事故で割れた大量のスイカに喜んだのは? 「みんな嬉しそう」「天国だね」
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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夏はイベントの季節。2022年7月、アメリカのルイジアナ州では恒例のスイカ祭りが開催されました。
ところが、スイカ祭りの会場にスイカを運んでいた車が、事故を起こしてしまいます。
ウェブメディア『The Dodo』によると、ちょうど雨が降った後の路面は濡れていて、滑りやすくなっていたそうです。
そこでタイヤがスリップして、スイカを積んだトラックと別の車が衝突。
幸い、ケガ人はいませんでしたが、荷台に積んでいた大量のスイカとメロンが道路に落ちて割れてしまいました。
事故現場のそばを、スイカ祭りに参加したレスリー・グリーンさんが車で通りかかります。
彼女は停車して、「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかけました。
その場にいた全員の無事を確認したレスリーさんは、道路に散乱したスイカを見て、あることを思い付きます。
「このスイカを動物たちにあげたら喜ぶだろうな」
野生動物の保護活動をしている彼女は、トラックの運転手に「割れたスイカとメロンを捨てるなら、野生動物たちのために分けていただけませんか?」と聞いてみました。
数分後、スイカを運んでいた農産物会社のオーナーであるアンソニーさんがやってきて、快くフルーツを譲ってくれたのです。
レスリーさんはその場にいた人たちと協力して、割れたフルーツを車に積み込み、急いで帰宅。
そして早速、動物たちに新鮮なフルーツを配りました。
みずみずしいスイカを夢中でほおばるビーバーたち。見ているだけで幸せな気持ちになりますね。
ほかにもアライグマやキツネ、ロバなども、おいしいスイカやメロンを楽しみました。
レスリーさんがFacebookに投稿した動画には「みんな嬉しそう!」「事故は残念だけど、動物たちにとっては天国だね」などの声が上がっています。
今回の出来事をきっかけに、アンソニーさんは将来、もっとおいしい果物を動物たちに寄付してくれることになったのだとか!
これで動物たちはまた、新鮮なフルーツを満喫できそうです。
不運な事故で割れてしまったスイカが無駄にならず、動物たちに喜んでもらえてよかったですね!
[文・構成/grape編集部]