち。ところが、思わぬ展開になります。
なんと4人の警察官が、子犬を1匹ずつ引き取ることにしたのです!
残った1匹は、『クイックトリップ』の店員が里親になることが決まり、あっという間に5匹全員に家族ができました。
タルサ警察がFacebookにこの出来事について投稿すると、1万件を超える『いいね』と喜びの声が上がりました。
・なんていい話だ!警察官のみなさん、ありがとう。
・捨てた人は許せないけど、ハッピーエンドでよかった。
・この子犬たちは、間違いなく幸せになれるね。
4人の警察官は誰一人、子犬を動物管理局に預けようとせず、全員がその場で迷うことなく里親になると決めたのだとか。
1匹を引き取ったジェイコブ・コルドバ巡査は、海外メディア『FOX23』の取材で、「子犬を迎える予定はなかったですが、こういうことになってとても嬉しいですよ」と語っています。
クリスマスの日に捨てられたと思ったら、すぐに子犬全員に家族ができるなんて、これ以上のハッピーエンドはありませんよね。
5匹を引き取った警察官と店員にとっても、きっと思いがけないクリスマスプレゼントになったことでしょう!
[文・構成/grape編集部]