ホームレスの男性にお金をあげようとしたら、笑顔が消えた その驚くべき理由は
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ダイソーのイヤホンを見た客 既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
「噛まれたら指が折れる?」 飼育員の回答に「最後の一文にゾッ」「笑えないけど笑った」ウミガメの保護施設が併設されている道の駅『紀宝町ウミガメ公園』。寄せられた「カメに噛まれたら、指が折れますか?どうすれば離してくれますか?」という質問に回答しました。
中東のレバノンで活動する、動画クリエイター『Plan LB』。
2人の青年が始めた『Plan LB』は、レバノンで暮らすホームレスの人たちに、サプライズで食事や現金をプレゼントしています。
現金を差し出されたホームレスの男性が?
2022年3月上旬、『Plan LB』のメンバーは橋の下で暮らしている、ある男性と出会いました。
男性の名前はムニルさん。メンバーたちは、食事中のムニルさんに現金の入った封筒を渡します。
受け取ったお金を見たムニルさんは目に涙を浮かべ、何度もお礼をいって「一緒に食べないかい」とメンバーを誘いました。
そんなムニルさんは、『Plan LB』のメンバーにとって、印象的だったのでしょう。
数週間後、彼らは再びムニルさんを訪ねます。するとムニルさんも、彼らのことを覚えていました。
そしてまたお金を渡すと、ムニルさんは笑顔で受け取った後、感極まって涙を流します。
その数日後、メンバーはまたムニルさんの元へ。動画の視聴者から送られてきた支援金を彼に渡そうとしたのです。
すると、お金を見たとたん、ムニルさんから笑顔が消えます。その理由は…こちらをご覧ください。
メンバーが差し出したのは、100万レバノン・ポンド(約8万5千円)。
路上生活をしているムニルさんにとっては、きっと喉から手が出るほどの大金のはず。
しかしムニルさんは、「きっともっと必要な人がいるよ。家族とか、俺よりもっと貧しい人とか、親のいない子供たちとか…」といい、お金を受け取ろうとしなかったのです。
メンバーは「このお金は『あなた』のためのものです。受け取ってください」と、なんとか彼を説得して手渡しました。
すると今度はこの動画を見た人たちから、さらに多くの寄付金が寄せられます。
そして2週間後、メンバーがムニルさんを連れて向かった場所は…。
到着したのはムニルさんの家。なんと動画の視聴者からの支援金で、彼に家具付きのアパートを借りてあげることができたのです。
「これでいつでもシャワーが浴びられる。今まで橋の下で砂やほこりまみれだったんだ」と笑顔があふれるムニルさん。
それでもまだ「俺よりももっと、この生活がふさわしい人たちがいるよ」と話す彼に、メンバーは「泣かないで。大好きだよ、ムニルおじさん」とハグしました。
これらの動画には「なんて純粋なハートの持ち主だ」「もらい泣きしてしまった」「彼はお金持ちではないが、心は貧しくないんだよ」などの声が上がっています。
なお、ムニルさんの向こう1年間の生活費は『Plan LB』のメンバーが支援するそう。
その間に、彼が仕事を見つけて社会復帰できればいいですね。
自分もお金が必要なのに、「もっと必要な人がいるはず」と他者への思いやりを見せたムニルさん。
彼の謙虚さと優しさから、私たちは大切なことを教えてもらった気がします。
[文・構成/grape編集部]