線路内に侵入した『撮り鉄』4人が書類送検 ネット上では疑問と怒りの声
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※写真はイメージ

弁護士「禁止する法律はありません、しかし…」 意外と知らない交通違反とは本記事では、意外と知られていないサンダルでの運転について、違反になり得るケースやサンダルの種類について、解説しています。

キャンプ場に掲示された貼り紙 その内容が?「洒落にならない」富山市にある標高約2300メートルの『薬師峠キャンプ場』が2025年8月20日、突如閉鎖となりました。富山県警察山岳警備隊(@toyama_sangaku)がXに投稿した、閉鎖理由を伝える貼り紙が、多くの人を震え上がらせました。
- 出典
- 産経ニュース
転落や列車との接触事故などを防ぐべく、駅のホームにホームドアが設けられたり、踏切が設置されたりなど、さまざまな防止策が講じられています。
鉄道関係者たちは、不慮の事故を起こさぬよう安全対策を徹底し、人々を無事に目的地へと運んでくれるのです。
一方で、線路内に侵入し、人物や電車の写真を撮影するといった、一部の人たちによる危険行為が報告されています。
『撮り鉄』4人が書類送検へ
2023年1月20日頃、静岡県長泉町の黄瀬川橋梁(きせがわきょうりょう)の線路付近に、男性4人が立ち入る事件が発生しました。
4人はいずれも、鉄道の写真や動画を撮影して楽しむ『撮り鉄』で、鉄道車両の形式『JR東海373系電車』を撮影すべく、線路内に侵入した疑いがもたれています。
今回4人が立ち入った場所は、東海道線の列車と富士山が撮影できる、全国的に有名な撮影スポットだったとか。
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『JR東海373系電車』が廃車になるという噂を聞き、現場に来たといいます。
産経ニュースによると、「いい写真を撮るためだった」と容疑を認めているとのことです。
今回の件を受け、静岡県警裾野署は同月8日、鉄道営業法違反の疑いで、4人を書類送検しました。
一連の報道に、ネット上では疑問や怒りの声が上がっています。
・そもそも「いい写真」ってなんなのだろう。ルールを破って法を犯さないと撮れない写真なの?
・『撮り鉄』のイメージが悪くなる…。マナーがいい人もたくさんいるのに、かわいそう。
・撮りたい気持ちは分かるけど、禁止された場所に立ち入ってまで撮影するのはよくないと思う。
『撮り鉄』に限らず、一部の人のマナーに反した行動で、該当するコミュニティ全体のイメージが悪くなるもの。
周囲の人や感情の波に流されず、一歩引いて自分を客観視してから、行動に移すことが重要でしょう。
また、こうした危険行為が繰り返されないよう、一人ひとりがマナーについて考え、周りの人に声を掛け合うことが大切です。
[文・構成/grape編集部]